タイガー・ウッズ選手が使用していることでも知られ、ブリジストンの2大看板ボールともいえるのがツアーBの「X」と「XS」です。
どちらも飛距離性能とスピン性能が高い次元で融合したボールであるがゆえに、どっちのボールを使用すべきか悩むゴルファーも多いのではないでしょうか?
違いも微妙で、多くのプロゴルファーがツアーBの「X」と「XS」を使用していますが、甲乙つけがたいようです。
比較表を見ながら、ツアーBの「X」と「XS」の違いを見極めていただければと思います。
今回は、ブリジストンの人気ボールであるツアーBの「X」と「XS」の違いを比較し、おすすめのボールはどっちなのかを見ていきます。
ブリジストンのツアーBのXとXSの違い
ブリジストンの人気ボール、ツアーBの「X」と「XS」の主な違いは、以下の2点です。
2.ツアーB「XS」は、「X」と比較して打感がよりソフト
どちらもスピン系のボールですが、共通点も多く完成度が高く、違いは少ないといえます。
ドライバーでは高初速・低スピン、アプローチでは逆に低初速・高スピンが特徴のボールです。
ブリジストンのツアーBのXの製品情報
ブリジストンのツアーB「X」の概要
・構造:3ピース
・カバー:リアクティブiQ・ウレタンカバー
・コア:ハイドロLSコア
・ディンプル:330個
・ディンプル形状:シームレス330デュアルディンプル
・フィーリング:ソフト(芯を感じるしっかりした打感)
・弾道:中弾道
・適応ヘッドスピード:40m/s前後~
・ボールナンバー:0、1、2、3、4、5、7、8
・カラー:ホワイト、パールホワイト、イエロー、ホワイト(コーポレート)
ブリジストンのツアーB「X」を使用するプロゴルファー
ジョイソン・デイ、金谷拓実、堀川未来夢、比嘉一貴、原英莉花、川﨑春花、他
ブリジストンのツアーBのXSの製品情報
ブリジストンのツアーB「XS」の概要
・構造:3ピース
・カバー:リアクティブiQ・ウレタンカバー
・コア:ハイドロLSコア
・ディンプル:330個
・ディンプル形状:シームレス330デュアルディンプル
・フィーリング:非常にソフト(フェースに吸い付くソフトな打感)
・弾道:中弾道
・適応ヘッドスピード:40m/s前後~
・ボールナンバー:0、1、2、3、4、5、7、8
・カラー:ホワイト、パールホワイト、イエロー、ホワイト(コーポレート)
ブリジストンのツアーB「XS」を使用するプロゴルファー
タイガー・ウッズ、稲見萌寧、古江彩佳、西郷真央、イ・ボミ、他
ブリヂストンのツアーBのXとXSの比較表
ブリヂストンの人気ボールであるツアーBの「X」と「XS」の違いをわかりやすく比較表にまとめました。
ともに3ピースでカバー素材も同じでディンプル数も同数など共通項が多いボールで、飛距離性能やスピン性能に優れたボールです。
どちらを選ぶか迷うところですが、スピン量や打感にやや違いが見られているので、このあたりが選択基準になるでしょう。
ブリジストンのツアーBの「X」と「XS」の比較表
ツアーB「X」 | 比較項目 | ツアーB「XS」 |
3ピース |
構造
|
3ピース |
多い |
スピン量
|
非常に多い |
中弾道 |
弾道
|
中弾道 |
ソフト |
打感
|
非常にソフト |
リアクティブiQウレタン |
カバー素材
|
リアクティブiQウレタン |
330個 |
ディンプル数
|
330個 |
40m/s前後~ |
推奨ヘッドスピード
|
40m/s前後~ |
ホワイト、パールホワイト、イエロー、ホワイト(コーポレート) |
カラー
|
ホワイト、パールホワイト、イエロー、ホワイト(コーポレート) |
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ブリジストンのツアーBのXとXS~おすすめのボールはどっち?
では、ブリジストンのツアーBの「X」と「XS」で、おすすめのボールはどっちなのかを見ていきましょう。
どちらのスピン系のボールで飛距離性能とスピン性能に優れていますが、選択の基準もなかなか難しいといえます。
打感はどちらも文句なく柔らかく、違いはわずかです。
高い次元で飛距離性能とスピン性能が融合しているので、選択基準は最後はフィーリングが決め手になるかもしれません。
試打をしたなら、わずかな違いを感じつつ、自分に合うのがどっちのボールなのかを見極めていく必要があります。
ブリジストンのツアーBのXがおすすめのゴルファーは?
ブリジストンのツアーBの「X」は「XS」と比較して、飛距離性能に分があります。
報道によると、タイガー・ウッズ選手が試打した際に、ドライバーショットでは約10ヤードほどツアーB「X」のほうが「XS」より飛距離が出たとのことです。
また、打感はソフトな中にも芯を感じるしっかり感があるようなので、中弾道で風に強いボールともいえます。
これらのことからツアーB「X」は風に負けない強いショット、あるいは少しでも飛距離を求めるゴルファーにおすすめしたいボールです。
また、普段はツアーB「XS」を使用しているゴルファーでも、飛距離が落ちる冬場はツアーB「X」を使用するという考え方もありかもしれません。
ブリジストンのツアーB「X」がおすすめのゴルファー
風に強いボール、少しでも飛距離を求めるゴルファー
ブリジストンのツアーBのXSがおすすめのゴルファーは?
一方のツアーB「XS」はツアーB「X」と比較して、スピン性能がさらに高く打感もよりソフトなボールです。
タイガー・ウッズ選手が使用していることでも知られ、その性能は多くのツアープロを満足させるものです。
(※状況によってはツアーB「X」も使用)
特にアプローチなどショートゲームでの打感の柔らかさはトップクラスといっていいでしょう。
したがって、ツアーB「XS」はより柔らかい打感とより高いスピン性能を求めるゴルファーにおすすめしたいボールです。
ブリヂストンのツアーB「XS」がおすすめのゴルファー
より柔らかい打感とより高いスピン性能を求めるゴルファー
最後はそれぞれのゴルファーのフィーリングやクラブとの相性が選択の決め手になるように思います。
一度打ち比べてみて違いを比較してみることをおすすめします。
実際のラウンドでの比較もいいでしょう。
ブリジストンのツアーBのXとXSの違いを比較~まとめ
今回は、ブリジストンの人気ボールであるツアーBの「X」と「XS」の違いを比較し、おすすめのボールはどっちなのかを見てきました。
ブリジストンの人気ボール、ツアーBの「X」と「XS」はどちらもスピン系のボールですが、主な違いを比較すると、以下の2点です。
2.ツアーB「XS」は、「X」と比較して打感がよりソフト
共通点も多く完成度が高いボールですが、ツアーB「X」は風に強く少しでも飛距離を求めるゴルファーにおすすめ、ツアーB「XS」はより柔らかい打感とより高いスピン性能を求めるゴルファーにおすすめです。
違いは微差なので実際に打ち比べてみて感触を比較し、相性を見極めることをおすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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