稲見萌寧選手は1999年生まれで、1998年生まれの黄金世代と2000年生まれのプラチナ世代に挟まれた「はざま世代」といわれる世代の選手です。
稲見萌寧選手は2019年にツアー初優勝を飾ると、その後も順調に優勝を重ね2021年には複数優勝して大ブレイクしています。
切れのいいショットメーカーとして知られていますが、そのショットを支えるクラブセッティング2024はドライバーからパターまで契約フリーで随所にこだわりを感じさせるものでした。
今回は、ドライバーからパターまで契約フリーの稲見萌寧選手のクラブセッティング2024について見ていきます。
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稲見萌寧のクラブセッティング2024
稲見萌寧選手のクラブセッティング2024は、ドライバー以下、フェアウェイウッドは3W(スプーン)1本、ユーティリティもUT3とUT4の2本、アイアンは5番~PWの6本、ウエッジが3本にパターという14本の構成です。
特筆すべきはドライバーからパターまでさまざまなメーカーのモデルを使用していることで、とことん納得のいくモデルを選択しているこだわりを感じます。
昨今はクラブ契約をするプロゴルファーが多いですが、契約フリーの選手の中でもこれほど多くのメーカーのモデルを採用しているケースは珍しいのではないでしょうか。
バランスのいいクラブセッティングで、メーカーに縛られることなく自分のクラブを選択するという姿勢がパーオン率の高さにも一役買っているのかもしれません。
では、稲見萌寧選手のクラブセッティングを見ていきましょう。
稲見萌寧のドライバー2024
シャフト:USTマミヤ「The アッタス」(長さ45インチ・フレックス:S)
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稲見萌寧のフェアウェイウッド2024
テーラーメイド:「ステルス2」(ロフト:15度)
シャフト:USTマミヤ「The アッタス V2」(フレックス:S)
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稲見萌寧のユーティリティ2024
テーラーメイド:「ステルス2 レスキュー」(ロフト:19・22度)
シャフト:日本シャフト「NSプロ プロトタイプ」(フレックス:S)
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稲見萌寧のアイアン2024
ミズノ:「ミズノプロ 243 アイアン」
シャフト:トゥルーテンパー「スチールファイバー fc cw」
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稲見萌寧のウエッジ2024
タイトリスト:「ボーケイ SM9」
シャフト:トゥルーテンパー「スチールファイバー fc cw」
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稲見萌寧のパター2024
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稲見萌寧の使用ボール2024
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稲見萌寧のプロフィール
稲見萌寧選手は1999年(平成11年)7月29日、東京都に生まれ、ゴルフは9歳の時に家族のすすめで始めました。
萌寧(もね)という名前の由来は、”覚えてもらいやすいように”というのが母・直子さんの話で、有名な画家のクロード・モネとは無関係だそうです。
稲見萌寧選手は2018年にプロ入りすると、翌2019年の「センチュリー21レディス」で初優勝を飾り、2020年の「スタンレーレディス」にも優勝すると、2021年はシーズン序盤から複数優勝する活躍を見せています。
そして、2021年には東京オリンピックの代表選手になり銀メダルを獲得し、さらに日本女子プロゴルフ選手権2021で国内メジャー初優勝を飾り、同年の賞金女王にも輝いています。
2023年の日米共催大会「TOTOジャパンクラシック」で優勝し、アメリカツアーのシード権を獲得し、2024年シーズンはアメリカツアーに挑戦しています。
稲見萌寧選手のプロフィールは、以下の通りです。
稲見萌寧のプロフィール
- 名前
稲見萌寧(いなみ もね) - 生年月日
1999年(平成11年)7月29日 - 身長・体重
166cm・58kg - 血液型
A型 - 出身地
東京都豊島区 - 出身大学
日本ウェルネススポーツ大学 - 出身高校
日本ウェルネス高校 - プロ転向
2018年 - ツアー優勝
通算13勝(国内12・海外1)
TOTOジャパンクラシック2023
リシャール・ミル ヨネックスレディス2022
伊藤園レディス2021
日本女子プロゴルフ選手権2021
ニトリレディス2021・2022
中京テレビ・ブリヂストンレディス2021
フジサンケイレディス2021
富士フイルム・スタジオアリス女子オープン2021
ヤマハレディース葛城2021
明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ2021
スタンレーレディス2020
センチュリー21レディス2019 - 趣味
音楽鑑賞 - 所属
都築電気
※ツアー成績などは2024年2月17日時点のものです。
その他、主なプロゴルファーのクラブセッティング一覧(男子・女子別)は、こちらからどうぞ↓
稲見萌寧のクラブセッティング~まとめ
今回は、ドライバーからパターまで契約フリーの稲見萌寧選手のクラブセッティング2024について見てきました。
稲見萌寧選手のクラブセッティング2024は、ドライバー以下、フェアウェイウッドは3W(スプーン)1本、ユーティリティもUT3とUT4の2本、アイアンは5番~PWの6本、ウエッジが3本にパターの14本です。
契約フリーで多くのメーカーのモデルを使用しているのが特徴でバランスのいいクラブセッティングですが、ギアにも妥協を許さない稲見萌寧選手のストイックな姿勢が垣間見れます。
抜群のショット力とパーオン率の高さで、今後の活躍に目が離せない選手のひとりです。
稲見萌寧のクラブセッティング2024(ヒルトン・トーナメント・オブ・チャンピオンズ2024)
ドライバー
テーラーメイド:「Qi10 LS ドライバー」(ロフト10.5度)
シャフト:USTマミヤ「The アッタス」(長さ45インチ・フレックス:S)
フェアウェイウッド(3W)
テーラーメイド:「ステルス2」(15度)
ユーティリティ(UT3・UT4)
テーラーメイド:「ステルス2 レスキュー」(19・22度)
アイアン(5番~PW)
ミズノ:「ミズノプロ 243 アイアン」
ウエッジ(48度・52度・58度)
タイトリスト:「ボーケイ SM9」
パター
テーラーメイド:「トラス TB1 トラスヒール パター」
ボール
ブリヂストン:「ツアーB XS ボール」
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※プロゴルファーは状況に応じて使用クラブを変えるため、実際使用するクラブセッティングは異なる場合があります。
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