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WGCデルテクノロジーズマッチプレーのルールと賞金は?歴代優勝者も

世界ゴルフ選手権(WGC)第3戦となるWGCデルテクノロジーズマッチプレーは、今では珍しいマッチプレーのルールで開催されます。

通常のストロークプレーと異なり、1対1の勝負がいつもと違った新鮮な雰囲気を感じさせてくれます。

そんなWGCデルテクノロジーズマッチプレーですが、ルールと賞金はどうなっているのでしょうか?

今回は、WGCデルテクノロジーズマッチプレーのルールと賞金、歴代優勝者などについて見ていきます。

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WGCデルテクノロジーズマッチプレーのルール

WGCデルテクノロジーズマッチプレーのルールは、64人の出場選手のマッチプレー方式で、18ホールで決着がつかない場合はサドンデスで決着をつけることになります。

通常のストロークプレーとは異なり、1ホールごとに勝ち負けを争い、より多くのホールで勝利を収めた選手の勝ちというルールです。

組み合わせは、64人の出場選手が各4人ずつで16のグループに分かれますが、分け方は各グループに世界ランク1位から16位から1名、17位から32位から1名、33位から48位から1名、49位から64位から1名が抽選によって選ばれます。

競技は5日間で、1日目から3日目までは各グループで総当たりの予選(リーグ戦)が行われ、各組で1位となった選手16名が4日目から行われる決勝トーナメントに進出することになります。

4日目以降はトーナメント形式で、4日目にベスト16と準々決勝、最終日に準決勝と決勝、3位決定戦が行われます。

WGCデルテクノロジーズマッチプレーのスケジュール(競技日程)
1日目:総当たりマッチ・グループ第1試合
2日目:総当たりマッチ・グループ第2試合
3日目:総当たりマッチ・グループ第3試合
4日目:決勝トーナメント(午前:ベスト16、午後:ベスト8)
最終日:決勝トーナメント(午前:準決勝、午後:決勝・3位決定戦)

ストロークプレーと違い勝負がつけば必ずしも18ホールをプレーしなければならないルールではありませんが、勝ち進むほどマッチ数も増えてスタミナとともに精神力も要求されるのがマッチプレーの厳しさといえます。

WGCデルテクノロジーズマッチプレーの出場資格

デルテクノロジーズマッチプレーは世界ゴルフ選手権(WGC)の第3戦となります。

出場資格は、世界ランキング64位以内の選手です。

資格者の中から欠場者が出た場合は、65位以下の選手が繰り上げ出場となります。

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WGCデルテクノロジーズマッチプレーの賞金と歴代優勝者

WGCデルテクノロジーズマッチプレーではすべての出場選手が賞金を獲得できるルールとなっています。

これは、選手にとっては大変うれしいことでしょう。

しかも賞金総額・優勝賞金は、1999年の開催以来、高騰を続けています。

歴代優勝者を見ると、波乱が起きやすいマッチプレー形式ですが、やはり実力者が強いようです。

最多優勝回数はタイガー・ウッズ(アメリカ)の3回で、つづいてジェフ・オギルビー(オーストラリア)の2回、連覇記録はタイガー・ウッズ(アメリカ)の2連覇(2003・2004年)のみです。

WGCデルテクノロジーズマッチプレーの歴代優勝者と賞金総額・優勝賞金は、以下の通りです。

WGCデルテクノロジーズマッチプレーの歴代優勝者と賞金総額・優勝賞金
2023年 サム・バーンズ(アメリカ)2,000万ドル(360万ドル)
2022年 スコッティ・シェフラー(アメリカ)1,200万ドル(216万ドル)
2021年 ビリー・ホーシェル(アメリカ)1,050万ドル(182万ドル)
2020年 新型コロナウイルスの影響により中止
2019年 ケビン・キスナー(アメリカ)1,025万ドル(174.5万ドル)
2018年 バッバ・ワトソン(アメリカ)1,000万ドル(170万ドル)
2017年 ダスティン・ジョンソン(アメリカ)975万ドル(166万ドル)
2016年 ジェイソン・デイ(オーストラリア)950万ドル(162万ドル)
2015年 ローリー・マキロイ(北アイルランド)925万ドル(157万ドル)
2014年 ジェイソン・デイ(オーストラリア)900万ドル(153万ドル)
2013年 マット・クーチャー(アメリカ)875万ドル(150万ドル)
2012年 ハンター・メイハン(アメリカ)850万ドル(140万ドル)
2011年 ルーク・ドナルド(イングランド)850万ドル(140万ドル)
2010年 イアン・ポールター(イングランド)850万ドル(140万ドル)
2009年 ジェフ・オギルビー(オーストラリア)850万ドル(140万ドル)
2008年 タイガー・ウッズ(アメリカ)800万ドル(135万ドル)
2007年 ヘンリク・ステンソン(スウェーデン)800万ドル(135万ドル)
2006年 ジェフ・オギルビー(オーストラリア)750万ドル(130万ドル)
2005年 デビッド・トムズ(アメリカ)750万ドル(130万ドル)
2004年 タイガー・ウッズ(アメリカ)700万ドル(120万ドル)
2003年 タイガー・ウッズ(アメリカ)600万ドル(105万ドル)
2002年 ケビン・サザーランド(アメリカ)550万ドル(100万ドル)
2001年 スティーブ・ストリッカー(アメリカ)500万ドル(100万ドル)
2000年 ダレン・クラーク(北アイルランド)500万ドル(100万ドル)
1999年 ジェフ・マガート(アメリカ)500万ドル(100万ドル)

※カッコ内の数字は優勝賞金です。

WGCデルテクノロジーズマッチプレーの開催コース

カリフォルニアでの開催というイメージが強かったWGCデルテクノロジーズマッチプレーですが、近年の開催コースは、2016年からテキサス州のオースティンカントリークラブに定着しています。

1番~9番ホールのアウトコースはオースティン湖が絡んだ設計、10番~18番ホールのインコースは林の中を進む林間コースとなっています。

WGCデルテクノロジーズマッチプレーの開催コースの変遷は、以下の通りです。

WGCデルテクノロジーズマッチプレーの開催コース
2016~2023年 オースティンCC(アメリカ・テキサス州オースティン)
2015年 TPCハーディング・パーク(アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ)
2009~2014年 ザ・ゴルフクラブ・アット・ダブマウンテン(アメリカ・アリゾナ州マラナ)
2007・2008年  ザ・ギャラリーGC(アメリカ・アリゾナ州マラナ)
2002~2006年ラ・コスタ・リゾート&スパ(アメリカ・カリフォルニア州カールスバッド)
2001年 メトロポリタンGC(アメリカ・ビクトリア州)
1999・2000年 ラ・コスタ・リゾート&スパ(アメリカ・カリフォルニア州カールスバッド)

WGCデルテクノロジーズマッチプレーのルールと賞金~まとめ

今回は、WGCデルテクノロジーズマッチプレーのルールと賞金、歴代優勝者などについて見てきました。

WGCデルテクノロジーズマッチプレーのルールはマッチプレーで、1日目から3日目までは各グループで総当たりの予選(リーグ戦)、各組で1位となった選手16名が4日目から行われる決勝トーナメントに進出します。

賞金は高騰を続けており、2023年には賞金総額2,000万ドルに達しています。

波乱含みのマッチプレー形式による大会ですが、歴代優勝者はタイガー・ウッズ(アメリカ)をはじめとする実力者の名前が並んでいます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※ルールなどは2023年3月時点での情報です。

コメント

  1. 松山英樹 より:

    予選で同じポイントとなった場合は?
    ランキング上位者が勝ち抜けということ?

    • コタロー より:

      松山英樹さん、コメントありがとうございます。
      グループステージで同じポイントで終えた場合は、サドンデス(ストロークプレー)のプレーオフになるようです。