ゴルフでキャディの賞金の取り分は?年収はいくらになる?

最近のゴルフ界では、選手だけでなく、キャディも話題になることが多くなってきたように思います。

賞金王など活躍しているプロの専属キャディともなれば、脚光を浴びることもありますし、賞金の何%かを受け取ることができます。

稼いでいるキャディの中には、あまり稼げていない選手の年収よりも上という話もよく聞きます。

ゴルフでキャディの賞金の取り分は、いくらぐらいなのでしょうか?

今回は、ゴルフでキャディの賞金の取り分や年収はいくらになるのか、などを見ていきます。

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ゴルフのキャディの賞金の取り分

ゴルフでは、プロゴルファーの場合は試合で順位が確定すれば賞金がいくらなのかすぐにわかりますが、キャディの場合はその賞金からいったいいくらもらっているのか、いわゆる取り分はどれぐらいなのか公開はされていません。

それだけにキャディの賞金の取り分がどれぐらいなのかは気になるところです。

一口にキャディといってもトーナメントのキャディには、プロキャディとハウスキャディの2種類があります。

賞金の取り分が多いのはもちろんプロキャディですが、ハウスキャディとの違いも含めて見ていきましょう。

キャディの賞金の取り分~プロキャディ(専属・帯同キャディ)の場合

プロの選手と個人的に契約を結んでいるキャディが、プロキャディです。

他に専属キャディや帯同キャディとも呼ばれています。

契約の形態はさまざまで、1試合ごとだったり、年間契約だったり、はたまたプロとの相性次第では途中で解雇ということもあり得ます。

プロキャディ(専属・帯同キャディ)は、基本給が10万円~12万円くらいで、移動費・ホテル代・食事代など諸々の経費が含まれ、予選を通過するしないにかかわらず支払われます。

逆に言うと、予選落ちした場合は基本給のみが支給されることになります。

予選通過した場合は、出来高として順位に応じて取り分が決まります。

選手やキャディによって違いはありますが、優勝で賞金の10%、トップ10で7%、予選通過で5%の割合がキャディの取り分になります。

わかりやすく整理すると、

・優勝した場合 ⇒ 基本給+賞金の10%(4,000万円なら400万円)

・トップ10 ⇒ 基本給+賞金の7%

・予選通過 ⇒ 基本給+賞金の5%

・予選落ち ⇒ 基本給のみ

が、キャディの取り分となります。

キャディの賞金の取り分~ハウスキャディの場合

選手は、プロキャディ(専属・帯同キャディ)以外にもハウスキャディにバッグをかついでもらうこともあります。

ハウスキャディとは、そのトーナメントを開催するゴルフ場のキャディさんのことです。

プロキャディ(専属・帯同キャディ)を連れて行かない場合、選手は事前にJGTOやLPGAを通して、ゴルフ場にハウスキャディの紹介を申し込みます。

ハウスキャディの賞金の取り分は、基本的に通常のキャディフィのみで、あとは特に決まりがあるわけではなく選手の気持ち(お礼)次第となります。

この選手の気持ち(お礼)がいくらになるのかは、優勝した場合は同じく賞金の10%ぐらいが受け取れるという話や20~30万円くらいという話もありますが、大きな大会で50~100万円位が相場とかさまざまです。

選手がハウスキャディを起用する理由は、主にふたつあり、一番はやはり金銭面で出費が抑えられるという点が大きいです。

もうひとつの理由が、ハウスキャディはコースをよく知っているということです。

選手の中には同じトーナメントで何年も同じハウスキャディを起用するというケースもあります。

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キャディの年収はいくら?

ゴルフのキャディの賞金の取り分がいくらぐらいなのかは、わかりました。

では、キャディの年収というといくらぐらいなのでしょうか?

プロキャディ(専属・帯同キャディ)を例に見ていきましょう。

トーナメントが月に4試合、年9か月として考えると、基本給のみの場合、1試合あたり10万円ですから月の収入は40万円で年収は360万円ということになります。

10万円(1試合)×4試合(月)×9か月=360万円(すべて予選落ちした場合の年収)

これは極端な例で、あくまでもすべて予選落ちした場合のキャディの年収です。

では、選手がトップ10には入れなかったもののすべての試合で予選を通過した場合のキャディの年収がどれくらいかを考えてみましょう。

選手が予選通過をすると獲得賞金の5%がキャディの取り分となります。

選手の年間獲得賞金額が3,000万円とすると、

360万円(基本給)+150万円(3,000万円×0.05%)=510万円(すべて予選通過した場合の年収)

これは予選通過した選手のバッグをかついだ場合の最低限の年収であり、トップ10に入ったり優勝すればキャディの取り分はさらに跳ね上がり年収も1,000万円以上になります。

当たり前のことですが、キャディの年収はいかにかついだ選手が上位に入るかによって決まります。

キャディの賞金の取り分と現実

華やかなゴルフ・トーナメントの世界で、キャディという仕事は選手をサポートして活躍した分だけ取り分も多くなるというやりがいがある反面、体力も必要で精神的にもきつく、見た目よりもしんどい仕事です。

重いゴルフバッグをかつぎ、距離の歩測や風のジャッジ、グリーンのライン読みをし、コースマネジメントのサポートをしながら、なおかつ、プロの気持ちを読み取って行動をするのは、なかなかに大変なことです。

予選通過がほとんどできない選手のバッグをかついてしまえばほとんど食べるだけで精一杯で、稼げる選手につけば1,000万円を超えます。

このように強い選手につくかどうかで、キャディの取り分も決まります。

では、どうやって強い選手につくことができるのでしょうか?

それは選手などの紹介と評判しかないようです。

ある選手のバッグをかついで気に入ってもらい、その選手が結果を出して賞金を稼ぐようになれば、そのキャディにもいい評判がたちます。

そしてその選手の紹介で他の強い選手から依頼がくるようになれば、しめたものです。

狭い世界なので評判が評判を呼び、また別の選手からも依頼がきて、単発の契約から複数試合の契約や年間契約と契約形態も大きくなっていきます。

このようにキャディの賞金の取り分と現実のバランスは、キャディの実力以外にも運や人間力も大きく関係してくるようです。

まとめ

今回は、ゴルフでキャディの賞金の取り分や年収はいくらになるのか、などを見てきました。

プロキャディ(専属・帯同キャディ)は、基本給が10万円~12万円くらいで、移動費・ホテル代・食事代など諸々の経費が含まれ、他に優勝で賞金の10%、トップ10で7%、予選通過で5%の割合がキャディの取り分になります。

ハウスキャディの賞金の取り分は、基本的に通常のキャディフィのみで、あとは選手の気持ち(お礼)次第です。

プロキャディの年収は、すべて予選落ちした場合は基本給のみの約360万円でこれが最低限の年収となり、予選通過した場合はこれに順位に応じた出来高が加わります。

キャディの仕事は重いゴルフバッグをかつぐだけでなく、距離の歩測や風のジャッジ、グリーンのライン読みなど多岐に渡ります。

運命は選手とともにあるともいえて、決して楽な職業ではないでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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