富士通レディス2019でアマチュア優勝を成し遂げた古江彩佳選手ですが、一躍時の人として注目の的となりプロ入り後も国内外で優勝を積み重ねています。
小柄な体からは想像もつかない力強いショットとよく入るパットには抜群の安定感があり、2024年にはメジャー大会のエビアン選手権で優勝しています。そんな古江彩佳選手を支えているクラブセッティング2024は、どんな流れになっているのでしょうか?
今回は、ドライバーからパター・ボールまで古江彩佳選手のクラブセッティング2024について見ていきます。
古江彩佳のクラブセッティング2024
古江彩佳選手のクラブセッティング2024は、パターを除く13本がブリヂストンのモデルとなっています。パターのみがテーラーメイドなのですが、ボールもまたブリヂストンです。
構成はドライバー1本、フェアウェイウッドは3W(スプーン)と7W(ヘブン)の2本、ユーティリティはUT4とUT5の2本、アイアンは6番~PWの5本、ウエッジが3本にパターという14本というクラブセッティングです。
フェアウェイウッドとユーティリティを各2本ずつバッグに入れていますが、これは距離のあるショットとグリーン周りのアプローチの両方に対応した、非常にスキのないバランスの取れたクラブセッティングのように感じます。
3W(スプーン)の代わりに5W(クリーク)を入れたりすることもあるようで、コースによって入れ替えることは十分に考えられます。私たちアマチュアにも大いに参考になるのではないでしょうか。
では、古江彩佳選手のクラブセッティング2024を詳しく見ていきましょう。
古江彩佳のドライバー2024
ブリヂストン:「B3 MAX」(ロフト9.5度)
シャフト:フジクラ「スピーダーNXグリーン」(長さ45.25インチ・フレックス:S)
古江彩佳選手のドライバー2024はブリヂストンの「B3 MAX」で、昨シーズンの「B3 SD ドライバー」からの変更になります。
古江彩佳のフェアウェイウッド2024
ブリヂストン「ツアーB JGR フェアウェイウッド」(ロフト角15度)
シャフト:フジクラ「スピーダーNXグリーン」(フレックス:S)
7W
ブリヂストン「B2HT フェアウェイウッド」(ロフト角21度)
シャフト:フジクラ「スピーダーNXグリーン」(フレックス:S)
古江彩佳選手の使用フェアウェイウッド2024は3Wがブリヂストン「ツアーB JGR」で、7Wがブリヂストン「B2HT」です。3W(スプーン)か5W(クリーク)かは、コースによって使い分けているのかもしれません。
古江彩佳選手はクラブを頻繫にチェンジするタイプではなく気に入ったら長い間使うタイプのゴルファーですが、2024年シーズンはかなり新しいモデルにチェンジしています。5番ウッドではなく7番ウッドを入れているのは、次の4番ユーティリティとの流れを意識してのものかもしれません。
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古江彩佳のユーティリティ2024
ブリヂストン:「B2HT ハイブリッドユーティリティ」(ロフト角22度)
シャフト:フジクラ「MCH」(フレックス:S)
5U
ブリヂストン:「B3 MAX」(ロフト角25度)
シャフト:フジクラ「MCH」(フレックス:S)
古江彩佳選手のユーティリティ2024は2本体制で、4Uがブリヂストン「B2HT ハイブリッドユーティリティ」、5Uがブリヂストン「B3 MAX」です。やさしいユーティリティのモデルを2本入れて、5番アイアンを抜いているということなのでしょう。
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古江彩佳のアイアン2024
ブリヂストン:「221CB アイアン」
シャフト::フジクラ「藤倉コンポジット TR PROTO」(フレックス:S)
古江彩佳選手の使用アイアン2024は軟鉄鍛造キャビティーの「221CB アイアン」で、昨シーズンの「ツアーB X-CB」からの変更になります。
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古江彩佳のウエッジ2024
ブリヂストン「プロトタイプ」(50・54度)
ブリヂストン:「BRM2」(58度)
シャフト:フジクラ「MCH ソリッド/マイルド ウエッジシャフト」(フレックス:S)
古江彩佳選手の使用するウエッジ2024は昨シーズンに引き続きブリヂストンの「BRM2」で、アマチュア優勝した時から変わらず3本体制です。ロフトは4度刻みで、こちらもクセのないオーソドックスなセッティングでグリーン周りのあらゆる状況に対応しています。
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古江彩佳のパター2024
古江彩佳選手の使用パター2024は、テーラーメイドの「スパイダー ツアーX」です。同じテーラーメイドの「スパイダー」ということで、これまで使用していた「スパイダー ツアー ホワイト」からのマイナーチェンジになります。ドライバーが得意クラブという古江彩佳選手ですが、パッティングもよく入り非凡なものを感じさせてくれます。
その他、主なプロゴルファーのクラブセッティング一覧(男子・女子別)は、こちらからどうぞ↓
古江彩佳のボール2024
タイガー・ウッズもブリヂストンのボールを使用していますが、古江彩佳選手の使用するモデルは「ツアーB XS」です。飛距離性能とスピン性能の両立を追求したモデルで、風にも負けない強い弾道が打てると評判のモデルです。
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ブリジストンのツアーBの「X」と「XS」の違いは、こちらをご参照下さい↓
古江彩佳の身長・血液型などプロフィール
古江彩佳選手は、2000年5月27日、兵庫県神戸市生まれの“プラチナ世代”と呼ばれる選手のひとりで、ゴルフは3歳から始めました。アマチュア時代から頭角を現し、安田祐香選手、西村優菜選手などとナショナルチームの一員として活躍しました。
そして、19歳の時には富士通レディース2019でツアー史上7人目のアマチュア優勝を果たしプロ転向すると、翌年2020年のデサントレディース東海クラシックでプロ入り初優勝を飾っています。身長153cmと小柄ながら安定感抜群のゴルフで以後も順調に優勝を重ね、トッププロの仲間入りを果たしています。
2020-2021年シーズンにはメルセデス・ランキングでトップに輝き、2022年シーズンからはアメリカツアーに挑戦しトラストゴルフ・スコットランド女子オープン2022で海外初優勝を飾り、さらに2024年にはメジャー大会のエビアン選手権を制し、日本人女子4人目のメジャー優勝者となっています。
古江彩佳選手の身長や血液型などプロフィールは、以下の通りです。
古江彩佳の身長・血液型などプロフィール
- 名前
古江 彩佳(ふるえ あやか) - 生年月日
2000年5月27日 - 身長・体重
153cm・54kg - 血液型
O型 - 出身地
兵庫県神戸市 - 出身校
滝川第二高校(兵庫県) - プロ転向
2019年 - ツアー優勝
通算10勝(国内8勝・海外2勝)
エビアン選手権2024
スコットランド女子オープン2022
TOTOジャパンクラシック2021
マスターズGCレディース2021
富士通レディース2021・2022
大王製紙エリエールレディスオープン2020
伊藤園レディスゴルフトーナメント2020
デサントレディース東海クラシック2020
富士通レディース2019 ※アマチュア優勝 - 趣味
ドライブ・音楽鑑賞 - 所属
富士通
※ツアー成績などは2024年7月15日時点のものです。
古江彩佳選手のクラブセッティング2024~まとめ
今回は、ドライバーからパター・ボールまでの古江彩佳選手のクラブセッティング2024について見てきました。
古江彩佳選手のクラブセッティング2024は、ドライバー1本、フェアウェイウッドは3W(スプーン)と7W(ヘブン)の2本、ユーティリティはUT4とUT5の2本、アイアンは6番~PWの5本、ウエッジが3本にパターという14本で、パター以外はブリヂストンで統一されています。
すぐに新しいモデルに飛びつかず馴染めば旧モデルでも長く使い続けところが古江選手のクラブセッティングの特徴ですが、2024年シーズンは新しいモデルへの変更が目立ちます。
セッティングの流れは自然で私たちアマチュアに非常に参考になるクラブセッティングのように思います。今後の活躍にも注目が集まりますが、新しいモデルが次々に生まれる中、クラブセッティングがどう変化していくのかも興味の尽きないところです。
ドライバー
ブリヂストン「B3 MAX」(ロフト9.5度)
シャフト:フジクラ「スピーダーNXグリーン」(長さ45.25インチ・フレックス:S)
フェアウェイウッド(3W・7W)
ブリヂストン「ツアーB JGR フェアウェイウッド」(3W15度)
ブリヂストン「B2HT フェアウェイウッド」(7W21度)
ユーティリティ(4U・5U)
ブリヂストン「B2HT ハイブリッドユーティリティ」(4U・22度)
ブリヂストン「B3 MAX」(5U・25度)
アイアン(6番~PW):ブリヂストン「221CB アイアン」
ウェッジ(50・54・58度)
ブリヂストン「プロトタイプ」(50・54度)
ブリヂストン「BRM2」(58度)
パター:テーラーメイド「スパイダーツアーX」
ボール:ブリヂストン「ツアーB XS」
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※状況に応じて使用クラブを変えるため、実際使用するクラブセッティングは異なる場合があります。
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