岩井千怜のクラブセッティング!パターとボール以外はヨネックス

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント2022初優勝を飾り、翌週のCatレディース2022も制してルーキーイヤーにして史上3人目のツアー初優勝から2週連続優勝という快挙を達成したのが岩井千怜選手です。

安定感抜群のスイングを支えているのがジュニアの頃から長く使用しているヨネックスのクラブです。

パターとボール以外はすべてヨネックスということですが、クラブセッティングは近年の女子ゴルファーには見られない岩井千怜選手ならではの独特のものがありました。

今回は、パターとボール以外はヨネックスで統一された岩井千怜選手のクラブセッティングを見ていきます。

スポンサーリンク

岩井千怜のクラブセッティング

岩井千怜選手のクラブセッティングは、パターとボール以外は契約先のヨネックスを中心としたものです。

ジュニア時代からヨネックスがサポートしてきたということで、プロ入りと同時に契約しています。

ドライバー以下、フェアウェイウッドは3W(スプーン)1本、ユーティリティ1本、アイアンは5番~PWと別モデルの6番の7本、ウエッジが3本にパターという14本という個性的なクラブセッティングになっています。

フェアウェイウッドが1本という近年の女子ゴルファーとしては非常に珍しいクラブセッティングで、その分、アイアンにひと工夫が加えられています。

岩井千怜のクラブセッティング(RKB×三井松島レディス2023優勝時)
ドライバー:ヨネックス「EZONE GT425」(ロフト9度)
シャフト:レクシスカイザL(長さ45.75インチ・フレックス:5S)

フェアウェイウッド(3W):ヨネックス「EZONE GT」
シャフト:レクシスカイザ2K(フレックス:5S)

ユーティリティ(3U):ヨネックス「EZONE FS」
シャフト:レクシスカイザU(フレックス:8S)

アイアン(6番):ヨネックス「EZONE FS」
シャフト:レクシスカイザi(フレックス:8S)

アイアン(5番~PW):ヨネックス「EZONE CB511フォージド」
シャフト:レクシスカイザi(フレックス:8S)

ウェッジ(ロフト50・54・58度):ヨネックス「EZONE W501」
シャフト:NSプロ 950GH(フレックス:S)

パター:オデッセイ「ホワイトホットOG #1WCS」

ボール:ダンロップ「スリクソンZ-STAR XV」

では、岩井千怜選手のクラブセッティングをドライバーからパター・ボールまで詳しく見ていきましょう。

スポンサーリンク

岩井千怜のドライバー2023

ドライバー:ヨネックス「EZONE GT425」(ロフト9度)
シャフト:レクシスカイザL(長さ45.75インチ・フレックス:5S)

岩井千怜選手が使用するドライバーは、ヨネックスの「EZONE GT425」です。

2022年3月発売のモデルで、460ccサイズの大型ヘッドを使用する選手が多い中、岩井千怜選手は425ccのやや小ぶりの「EZONE GT425」を選びました。

岩井千怜のフェアウェイウッド2023

3W(スプーン)
ヨネックス:「EZONE GT」
シャフト:レクシスカイザM(フレックス:5S)

岩井千怜選手が使用するフェアウェイウッドは、ヨネックスの「EZONE GT」です。

2019年11月発売のモデルで、前年の3W(スプーン)と5W(クリーク)の2本体制から3W(スプーン)1本体制に変わりました。

岩井千怜のユーティリティ2023

3U
ヨネックス:「EZONE FS」(19度)
シャフト:レクシスカイザU(フレックス:8S)

岩井千怜選手が使用するユーティリティは、ヨネックスの「EZONE FS」です。

2023年は5W(クリーク)を抜いて19度のユーティリティを使用しています。

岩井千怜のアイアン2023

6番
ヨネックス:「EZONE FS」
シャフト:レクシスカイザi(フレックス:8S)

5番~PW
ヨネックス:「EZONE CB511フォージド」
シャフト:レクシスカイザi(フレックス:8S)

岩井千怜選手が使用するアイアンは、6番がヨネックスの「EZONE FS」、5番~PWは同じくヨネックスの「EZONE CB511フォージド」です。

「EZONE FS」はストロングロフトの飛び系アイアンで、岩井千怜選手は4番アイアンの代わりとして使用しています。

コースによって飛び系の5番(ロフト20度)と6番(ロフト23度)、そしてノーマルの5番アイアン(ロフト25度)の3本を使い分けており、目安としては190ヤード以上の距離なら飛び系の5番を入れているようです。

男子の金谷拓実選手と同じような発想といっていいでしょう。

初優勝したNEC軽井沢72ゴルフではこの中から飛び系の6番とノーマルの5番アイアンを選びました。

岩井千怜のウエッジ2023

50度・54度・58度
ヨネックス:「EZONE W501」
シャフト:NSプロ 950GH(フレックス:S)

岩井千怜選手が使用するウエッジは、ヨネックスの「EZONE W501」です。

3本体制で、4度刻みで自然な流れになっています。

岩井千怜のパター2023

オデッセイ:「ホワイトホットOG #1WCS」

岩井千怜選手が使用するパターは、オデッセイの「ホワイトホットOG #1WCS」です。

2021年8月発売で、ヘッドはアンサー型で幅があるワイドな形状の「センターシャフト」のモデルです。

岩井千怜の使用ボール2023

ダンロップ:スリクソン「Z-STAR XV」

岩井千怜選手が使用するボールは、ダンロップのスリクソン「Z-STAR XV」です。

同じスリクソンの「Z-STAR」は3ピース構造のスピン系でソフトな打感、「Z-STAR XV」は4ピース構造のディスタンス系で「Z-STAR」に比べてスピン量が少なめのモデルです。


その他、主なプロゴルファーのクラブセッティング一覧(男子・女子別)は、こちらからどうぞ↓

プロゴルファーのクラブセッティング一覧を男子・女子別で!
こちらでは、主なプロゴルファーのクラブセッティング一覧を男子・女子別でまとめました。プロゴルファーのクラブセッティングを参考にしつつアマチュア・ゴルファーも体力やヘッドスピードなどを考慮して自分に合ったクラブを選んでいきたいところです。

岩井千怜のクラブセッティング~まとめ

今回は、パターとボール以外はヨネックスで統一された岩井千怜選手のクラブセッティングを見てきました。

岩井千怜選手のクラブセッティングは、ドライバー以下、フェアウェイウッドは3W(スプーン)1本、アイアンは5番~PWと別モデルの6番の7本、ウエッジが3本にパターという14本で非常に個性的です。

フェアウェイウッドが1本で飛び系のアイアンをコースによって使い分けるという点で、近年の女子選手には珍しいクラブセッティングといえるでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※プロゴルファーは状況に応じて使用クラブを変えるため、実際使用するクラブセッティングは異なる場合があります。

コメント