アマチュア時代からプロの試合で優勝するなど、すでに知名度も高く実績も十分なのが金谷拓実選手です。
あまり上背もなく飛び抜けてパワーがあるタイプには見えない金谷拓実選手ですが、クラブセッティング2024はユニークで随所に工夫が見られています。
得意クラブはパターだということですが、そのプロフィールも気になります。
今回は、パターが得意な金谷拓実選手のクラブセッティング2024やプロフィールなどを見ていきます。
金谷拓実のクラブセッティング2024
金谷拓実選手のクラブセッティング2024は、ドライバー1本、フェアウェイウッドが3W(スプーン)1本、ユーティリティが1本、アイアンが5番アイアン2本と6番~PWの計7本、ウエッジが3本、パター1本の合計14本という構成です。
クラブのメーカーはすべてPING(ピン)で統一されており、ボールのみブリヂストンの製品です。
特徴的なのが5番アイアンを2本入れていることですが、ユーティリティからの流れなど、詳しく見ていくと納得の選択で、私たちアマチュアにも参考になるものだと思います。
パターが得意とのことですが、決断が早くテンポのいいプレーが印象的な選手です。
早速、金谷拓実選手のユニークなクラブセッティング2024を見ていきましょう。
金谷拓実のドライバー2024
ピン:「G410 プラス」(ロフト9度)
シャフト:USTマミヤ「ジ・アッタス」(長さ45.25インチ・フレックス:X)
金谷拓実選手の使用するドライバー2024は、ピンの弾道調整機能が付いたモデル「G410 プラス」です。
つかまりもよく深低重心構造で、よく飛ぶとの評判です。
シャフトは、プロ入り当初はこのクラスの選手にしては柔らかめのSシャフトを装着していましたが、2021年からはXを装着しています。
金谷拓実のフェアウェイウッド2024
ピン:「G410 LST フェアウェイウッド」(14.5度)
シャフト:USTマミヤ「ジ・アッタス」(フレックス:X)
金谷拓実選手のフェアウェイウッド2024は3W(スプーン)1本のみで、ピンの「G410 LST」を使用しています。
ドライバーからの流れを汲み、3W(スプーン)もピンのモデルです。
金谷拓実のユーティリティ2024
ピン:「G410 ハイブリッド」(19度)
シャフト:USTマミヤ「アッタス・ハイブリッド」(フレックス:95S)
金谷拓実選手はロングアイアンは採用せず、ユーティリティを入れています。
やはりピンのモデルですが、ロフト&ライ角整機能も付いた深低重心でミスに強いタイプのユーティリティです。
金谷拓実のアイアン2024
ピン:「G710 アイアン」
5I~PW
ピン:「i230 アイアン」
シャフト:トゥルーテンパー「ダイナミックゴールド AMT ツアーホワイト」(フレックス:X100)
金谷拓実選手のクラブセッティングで最も特徴的なのが、このアイアンではないでしょうか。
3・4番のロングアイアンは採用せず、モデルの違う5番アイアインを2本入れています。
どちらもピンのモデルなのですが、「G700」は中空構造でロフト角21.5度の飛び系、「i230」の5番アイアンのロフト角は26度となっています。
つまり、金谷拓実選手は「G700」の5番アイアインを4番アイアンとして使用しているといえます。
これなら19度のユーティリティからの流れもよく、飛距離の差がきれいに出るのではないでしょうか。
金谷拓実のウエッジ2024
ピン:「グライド・フォージド・プロ」
シャフト:トゥルーテンパー「ダイナミックゴールド AMT ツアーホワイト」(フレックス:X100)
金谷拓実選手のウエッジは3本体制ですが、52度の次に58度と60度を入れているのを見ると、アプローチは高いボールを中心に考えているのではないでしょうか。
ピンの「グライド・フォージド・プロ」もロブショットが打ちやすいモデルだけに、思考とクラブが一致しています。
金谷拓実のパター2024
得意クラブはパターという金谷拓実選手だけに、どんなパターを使用しているのかは非常に興味がありましたが、ピンのマレット型のモデルを採用しています。
フェースには2重構造の異なる硬さのインサートを採用しているモデルで、プレーヤーの好みに合わせて長さを調整できる機能が付いたシャフトです。
金谷拓実のボール2024
金谷拓実選手の使用ボール2024は、ブリヂストンの「ツアーB X」です。
同じブリヂストン「ツアーB XS」に比較して打感がよりしっかりしていて、前へ飛ぶ力が強く風に強いとの評判です。
金谷拓実のプロフィール
金谷拓実選手のプロフィールも確認しておきましょう。
金谷拓実選手は1998年広島生まれで、5歳から競技を始めて松山英樹選手と同じ東北福祉大学に進学しています。
アマチュア時代からその才能が開花し、2015年に「日本アマ」で史上最年少優勝(17歳51日)、2018年に「アジアパシフィックアマ」で優勝し、2019年の「マスターズ」と「全英オープン」に出場し、「マスターズ」では予選を通過するなど大活躍しています。
2019年8月には松山英樹選手以来日本人としては2人目となる世界アマチュアランキング1位となり、11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」では並みいる強豪プロ選手に混じって史上4人目のアマチュア優勝を達成しています。
2020年10月にプロ転向すると、「ダンロップフェニックス2020」で早くもプロ入り初優勝を果たして今後の活躍が期待される逸材のひとりです。
金谷拓実選手のプロフィールは、以下の通りです。
金谷拓実のプロフィール
- 名前
金谷 拓実(かなや たくみ) - 生年月日
1998年5月23日 - 身長・体重
170cm・62kg - 血液型
O型 - 出身地
広島県 - 出身校
広島国際学院高→東北福祉大 - 得意クラブ
パター - プロ転向
2020年10月 - ツアー優勝
通算8勝(国内7勝、海外1勝)
三井住友VISA太平洋マスターズ2019(アマチュア)
ダンロップフェニックス2020
東建ホームメイトカップ2021・2024
インターナショナルシリーズ・オマーン2023
日本ツアー選手権2023
フジサンケイクラシック2023
ACNチャンピオンシップ2024
※ツアー成績などは2024年10月6日時点のものです。
その他、主なプロゴルファーのクラブセッティング一覧(男子・女子別)は、こちらからどうぞ↓
金谷拓実のクラブセッティング2024~まとめ
今回は、、パターが得意な金谷拓実選手のクラブセッティング2024やプロフィールなどをまとめました。
金谷拓実選手のクラブセッティング2024は、ドライバー1本、フェアウェイウッドが3W(スプーン)1本、ユーティリティが1本、アイアンが5番アイアン2本と6番~PWの7本、ウエッジが3本、パター1本の合計14本という構成です。
クラブのメーカーはすべてPING(ピン)で統一されていますが、最大の特徴はタイプの異なる5番アイアンを2本入れていることです。
大変ユニークなクラブセッティングですが、先入観のないクラブセッティングは私たちアマチュアも参考にしたいところです。
ドライバー
ピン:「G410 プラス」(ロフト9度)
シャフト:USTマミヤ「ジ・アッタス」(長さ45.25インチ・フレックス:X)
フェアウェイウッド(3W):ピン「G410 LST フェアウェイウッド」(14.5度)
ユーティリティ(3UT):ピン:「G410 ハイブリッド」(19度)
アイアン(5I・5I~PW)
5I(21.5度):ピン「G710 アイアン」
5I~PW:ピン「i230 アイアン」
ウエッジ(52・58・60度):ピン「グライド・フォージド・プロ」
パター:ピン「シグマ2 アーナ」
ボール:ブリヂストン「ツアーB X」
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※プロゴルファーは状況に応じて使用クラブを変えるため、実際使用するクラブセッティングは異なる場合があります。
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