原英莉花のクラブセッティング最新版!シャフトは男子並み!

プロテストに合格して2018年からツアーに参加している原英莉花選手ですが、リゾートトラストレディス2019でついに念願のツアー初優勝を飾り、その後も国内メジャーを制覇するなど大活躍を続けています。

原英莉花選手は、黄金世代といわれる選手のひとりで、あのジャンボ尾崎プロの愛弟子でもあります。

恵まれた身体能力を持ち、飛距離が武器なのはゴルフファンならすでにだれもが知るところですが、それを支える原英莉花選手の14本のクラブセッティング最新版は、どんな感じなのでしょうか?

今回は、男子並みのシャフトを使いこなす原英莉花選手のクラブセッティング最新版を見ていきたいと思います。

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原英莉花のクラブセッティング最新版

原英莉花選手といえば、高い身長から繰り出される切れ味鋭いショットが魅力が思い浮かびます。

女子プロ屈指のスイングスピードの速さを見ていると、原英莉花選手のクラブセッティング最新版はかなりハードスペックなのではないかと想像されますが、思った通りシャフトなどスペックは男子プロ並みのかなりのハードスペックとなっています。

ウッド系はドライバー1本、フェアウェイウッドが3W(スプーン)と5W(クリーク)の2本、ユーティリティ2本、アイアンは5番から9番の5本、ウエッジ3本、そしてパターの14本のクラブセッティングでパワーヒッターですが個性的という印象を受けます。

クラブ契約は以前はミズノでしたが現在はフリーで、コブラとキャロウェイを中心とした随所にこだわりをあるクラブセッティングになっています。

原英莉花のクラブセッティング2023(ダイキンオーキッド2023)
ドライバー:コブラ「キング LTDx LS」(9度)
シャフト:USTマミヤ「The ATTAS V2」(5S)

フェアウェイウッド(3W・5W)
3W(14.5度):コブラ「キング LTDx LS」
5W(18度):キャロウェイ「エピック SPEED」

ユーティリティ(21度・23度):キャロウェイ「APEX UW」

アイアン(5番~9番):コブラ「キング CB/MB」

ウエッジ(45・50・58度):ゾディア「プロトタイプ」

パター:オデッセイ「トゥーロン パター サンディエゴ」

では、原英莉花選手のクラブセッティングを詳しく見ていきましょう。

原英莉花のドライバー2023

コブラ:「キング LTDx LS ドライバー」(9度)
シャフト:USTマミヤ「The ATTAS V2」(5S)

原英莉花選手のドライバー2023は、コブラの「キング LTDx LS」です。

LSはロースピン(Low Spin)の略で、文字通りスピン量を抑えて飛ばそうという意図が汲み取れます。

さらにウェイトの調整も可能で、やさしさも兼ね備えたドライバーです。

2022年にクラブ契約フリーになったということで、ミズノからキャロウェイの「ローグ ST トリプルダイヤモンド LS」を経て「ローグ ST MAX FAST」からの変更です。

持って生まれた身体能力に加えて、師匠のジャンボ尾崎プロによる厳しいトレーニングによってさらにパワーアップし、シャフトのフレックスは5Sです。

原英莉花のフェアウェイウッド2023

3W(スプーン)
コブラ:「キング LTDx LS」(14.5度)

5W(クリーク)
キャロウェイ:「エピック SPEED」(18度)

原英莉花選手のフェアウェイウッド2023は、3W(スプーン)と5W(クリーク)2本体制で、3W(スプーン)がコブラの「キング LTDx LS」、5W(クリーク)がキャロウェイの「エピック SPEED」です。

ウッド系はドライバーも含めて大きな変化が見られ、試行錯誤はこれからも続くと思われます。

原英莉花のユーティリティ2023

UT(21度・23度)
キャロウェイ:「APEX UW」

原英莉花選手のユーティリティ2023はキャロウェイの「APEX UW」で、2本体制になっています。

「UW」は”ユーティリティウッド”の略で、フェアウェイウッドとユーティリティのいいとこ取りをしたモデルです。

原英莉花のアイアン2023

5番~9番アイアン
コブラ:「キング CB/MB」

原英莉花選手のアイアン2023はコブラの「キング CB/MB」で、5番~9番までの5本です。

CBは「キャビティバック」、MBは「マッスルバック」の略で、難鉄鍛造のモデルです。

ヘッドは小ぶりで操作性には優れますが、いかにもパワーヒッターが使いそうなハードなモデルです。

原英莉花のウエッジ2023

45度・50度・58度
ゾディア:「プロトタイプ」

原英莉花選手のウエッジ2023は、あまり聞き慣れないメーカーのゾディア「プロトタイプ」で、3本体制です。

45度はPWに相当するロフトということになり、ウエッジはロフトの開きが大きいのがやや気になるところではあります。

原英莉花のパター2023

オデッセイ:「トゥーロン パター サンディエゴ」

原英莉花選手の使用パター2023は、オデッセイの「トゥーロン サンディエゴ」です。

前年2022年は同じオデッセイの「トゥーロン シカゴ」を使用していましたが、2021・2020年に使用していた「トゥーロン サンディエゴ」に戻しています。

オーソドックスなブレードタイプのモデルです。

原英莉花の使用ボール2023

ブリヂストン:「ツアーB X ボール」

原英莉花選手の使用ボール2023は、ブリヂストンの「ツアーB X」です。

3ピース構造のスピン系のボールですが、飛距離性能も十分出るということで高い評価を得ているボールです。

風に強く、打感もいいと評判です。


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原英莉花のスイング

原英莉花選手のスイングは、長身を生かしたダイナミックで切れの良さを感じさせるスイングで、まるで男子プロのスイングを見ているようです。

スイングの速さもさることながら、最大の特徴はダウンスイングでのタメにあるのではないでしょうか。

高いトップでためたエネルギーをダウンスイングにおいても解放せずにインパクトに向かっていきます。

下半身はすでに飛球線方向に向かって動いていますが、クラブヘッドはまだ下りてきません。

そして、インパクトで一気にそれまでためていたエネルギーが解放され、ボールに伝えられます。

原英莉花選手は身長だけでなく、手足も長いので遠心力もかなりのものと思われます。

飛ばしの条件がすべて備わっていて、見ていて羨ましいスイングですね。

このショットにショートゲームさえかみ合えば、いくつ優勝してもおかしくなさそうな気がします。

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原英莉花のクラブセッティング最新版~まとめ

今回は、男子並みのシャフトを使いこなす原英莉花選手のクラブセッティング最新版を見てきました。

原英莉花選手のクラブセッティング最新版は、ドライバー1本とフェアウェイウッドが3W(スプーン)と5W(クリーク)の2本、ユーティリティ2本、アイアンが5番~9番の5本、ウエッジが3本、パター1本の14本体制で、コブラとキャロウェイ中心としながら随所にこだわりも見られるスペックになっています。

師匠のジャンボ尾崎プロの影響からかスイングも強靭な体力を感じさせる非常にダイナミックなものです。

層の厚い黄金世代の中でも抜群の飛距離を誇る原英莉花選手ですが、今後の活躍からますます目が離せません。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※プロゴルファーは状況に応じて使用クラブを変えるため、実際使用するクラブセッティングは異なる場合があります。

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