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フェデックスカップのポイント配分はどうなってる?歴代年間王者も!

高額賞金で知られるアメリカ男子プロゴルフツアーですが、フェデックスカップは他のツアーとは違った独特のシステムで年間王者が決まります。

賞金ではなくポイントが重要視されるシステムですが、フェデックスカップのポイント配分はどんなシステムになっているのでしょうか?

また、フェデックスカップの歴代年間王者も気になります。

今回は、フェデックスカップのポイント配分はどうなっているのか、また歴代年間王者などについて見ていきます。

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フェデックスカップとは?

フェデックスカップとは、アメリカ男子プロゴルフツアーのそのシーズンの年間王者を決めるシステムです。

年間王者は以前は獲得賞金で決まっていましたが、フェデックスカップにおいては獲得したフェデックスカップ・ポイントで決定します。

フェデックスカップは9月のフォーティネット選手権で開幕し、翌年8月のウィンダム選手権までがレギュラーシーズンとなります。

この、レギュラーシーズンのフェデックスカップ・ポイントランキング上位70名がフェデックスカップ・プレーオフに進みます。

プレーオフは3試合で、さらに獲得ポイントによって絞り込まれ最終戦のツアー選手権の出場選手30名の中から年間王者が決定するというシステムになっています。

フェデックスカップ・プレーオフ
第1戦:フェデックス・セントジュード選手権(70名)
第2戦:BMW選手権(50名)
第3戦:ツアー選手権(30名)

なお、最終戦のツアー選手権ではそれまでのフェデックスカップ・ポイントに応じたハンディキャップ制が採用され30名の出場選手すべてに年間王者のチャンスがあります。

つまり、最終戦のツアー選手権の優勝者=年間王者となるシステムです。

フェデックスカッププレーオフシリーズと最終戦の賞金などに関しては、こちらの記事をご参照下さい↓

フェデックスカッププレーオフシリーズとは?最終戦の賞金なども!
こちらでは、フェデックスカッププレーオフシリーズとは何か、また最終戦の賞金などについてもまとめました。PGA最強ゴルファーを決めるフェデックスカップですがプレーオフシリーズとは何を意味するのでしょうか?最終戦のツアー選手権の賞金やシステムなども!

ツアー選手権のスタート時のスコアは、以下のようになります。

ツアー選手権のスタート時のスコア
1位:-10
2位:-8
3位:-7
4位:-6
5位:-5
6~10位:-4
11~15位:-3
16~20位:-2
21~25位:-1
26~30位:0

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フェデックスカップのポイント配分

フェデックスカップにおいては、ある意味では賞金よりフェデックスカップ・ポイントのほうが重要であることがわかります。

そこで気になるのが、各トーナメントにおけるポイント(ポイント配分)です。

メジャー大会やシグネチャー大会(SIG)などの大きなトーナメントでは、フェデックスカップ・ポイントは高く設定されているのはわかりますが、プレーオフに入ってからはポイントはさらに跳ね上がります。

フェデックスカップのプレーオフシリーズのポイントは、通常のトーナメントの4倍にもなります。
(ただし、2019-2020年シーズンは新型コロナウイルスの影響による試合数減少で3倍)

フェデックスカップのトーナメント別のポイント配分(上位10位まで)は、以下の通りです。

プレーオフ メジャー・TPC SIG 通常
優勝 2000 750 700 500
2位 1200 400 400 300
3位 760 350 350 190
4位 540 325 325 135
5位 440 300 300 110
6位 400 275 275 100
7位 360 250 250 90
8位 340 225 225 85
9位 320 200 200 80
10位 300 175 175 75

※2024年シーズン時点のポイントです。
※TPC=ザ・プレーヤーズ選手権
※SIG=シグネチャー大会(「ザ・セントリー」「AT&Tペブルビーチプロアマ」「ザ・ジェネシス招待」「アーノルド・パーマー招待」「RBCヘリテージ」「ウェルズファーゴ選手権」「ザ・メモリアルトーナメント」「トラベラーズ選手権」)

フェデックスカップの歴代年間王者

フェデックスカップのシステムが導入されたのは2007年シーズンからです。

その間にシステムは変わってきたものの、歴代年間王者の香りを見ると2007年の初代王者のタイガー・ウッズをはじめ、そのシーズンの最強ゴルファーの名が並びます。

フェデックスカップの歴代年間王者は、以下の通りです。

フェデックスカップの歴代年間王者
2022-23年 ビクトル・ホブラン(ノルウェー)
2021-22年 ローリー・マキロイ(北アイルランド)
2020-21年 パトリック・カントレー(アメリカ)
2019-20年 ダスティン・ジョンソン(アメリカ)
2018-19年 ローリー・マキロイ(北アイルランド)
2017-18年 ジャスティン・ローズ(イングランド)
2016-17年 ジャスティン・トーマス(アメリカ)
2015-16年 ローリー・マキロイ(北アイルランド)
2014-15年 ジョーダン・スピース(アメリカ)
2013-14年 ビリー・ホーシェル(アメリカ)
2013年 ヘンリク・ステンソン(スウェーデン)
2012年 ブラント・スネデカー(アメリカ)
2011年 ビル・ハース(アメリカ)
2010年 ジム・フューリック(アメリカ)
2009年 タイガー・ウッズ(アメリカ)
2008年 ビジェイ・シン(フィジー)
2007年 タイガー・ウッズ(アメリカ)

フェデックスカッププレーオフと最終戦のポイント~まとめ

今回は、フェデックスカップのポイント配分はどうなっているのか、また歴代年間王者などについて見てきました。

フェデックスカップのポイント配分はトーナメントによって異なり、プレーオフシリーズのポイントは通常のトーナメントの4倍にもなります。

また、フェデックスカップの年間王者を決めるシステムは発足以来変更を重ねてきたものの、歴代年間王者にはそのシーズンの最強ゴルファーが輝いています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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