フェデックスカッププレーオフシリーズとは?最終戦の賞金なども!

アメリカ男子プロゴルフツアーの最強ゴルファーを決めるシステムのフェデックスカップですが、その中でもフェデックスカッププレーオフシリーズはシーズン大詰めだけに毎年、大いに盛り上がります。

賞金は破格でポイントも高くツアーはまさにクライマックスで、特にフェデックスカッププレーオフシリーズ最終戦のツアー選手権はサバイバル戦で生き残った選手たちが年間王者を目指してしのぎを削ります。

そんなフェデックスカッププレーオフシリーズとは、どんなシステムなのでしょうか?

今回は、フェデックスカッププレーオフシリーズとは何か、また最終戦の賞金などについても見ていきます。

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フェデックスカッププレーオフシリーズとは?

アメリカ男子プロゴルフツアーの年間王者をポイントによって決めようというのがフェデックスカップですが、フェデックスカップ・シーズンは9月から翌年8月までのレギュラーシーズンとプレーオフシリーズに分かれます。

プレーオフシリーズの出場資格は、レギュラーシーズンにおけるポイントレース125位以内の選手に限られます。

フェデックスカッププレーオフシリーズは、「フェデックス・セントジュード選手権」「BMW選手権」「ツアー選手権」の3試合となりますが、フェデックスカッププレーオフシリーズでは通常のトーナメントの4倍のフェデックスカップポイント(優勝2,000 ポイント)が与えられます。
(※ただし、2019-2020年シーズンは新型コロナウイルスの影響でレギュラーシーズンの試合数が減ったため3倍・優勝1,500ポイント)

「フェデックス・セントジュード選手権」にはレギュラーシーズンのフェデックスカップポイント上位125名、「BMW選手権」には前週までの上位70名、「ツアー選手権」には前週までの上位30名が出場します。

フェデックスカッププレーオフシリーズ3試合の概要は、以下のようになっています。

フェデックスカッププレーオフシリーズ第1戦:フェデックス・セントジュード選手権
出場資格:ポイント上位125名
予選カット:あり(2日目終了時点で70位タイまで)
賞金総額:1,500万ドル
開催コース:持ち回り

フェデックスカッププレーオフシリーズ第2戦:BMW選手権
出場資格:ポイント上位70名
予選カット:なし
賞金総額:1,500万ドル
開催コース:持ち回り

フェデックスカッププレーオフシリーズ最終戦:ツアー選手権
出場資格:ポイント上位30名
予選カット:なし
賞金:なし(ボーナス賞金1,800万ドル)
開催コース:イーストレイクゴルフクラブ(2004年以降)

フェデックスカップの詳しいポイント配分や歴代年間王者に関しては、以下の記事をご参照下さい↓

フェデックスカップのポイント配分はどうなってる?歴代年間王者も!
こちらでは、フェデックスカップのポイント配分はどうなっているのか、また歴代年間王者などについてまとめました。PGAのフェデックスカップでは賞金よりポイントが重要視され年間王者が決定します。フェデックスカップの試合ごとのポイント配分は?

このように、フェデックスカッププレーオフシリーズとは試合数こそ少ないながらも非常に大きな賞金とフェデックスカップ・ポイントが設定されているアメリカ男子プロゴルフツアーの一大イベントともいえるものです。

そして、最終的には最終戦の「ツアー選手権」に出場した30名の選手の中から年間王者が決まることになります

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フェデックスカッププレーオフシリーズ最終戦の賞金

最終戦のツアー選手権にはハンディキャップ制が導入され、優勝者がフェデックスカップ総合優勝者=年間王者となります。

フェデックスカップ総合優勝者(年間王者)にはフェデックス・トロフィーと5年間のシード権が与えられます。

そして、気になる賞金はなしとされていますが、最終順位に応じて特別ボーナスが支給されます。

このボーナス賞金が破格で、最新の2021-2022シーズンの年間王者はボーナス賞金1,800万ドル(約24億5,000万円)というビッグボーナスを獲得します。

特別ボーナスとはいえ、最終戦のツアー選手権の最終順位に応じて支給されるのですから賞金と意味合いは同じと考えていいでしょう。

2021-2022シーズンのフェデックスカッププレーオフシリーズ最終戦(ツアー選手権)の特別ボーナスは、以下の通りです。

フェデックスカッププレーオフシリーズ最終戦(ツアー選手権)の特別ボーナス賞金配分
1位:1,800万ドル(約24億5,000万円)
2位:650万ドル
3位:500万ドル
4位:400万ドル
5位:300万ドル
6位:250万ドル
7位:200万ドル
8位:150万ドル
9位:125万ドル
10位:100万ドル
11位:95万ドル
12位:90万ドル
13位:85万ドル
14位:80万ドル
15位:76万ドル
16位:72万ドル
17位:70万ドル
18位:68万ドル
19位:66万ドル
20位:64万ドル
21位:62万ドル
22位:60万ドル
23位:58万ドル
24位:56.5万ドル
25位:55万ドル
26位:54万ドル
27位:53万ドル
28位:52万ドル
29位:51万ドル
30位:50万ドル(約6,500万円)

※2021-2022シーズンのボーナス賞金です。

フェデックスカッププレーオフシリーズ最終戦~ハンディキャップ制

フェデックスカッププレーオフシリーズ最終戦のツアー選手権では、2018-19年シーズン以降はハンディキャップ制が導入されています。

これは前週のBMW選手権までのフェデックスカップ・ポイントに応じて、スタート時のスコアに差(ハンディ)を付けようというものです。

30名の出場選手はポイントランクに従い、1位10アンダー、2位8アンダー、3位7アンダー、4位6アンダー、5位5アンダー、6~10位4アンダー、11~15位3アンダー、16~20位2アンダー、21~25位1アンダー、26~30位はイーブンパーからスタートするというシステムになっています。

かつて(2017-18シーズンまで)は、ツアー選手権の優勝者がフェデックスカッププレーオフシリーズ総合優勝者(年間王者)とは限りませんでしたが、2018-19年シーズン以降ハンディキャップ制が導入されてからはツアー選手権)の優勝者=年間王者というわかりやすいシステムになりました。

30名の出場選手すべてに年間王者のチャンスがあるので、最終戦までエキサイティングな試合展開が楽しめるようになったというわけです。

ツアー選手権のスタート時のスコア
1位:-10
2位:-8
3位:-7
4位:-6
5位:-5
6~10位:-4
11~15位:-3
16~20位:-2
21~25位:-1
26~30位:0

フェデックスカップ年間王者=賞金王か?

プロゴルフの世界では賞金王がそのシーズンの最強ゴルファーのひとつの称号であるのは間違いありませんが、フェデックスカップが導入されてからは、もうひとつ大きな称号ができたといっていいでしょう。

公平性という意味ではトーナメントを賞金ではなくポイントで表すフェデックスカップは画期的ともいえるシステムです。

では、このフェデックスカップの年間王者と賞金王は一致するものでしょうか?

調べてみると、年間王者が賞金王にも輝いたシーズンはフェデックスカップのシステムが導入された2007年以来、16回中5回で確率では約30%ほどです。

特に近年はほとんど一致しなくなりました。

フェデックスカップはプレーオフシリーズのポイントと賞金の高さが大きくものを言いますが、トーナメントごとの賞金の差はあるものの賞金王レースは年間を通してのものです。

どちらが、そのシーズンの最強ゴルファーかは見解が分かれるところかもしれませんね。

フェデックスカップ歴代年間王者と歴代賞金王は、以下の通りです。

フェデックスカップ歴代年間王者と歴代賞金王

年度 年間王者 賞金王 獲得賞金($)
2007年 タイガー・ウッズ タイガー・ウッズ 10,867,052
2008年 ビジェイ・シン ビジェイ・シン 6,601,094
2009年 タイガー・ウッズ タイガー・ウッズ 10,508,163
2010年 ジム・フューリック マット・クーチャー 4,910,477
2011年 ビル・ハース ルーク・ドナルド 6,683,214
2012年 ブラント・スネデカー ローリー・マキロイ 8,047,952
2013年 ヘンリク・ステンソン タイガー・ウッズ 8,553,439
2013-14年 ビリー・ホーシェル ローリー・マキロイ 8,280,096
2014-15年 ジョーダン・スピース ジョーダン・スピース 12,030,465
2015-16年 ローリー・マキロイ ダスティン・ジョンソン 9,365,185
2016-17年 ジャスティン・トーマス ジャスティン・トーマス 9,921,560
2017-18年 ジャスティン・ローズ ジャスティン・トーマス 8,694,821
2018-19年 ローリー・マキロイ ブルックス・ケプカ 9,684,006
2019-20年 ダスティン・ジョンソン ジャスティン・トーマス 7,344,040
2020-21年 パトリック・カントレー ジョン・ラーム 7,705,933
2021-22年 ローリー・マキロイ スコッティ・シェフラー 14,046,910

フェデックスカッププレーオフシリーズ~まとめ

今回は、フェデックスカッププレーオフシリーズとは何か、また最終戦の賞金などについても見てきました。

フェデックスカッププレーオフシリーズとは「フェデックス・セントジュード選手権」「BMW選手権」「ツアー選手権」の3試合で、フェデックスカップポイント上位125名→70名→30名と出場選手を絞って年間王者を決めるシリーズです。

最終戦のツアー選手権に賞金はないとされていますが、順位に応じて特別ボーナスが支給されるので、意味合いといしては賞金と同じと考えて差し支えないでしょう。

特別ボーナス(賞金)は、年間王者1,800万ドル(約24億5,000万円)、2位は650万ドル(約8億8,000万円円)、3位は500万ドル(約6億8,000万円)と続き、最下位の30位でも50万ドル(約6,500万円)と破格です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※賞金などの情報は2021-2022シーズンのものです。

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