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上田桃子のクラブセッティング2024!シャフトとパター・ボールも

国内女子プロゴルフ界は黄金世代の台頭などで盛り上がりを見せていますが、21歳で当時の最年少賞金女王に輝いた上田桃子選手もまだまだ上位で頑張っています。

30歳を過ぎてベテランの域に達しつつある上田桃子選手ですが、安定感あるゴルフで常に上位に名を連ねています。

上田桃子選手のクラブセッティング2024を見てみると、オーソドックスながらも非常に強いこだわりを感じさせるものでした。

今回は、上田桃子選手のクラブセッティング2024についてシャフトとパター・ボールまで見ていきます。

上田桃子のクラブセッティング2024

上田桃子選手のクラブセッティング2024は、契約先のキャロウェイで統一したものです。

ドライバー以下、フェアウェイウッドは3W(スプーン)1本、ユーティリティ2本、アイアンは5番~PWの6本、ウエッジが3本にパターという14本で非常にオーソドックスなクラブセッティングです。

後で紹介しますが、番手間の飛距離の差もとても自然な流れで私たちアマチュア・ゴルファーには大変参考になるクラブセッティングなのではないでしょうか。

そして上田桃子選手の個性が表れているのが、古いモデルでも馴染んだ信頼性の高いクラブは長く使い続けているということです。

ことクラブに関しては、上田桃子選手は頑固なタイプなのかなと思ったりもしますが、裏を返せば感覚が変わるのを極力避けたいのではないかと思います。

では、上田桃子選手のクラブセッティング2024を詳しく見ていきましょう。

上田桃子のドライバー2024

キャロウェイ:「パラダイムAi スモーク トリプルダイヤモンド」(ロフト10.5度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD CQ」(長さ45インチ・フレックス:5S)

上田桃子選手の使用ドライバー2024は、最新の「パラダイムAi スモーク トリプルダイヤモンド」です。

クラブをあまり変えるタイプではない上田桃子選手ですが、ドライバーだけは毎年のようにニューモデルを採用しています。

飛距離アップはもちろんドライバーを替える重要なファクターではありますが、それとともに上田桃子選手の場合は操作性も重視しアドレスでピタッとハマってくれるタイプが好みのようです。

上田桃子のフェアウェイウッド2024

3W(スプーン)
キャロウェイ:「X HOT PRO」(15度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD PT」(SR)

上田桃子選手の使用するフェアウェイウッド2024は3W(スプーン)と5W(クリーク)の2本体制で、キャロウェイの「X HOT PRO」というモデルですが、なんと2013年のモデルです。

重心が浅くて低く低スピンで力強い弾道を実現したフェアウェイウッドとのことですが、今時、これだけ古いモデルを使い続けているプロゴルファーも珍しいのではないかと思います。

一時期はキャロウェイの「エピックMAX」を使用したこともありましたが、再びの起用です。

いかにこのフェアウェイウッドを信頼しているのかがわかりますし、上田桃子選手がクラブをあまり替えないタイプであることもここでわかります。

上田桃子のユーティリティ2024

3UT
キャロウェイ:「APEX UW(2023年モデル)」(19度)
シャフト:フジクラ「VENTUS TR RED」(6R)
5UT
キャロウェイ:「パラダイムAiスモーク」(23度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD SF」(6S)

上田桃子選手のユーティリティ2024は、3UTがキャロウェイ「APEX UW(2023年モデル)」、5UTがキャロウェイ「パラダイムAiスモーク」です。

昨シーズンは1本体制でしたが、2024年シーズンは2本体になりました。

また、昨シーズンはユーティリティのみキャロウェイではなくタイトリストの「816 H1」を使っていましたが、ユーティリティもキャロウェイになり、これでドライバーからボールまですべてキャロウェイで統一されました。

上田桃子のアイアン2024

5番
キャロウェイ:「APEX DCB アイアン」
シャフト:トゥルーテンパー「ダイナミックゴールド95」(S200)
6番~PW
キャロウェイ:「APEX アイアン(2016年モデル)」
シャフト:日本シャフト「NSプロ 950GH」(SR)

上田桃子選手の使用アイアン2024は、ユーティリティ代わりともいえる5番アイアンが入っています。

5番アイアンはキャロウェイの「APEX DCB アイアン」で、ミスにも強い寛容性がある飛び系の軟鉄鍛造アイアンモデルです。

6番~PWまでは従来から使用している同じAPEXのモデルで、2015年末に発売されたモデルということで使用歴はかなり長いです。

マッスルバックのような構えやすさとやさしさが同居したようなモデルで、飛距離性能にも優れ、なおかつ打感もいいということで上田桃子選手にとってはかなり理想的なアイアンなのではないでしょうか。

プロゴルファーだけでなく、アベレージゴルファーからアスリートゴルファーまでレベルを問わず使用されています。

上田桃子のウエッジ2024

50度・54度
キャロウェイ:「X フォージド」
60度
キャロウェイ:
「JAWS フォージド」
シャフト:日本シャフト「NSプロ 950GH」(SR)

上田桃子選手のウエッジ2024は50度と54度がキャロウェイの「X フォージド」、60度が「JAWS フォージド」の3本体制でロフト角は昨シーズンと変わりありません。

あまりフェースの開閉は使わないタイプなのでしょうか、60度のウエッジまで入れてグリーン周りに対応しています。

フェースの開閉よりもロフトの違いとスイングの大きさで、シンプルに距離を打ち分けたいのかもしれません。

上田桃子のパター2024

オデッセイ:「TRI-BEAM DOUBLE WIDEパター」

上田桃子選手の使用パター2024は、オデッセイの「TRI-BEAM DOUBLE WIDEパター」です。

2022年まで使用していた「トライ・ホット 5K ONE」と同じブレードタイプのパターですが、ホーゼルが三角形(トライアングル)なのが特徴でミスヒットに強いとのことです。

従来の形状でさらに安定したストロークを手に入れたということで、クラブをあまり変えない上田桃子選手だけにこちらのモデルは長く使用するのではないでしょうか。

方向性が取りやすくて打感がいいパターが好みとのことです。

上田桃子の使用ボール2024

キャロウェイ:「クロムツアーX ボール」

上田桃子選手の使用するボール2024はキャロウェイの「クロムツアーX」で、昨シーズンまで使用していた同じキャロウェイの「クロムソフトX」の後継モデルです。

コア2層+カバー2層の4ピース構造で、ソフトな打感と抜群の飛距離性能が特徴のボールです。

上田桃子のクラブセッティングと番手別飛距離

続いて、上田桃子選手の番手別の飛距離を見てみましょう。

上述したように、上田桃子選手の番手間の飛距離の差はとても自然な流れになっており、番手間に飛距離の大きな穴がありません。

フェアウェイウッドとユーティリティ、ユーティリティとアイアンなどは飛距離がうまくつながらないことが出やすいところですが、うまく飛距離が揃っています。

この辺の流れは私たちアマチュア・ゴルファーも大いに参考にすべき点のように思います。

上田桃子選手の番手別の飛距離の目安は、以下の通りです。

上田桃子の番手別飛距離

  • 1W:250ヤード
  • 3W:210ヤード
  • 5W:200ヤード
  • 4U:180ヤード
  • 5U:170ヤード
  • 6I:160ヤード
  • 7I:150ヤード
  • 8I:140ヤード
  • 9I:130ヤード
  • PW:120ヤード
  • 50度:105ヤード
  • 54度:90ヤード
  • 60度:75ヤード

その他、主なプロゴルファーのクラブセッティング一覧(男子・女子別)は、こちらからどうぞ↓

プロゴルファーのクラブセッティング一覧を男子・女子別で!
こちらでは、主なプロゴルファーのクラブセッティング一覧を男子・女子別でまとめました。プロゴルファーのクラブセッティングを参考にしつつアマチュア・ゴルファーも体力やヘッドスピードなどを考慮して自分に合ったクラブを選んでいきたいところです。

上田桃子のプロフィール

上田桃子選手は1986年(昭和61年)6月15日、熊本県熊本市に生まれ、ゴルフは10歳で始めました。

坂田信弘プロの坂田ジュニアゴルフ塾で腕を磨き、高校卒業後はティーチングプロの江連忠プロの指導を受け、2005年にプロ入りしました。

2007年の「ライフカードレディス」で初優勝を飾ると、同年の日米共催の「ミズノクラシック」などでも優勝し年間5勝で史上最年少の21歳156日で賞金女王に輝きました。

翌2008年からはアメリカツアーに挑戦するも思うような結果が出せず、2014年からは再び国内ツアーに専念しています。

上田桃子選手のプロフィールは、以下の通りです。

上田桃子のプロフィール

  • 名前
    上田 桃子(うえだ ももこ)
  • 生年月日
    1986年(昭和61年)6月15日
  • 身長・体重
    161cm・54kg
  • 血液型
    A型
  • 出身地
    熊本県熊本市
  • 出身高校
    東海大学付属第二高校(熊本県)
  • プロ転向
    2005年
  • ツアー優勝
    通算17勝(国内16勝、海外1勝)
  • 趣味
    音楽鑑賞、ショッピング
  • 所属
    かんぽ生命保険

※ツアー成績などは2024年3月1日時点のものです。

上田桃子のクラブセッティング2024~まとめ

今回は、キャロウェイで統一された上田桃子選手のクラブセッティング2024についてシャフトとパター・ボールまで見てきました。

上田桃子選手のクラブセッティング2024はキャロウェイを中心にドライバー以下、フェアウェイウッドは3W(スプーン)1本、ユーティリティ2本、アイアンは5番~PWの6本、ウエッジが3本にパターという14本で、番手間の飛距離の差はとても自然な流れでアマチュア・ゴルファーにも参考になる部分です。

特徴は古いモデルでも馴染んでいるクラブはあまり替えるタイプではないというところで、感覚を大事にしていることがうかがえます。

上田桃子選手のクラブセッティングは、私たちアマチュア・ゴルファーのお手本になるようなクラブセッティングといえるでしょう。

上田桃子のクラブセッティング2024(ダイキンオーキッドレディス2024)
ドライバー:キャロウェイ「パラダイムAi スモーク トリプルダイヤモンド」(10.5度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD CQ」(長さ45インチ・フレックス:5S)

フェアウェイウッド(3W):キャロウェイ「X HOT PRO」

ユーティリティ(3UT・5UT)
3UT:キャロウェイ「APEX UW(2023年モデル)」(19度)
5UT:キャロウェイ「パラダイムAiスモーク」(23度)

アイアン
5番:キャロウェイ「APEX DCB」
6番~PW:キャロウェイ「APEX アイアン(2016年モデル)」)

ウェッジ(50・54・60度)
キャロウェイ「X フォージド」(50・54度)
キャロウェイ「JAWS フォージド」(60度)

パター:オデッセイ「TRI-BEAM DOUBLE WIDEパター」

ボール:キャロウェイ「クロムツアーX ボール」

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※プロゴルファーは状況に応じて使用クラブを変えるため、実際使用するクラブセッティングは異なる場合があります。

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