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ダンロップフェニックスの歴代優勝者と賞金・コース!副賞は宮崎牛?

ダンロップフェニックストーナメントは1974年に第1回大会が始まってから、毎年多くの海外トップ選手が出場してきた国際的なトーナメントです。

そのため歴代優勝者は国内外にかかわらずタイガー・ウッズ選手や尾崎将司選手など、その時代のトッププロばかりです。賞金コースもそんな豪華なトーナメントにふさわしい素晴らしいものになっています。

今回は、ダンロップフェニックスの歴代優勝者と賞金・コース・副賞などについて見ていきます。

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ダンロップフェニックスの歴代優勝者

ダンロップフェニックスの歴代優勝者には、タイガー・ウッズやルーク・ドナルド、ブルックス・ケプカをはじめ、その時代の頂点に立った強豪選手たちの名が刻まれています。しかもこの3名の選手たちは、いずれも連覇しているというのもおもしろい共通点です。

一方の日本人の歴代優勝者を見ると、長い間、海外の強豪選手たちの前に苦戦を強いられてきましたが、1985年に中嶋常幸が日本人として初優勝、1994年~1996年にかけては尾崎将司選手が3連覇とともにツアー通算100勝の偉業をこのダンロップフェニックスで達成しています。

その後、徐々に日本人選手の優勝も増え、片山晋呉選手や松山英樹選手、宮里優作選手、池田勇太選手など歴代賞金王クラスの名前が並んでいます。

海外選手、日本人選手にかかわらずトッププロばかりで、いかにこのトーナメントのレベルが高いかを物語っています。2023年の第50回記念大会では、杉浦悠太選手がダンロップフェニックス史上初のアマチュア優勝を達成しています。

ダンロップフェニックスの歴代優勝者は、以下の通りです。

ダンロップフェニックスの歴代優勝者
2023年(第50回)杉浦悠太 ※アマチュア優勝
2022年(第49回)比嘉一貴
2021年(第48回)チャン・キム(アメリカ)
2020年(第47回)金谷拓実
2019年(第46回)今平周吾
2018年(第45回)市原弘大
2017年(第44回)ブルックス・ケプカ(アメリカ)
2016年(第43回)ブルックス・ケプカ(アメリカ)
2015年(第42回)宮里優作
2014年(第41回)松山英樹 ※岩田寛とのプレーオフ
2013年(第40回)ルーク・ドナルド(イングランド)
2012年(第39回)ルーク・ドナルド(イングランド)
2011年(第38回)武藤俊憲
2010年(第37回)池田勇太
2009年(第36回)エドアルド・モリナリ(イタリア)
※ロベルト・カールソン(スウェーデン)とのプレーオフ
2008年(第35回)プラヤド・マークセン(タイ)
2007年(第34回)イアン・ポールター(イングランド)
2006年(第33回)パドレイグ・ハリントン(アイルランド)
※タイガー・ウッズとのプレーオフ
2005年(第32回)タイガー・ウッズ(アメリカ)※横尾要とのプレーオフ
2004年(第31回)タイガー・ウッズ(アメリカ)
2003年(第30回)トーマス・ビヨン(デンマーク)
2002年(第29回)横尾要
2001年(第28回)デビッド・デュバル(アメリカ)※手嶋多一とのプレーオフ
2000年(第27回)片山晋呉
1999年(第26回)トーマス・ビヨン(デンマーク)
※セルヒオ・ガルシア(スペイン)とのプレーオフ
1998年(第25回)リー・ウェストウッド(イングランド)
1997年(第24回)トム・ワトソン(アメリカ)
1996年(第23回)尾崎将司
1995年(第22回)尾崎将司
1994年(第21回)尾崎将司
1993年(第20回)アーニー・エルス(南アフリカ)
1992年(第19回)デビッド・フロスト(南アフリカ)※室田淳とのプレーオフ
1991年(第18回)ラリー・ネルソン(アメリカ)
※青木功、ジェイ・ドン・ブレーク(アメリカ)、セベ・バレステロスとのプレーオフ
1990年(第17回)ラリー・マイズ(アメリカ)
1989年(第16回)ラリー・マイズ(アメリカ)
1988年(第15回)ケン・グリーン(アメリカ)
1987年(第14回)クレイグ・スタドラー(アメリカ)
1986年(第13回)ボビー・ワドキンス(アメリカ)
1985年(第12回)中嶋常幸
1984年(第11回)スコット・シンプソン(アメリカ)
※ベルンハルト・ランガー(ドイツ)とのプレーオフ
1983年(第10回)陳志明(台湾)※トム・ワトソンとのプレーオフ
1982年(第9回)カルビン・ピート(アメリカ)
1981年(第8回)セベ・バレステロス(スペイン)
1980年(第7回)トム・ワトソン(アメリカ)
1979年(第6回)ボビー・ワドキンス(アメリカ)
1978年(第5回)アンディ・ビーン(アメリカ)
1977年(第4回)セベ・バレステロス(スペイン)
1976年(第3回)グラハム・マーシュ(オーストラリア)
1975年(第2回)ヒューバート・グリーン(アメリカ)
1974年(第1回)ジョニー・ミラー(アメリカ)

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ダンロップフェニックスの賞金

ダンロップフェニックスは出場選手のレベルの高さとともに、高額賞金の大会としても知られています。1990年~2019年まで30年もの長きに渡って賞金総額1億円、優勝賞金2,000万円で開催されてきました。

しかし、2020年大会は残念ながら新型コロナウイルスの影響により無観客試合での開催、また海外選手の招聘も断念せざるを得ない状況となりました。

2020年大会は入場制限のある有観客試合での開催となったものの海外選手の招聘はありません。この結果、2020年は賞金総額・優勝賞金ともに従来の50%の賞金、2021年は75%の賞金での開催となります。しかし、2022年以降は再び以前と同じ賞金に戻っています。

ダンロップフェニックスの賞金は、以下の通りです。

ダンロップフェニックスの賞金
1990年~2019年・2022年~ 賞金総額2億円・優勝賞金4,000万円
2021年 賞金総額1億5,000円・優勝賞金3,000万円
2020年 賞金総額1億円・優勝賞金2,000万円

ダンロップフェニックスのコース

ダンロップフェニックスの開催コースは、第1回から変わらず宮崎県の名門フェニックス・カントリークラブで開催されています。

黒松林でセパレートされた各ホールはアップダウンも少なくラウンドしやすいですが、日向灘からの風が吹きつければ難易度が格段にアップします。

27ホールのうちトーナメントで使用されるのは高千穂・住吉コースの18ホールで、通常とは異なるパー71で開催されています。

フェニックス・カントリークラブは、難易度からコースのセッティングまで世界のトップが技を競うにふさわしい最高の舞台といえるでしょう。

筆者も一度だけフェニックス・カントリークラブをラウンドしたことがありますが、クラブハウスを含めてコース内には名門コースの雰囲気をたっぷりと感じさせるものがありました。

コースにはタイガー・ウッズがティショットをどこまで飛ばしたかを示す看板のようなものがあり、その飛距離に驚かされた思い出があります。

フェニックス・カントリークラブの概要は、以下の通りです。

フェニックス・カントリークラブの概要
開場
1971年3月24日

設計
大橋剛吉

コース
27ホール(10,262ヤード・パー108)
高千穂・住吉・日南コース

JGAコースレート
73.9(高千穂・住吉)
72.7(住吉・日南)
72.8(日南・高千穂)
※バックティ

所在地
〒880-0122 宮崎県宮崎市大字塩路字浜山3083

公式サイト
https://seagaia.co.jp/pcc

ダンロップフェニックスの副賞は宮崎牛?

ゴルフのトーナメントでは賞金の他にも優勝者には副賞というものが贈られます。ダンロップフェニックスでも優勝者にはウィナーズ・ジャケットやチャンピオン・トロフィーなどに加え、副賞として高級車メルセデス・ベンツが贈られてきました。

また、ユニークな副賞として宮崎県知事賞の宮崎牛一頭分があります。ゴルフ・トーナメントの副賞としてその開催地の特産品が贈呈されることは珍しいことではありませんが、海外選手の優勝が多いダンロップフェニックスでは和牛のおいしさが評判になりました。

中でも2016・2017年と連覇を果たしたブルックス・ケプカ選手(アメリカ)の宮崎牛の大ファンで、2017年の大会では6日間連続でフェニックス・カントリークラブで宮崎牛の牛丼を食べたというエピソードまで残っています。

毎年、同じ席で食べたので、そのテーブルには記念のアクリル板が埋め込まれています。連覇したということもあり、自宅にある4つの冷蔵庫は宮崎牛でいっぱいだそうです。また、2019年の全米プロゴルフ選手権のチャンピオンズディナーでは宮崎牛を振る舞っています。

ダンロップフェニックスの歴代優勝者と賞金~まとめ

今回は、ダンロップフェニックスの歴代優勝者と賞金・コース・副賞などについて見てきました。

ダンロップフェニックスは海外選手の出場が多いため、歴代優勝者にはタイガー・ウッズやルーク・ドナルド、ブルックス・ケプカなどの世界のトップ選手の名前が並びます。日本人選手では尾崎将司選手の大会唯一の3連覇が光りますが、やはりトップ選手ばかりが優勝しています。

賞金は、賞金総額2億円、優勝賞金4,000万円(2020・2021年は減額)、開催コースは第1回から宮崎県の名門フェニックス・カントリークラブです。副賞は高級車メルセデス・ベンツなどですが、特に海外選手には宮崎牛が好評です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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