ローリー・マキロイのクラブセッティング2023!ドライバーからボールまで

ローリー・マキロイといえば、速いスイングとピタッと決まったフィニッシュがとても印象的な選手です。

実績も十分で、マスターズ以外のすべてのメジャーに優勝し、さらにアメリカとヨーロッパのツアーで同時に賞金王を獲得したこともある名選手です。

そんなローリー・マキロイのクラブセッティングは、どんな構成になっているでしょうか?

今回は、ドライバーからパター・ボールまでローリー・マキロイ2023のクラブセッティングを見ていきます。

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ローリー・マキロイのクラブセッティング2023

300ヤードを超える異次元の飛距離を持ち、トップ~インパクト~フィニッシュと要所でカチッとハマるローリー・マキロイのスイングは見る者を唸らせる素晴らしいスイングです。

どんなクラブセッティングなのか興味がありますが、あれだけの速くてパワフルなスイングなのですからかなりハードスペックなクラブセッティングなのではないかとイメージされます。

実際にふたを開けて見ると、ドライバーからパター・ボールまですべてテーラーメイドで、ハードな中にもローリー・マキロイらしいアイアン志向の強い工夫たっぷりのクラブセッティングとなっています。

ローリー・マキロイの14本のクラブセッティング2023の構成は、ドライバーが1本、フェアウェイウッドが3W(スプーン)と5W(クリーク)の2本、アイアンが3~9番の7本、ウエッジ3本、パター1になっています。

ローリー・マキロイのクラブセッティング2023
ドライバー
テーラーメイド:「ステルス2 プラス」(9度を9.5度に調整)
シャフト:フジクラ「ベンタスTR BLUE」(フレックス:X)

フェアウェイウッド(3W・5W)
テーラーメイド「ステルス2 プラス」(3W)
テーラーメイド「ステルス プラス」(5W)

アイアン(3番~PW)
テーラーメイド「P760」(3・4番)
テーラーメイド「P-730 RORSプロト」(5~9番)

ウエッジ(46・54・60度)
テーラーメイド「ミルドグラインド3」

パター:テーラーメイド「スパイダーX ハイドロブラスト」

ボール:テーラーメイド「TP5X」

ローリー・マキロイのドライバー2023

テーラーメイド:「ステルス2 プラス ドライバー」(9度を9.5度に調整)
シャフト:フジクラ「ベンタスTR BLUE」(長さ44インチ・フレックス:X

ローリー・マキロイ選手の使用ドライバー2023は、テーラーメイドの「ステルス2 プラス」です。

多くのトッププロが愛用しているモデルですが、ロフト角の少なさはアマチュアではそうそう真似できないでしょう。

シャフトが44インチとかなり短いのが特徴ですが、スペックはハードでまさにパワーヒッター仕様といった感じです。

ローリー・マキロイのフェアウェイウッド2023

3W(スプーン)
テーラーメイド:「ステルス2 プラス フェアウェイウッド」(15
シャフト:フジクラ「ベンタスTR BLUE」(フレックス:X

5W(クリーク)
テーラーメイド:「ステルス プラス フェアウェイウッド」(18
シャフト:フジクラ「ベンタスTR BLACK」(フレックス:X

ローリー・マキロイ選手のフェアウェイウッド2023は3W(スプーン)と5W(クリーク)の2本体制で、3Wがドライバーと同じテーラーメイド「ステルス2 プラス 」5Wが従来のテーラーメイド「ステルス プラス」です。

ユーティリティを採用し、フェアウェイウッド1本体制の時期もありましたが、再び2本体制に戻っています。

フェアウェイウッドもロフトを立てていた時期がありましたが、現在はノーマルロフトで使用しているようです。

ローリー・マキロイのアイアン2022

3~9
テーラーメイド:「P760」(34番)
テーラーメイド:「P-730 RORSプロト」(5~9
シャフト:トゥルーテンパー「プロジェクトX ライフル」(フレックス:7.0

ローリー・マキロイ選手のアイアン2023は3番からPWまでの8本体制で、3・4番がテーラーメイドの「P760」、5番からPWがテーラーメイドの「P-730 RORSプロト」です。

最もこだわりが見られるのが、アイアンのセッティングではないでしょうか。

「P760」は中空構造でやややさしいモデル、「P-730 RORSプロト」はマッスルバックモデルでピンポイントでターゲットを狙うモデルで上級者向けです。

やはりパワーがないとできないクラブセッティングだと思います。

ローリー・マキロイのウエッジ2023

4654・60
テーラーメイド:「ミルドグラインド 3 ウェッジ」
シャフト:トゥルーテンパー「プロジェクトライフル」(フレックス:6.5

ローリー・マキロイ選手の使用ウエッジ2023は2本体制で、テーラーメイドの「ミルドグラインド 3 ウェッジ」です。

タイトリスト「ボーケイ」シリーズからの変更ですが、元に戻ったことになります。

毎年のように頻繁に使用モデルやロフト角が変わり、ローリー・マキロイ選手のクラブセッティングの中で最も試行錯誤が激しいのがウエッジです。

このセッティングも一時的なもので、まだまだ試行錯誤は続くでしょう。

ローリー・マキロイのパター2023

テーラーメイド「スパイダーX ハイドロブラスト」

ローリー・マキロイの使用パター2023は、テーラーメイド「スパイダーX ハイドロブラスト」です。

ブレードタイプのシャープな印象のスコッティ・キャメロン「ニューポート」を使用して驚かせたりしましたが、パターもウエッジ同様に元に戻りました。


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ローリー・マキロイのボール2023

テーラーメイド:「TP5X

ローリー・マキロイ選手の使用ボール2023は、テーラーメイドの「TP5X」です。

テーラーメイドには他にも「TP5」という「TP5X」と比較して打感がよりソフトでスピン量が多いボールがあります。

ともに最先端の5ピース構造のボールですが、「TP5X」はより高打ち出し角・高弾道です。

ローリー・マキロイ選手は現在は「TP5X」を使用していますが、「TP5」を使用していた時期もあり、どちらを使用するのかは今後も変わっていくでしょう。


テーラーメイド「TP5」と「TP5X」の違いは、こちらをご参照下さい↓

テーラーメイドのボールTP5とTP5Xの違いを比較!使用プロは?
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ローリー・マキロイのクラブセッティング~まとめ

今回は、ドライバーからパター・ボールまでローリー・マキロイのクラブセッティング2023を見てきました。

ローリー・マキロイの14本のクラブセッティング2023の構成は、ドライバーが1本、フェアウェイウッドが3W(スプーン)と5W(クリーク)の2本、アイアンが3~9番の7本、ウエッジ3本、パター1本で、マキロイのアイアン志向がよく表れたセッティングといえるでしょう。

すべてテーラーメイドですが、過去にはユーティリティを導入したり、アイアンも番手によってモデルを使い分けたりと随所に工夫が見られる個性的なセッティングです。

アマチュアが簡単に真似できるクラブセッティングではありませんが、自分のスイングの特徴に合わせるところなどは参考にしたいところです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※状況に応じて使用クラブを変えるため、実際使用するクラブセッティングは異なる場合があります。

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