松山英樹のクラブセッティング最新版!シャフトはハードスペック!

今、日本人最強のゴルファーといえば、松山英樹選手をおいて他にはないでしょう。

2019~2020年は復活を予感させるラウンドも増え、再び上昇気流に乗り、2021年にはマスターズに優勝するなど今や世界のトップゴルファーのひとりに数えられるほどの存在になりました。

そんな松山英樹選手ですが、クラブセッティングにも並々ならぬこだわりを見せています。

松山英樹選手の最新のクラブセッティングは、どうなっているのでしょうか?

今回は、松山英樹のクラブセッティング最新版をシャフトとともに紹介していきたいと思います。

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松山英樹のクラブセッティング最新版

松山英樹選手といえば、ダンロップ・スリクソンというイメージが強いような気もしますが、蓋を開けてみればウッド系はテーラーメイドを中心に構成され、ウエッジはクリーブランドとなかなか多彩なクラブセッティングです。

そこにはスコアを追求するための武器として、クラブに対する貪欲さを感じさせられます。

最新のクラブセッティング2022は、ドライバー1本とフェアウェイウッドが3W(スプーン)1本、ユーティリティ1本、アイアンが4番~PWの7本、ウエッジが3本とパター1本の計14本です。

現在のところはこのクラブセッティングですが、来月にはまた変わっている可能性も大いにあり得るでしょう。

松山英樹のドライバー2023・2020

ダンロップ:スリクソン「ZX5」(ロフト9.5度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD DI-8」(長さ:45.25インチ・フレックス:TX)※2020年はグラファイトデザイン「ツアーAD GP-8」(TX)

松山英樹選手の使用ドライバー2023は、再びスリクソン「ZX5」に戻り、シャフトが前年からのツアーADの「DI-7」になっています。

スリクソン「ZX5」は2020年のモデルです。

松山英樹のドライバー2022・2021

ダンロップ:スリクソン「ZX7」(ロフト9.5度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD DI-8」(長さ:45.25インチ・フレックス:TX)

松山英樹選手の使用ドライバー2021は、前年から引き続きスリクソン「ZX7」で、シャフトが同じツアーADの「DI-7」に変更しています。

中調子で、重さ80g台の先端の剛性が高いしっかりとしたモデルです。

松山英樹のドライバー2019

テーラーメイド:「M5」(9度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD GP-8」(TX)

キャロウェイの「エピック・フラッシュ」を使用することもあり、どちらかに迷うところもあるようです。

シャフトは、5月の全米プロゴルフ選手権2019からグラファイトデザインの「ツアーAD GP-8TX」を使用しています。

それまでは、同じくグラファイトデザインの「ツアーAD DI-8TX」を使用していましたが、よりしっかりしたタイプに変更することで安定性を狙ったものと思われます。

松山英樹のフェアウェイウッド2023

3W(スプーン)
テーラーメイド:「SIM2 フェアウェイウッド」(ロフト15度)

松山英樹選手の使用するフェアウェイウッド2023は、再び3W(スプーン)のみとなり、5W(クリーク)の代わりにユーティリティを採用しています。

松山英樹のフェアウェイウッド2022

3W(スプーン)
テーラーメイド:「SIM2 フェアウェイウッド」(ロフト15度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD DI-9」(長さ:42.5インチ・フレックス:TX)

5W(クリーク)
コブラ:「RADスピード ツアー」(ロフト17.5度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD DI-10」(フレックス:TX)

松山英樹選手の使用するフェアウェイウッド2022は、3W(スプーン)のみの1本体制からユーティリティを抜き5W(クリーク)を加えた2本体制に変わっています。

ダンロップ・スリクソンシリーズを中心とした松山英樹選手のクラブセッティングの中で、コブラのクラブということでひときわ異彩を放っていますが、フェアウェイウッドとユーティリティの中間くらいのヘッドでスピンがかかるのが特徴のようです。

松山英樹のフェアウェイウッド2021

3W(スプーン)
テーラーメイド:「SIM2 フェアウェイウッド」(ロフト15度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD DI-9」(長さ:42.5インチ・フレックス:TX)

松山英樹選手の使用するフェアウェイウッド2021は、同じテーラーメイドの「SIM2」に変更しています。

低重心でボールが上がりやすく、ミスへの許容度も高いモデルです。

松山英樹のフェアウェイウッド2020

3W(スプーン)
テーラーメイド:「SIM MAX フェアウェイウッド」(15度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD XC-9」(TX)

松山英樹選手の使用するフェアウェイウッド2020は、同じテーラーメイドの「SIM MAX」に変更しています。

Vスチールソールというソールの接地面積を減らして抜けの良さを求めたモデルで、楽に高い弾道が打てるとのことです。

松山英樹のフェアウェイウッド2019

3W(スプーン)
テーラーメイド「M4」(15度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD DI-9」(TX)

3W(スプーン)は、ドライバーと同じくテーラーメイドですが、ドライバーに比べると少しやさしくボールが上がりやすい「M4」を使用しています。

シャフトは、以前と同じグラファイトデザインの「ツアーAD DI-8TX」を使用しており、やはりやさしさを重視しているように思えます。

松山英樹のユーティリティ2023

ユーティリティ
テーラーメイド:「SIM UDI」(ロフト19度)

松山英樹選手の使用するユーティリティ2023は、テーラーメイドの「SIM UDI」を採用しています。

アイアン型ユーティリティで、中空構造&低重心のモデルです。

松山英樹のユーティリティ2021

ユーティリティ
テーラーメイド:「SIM2 レスキュー」(ロフト19度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD DI-115 ハイブリッド」(フレックス:TX)

松山英樹選手の使用するユーティリティ2021は、フェアウェイウッド同様にテーラーメイドの「SIM2」に変更しています。

フェアウェイウッドとユーティリティは、よりやさしいモデルを好んで選んでいる印象を受けます。

松山英樹のユーティリティ2020

ユーティリティ
テーラーメイド:「SIM MAX レスキュー」(19度)

シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD DI-115 ハイブリッド」(TX)

松山英樹選手の使用するユーティリティ2020は、PINGからテーラーメイドの「SIM MAX」に変更しています。

フェアウェイウッド同様、Vスチールソールと採用したモデルです。

松山英樹のユーティリティ2019

ユーティリティ
PING「G410ハイブリッド」(18度)

シャフト:日本シャフト「NS PRO GRAPHITE On STEEL TECHNOLOGY DP 110」(S)

松山選手は、5W(クリーク)ではなくユーティリティをバッグに入れています。

ユーティリティからはコントロールを重視しているのでしょう。

シャフトもよりアイアン感覚で打てる「NS PRO GRAPHITE On STEEL TECHNOLOGY DP 110」を使用しています。

松山英樹のアイアン2023・2022・2021

4番~PW
ダンロップ:スリクソン「Z-フォージド アイアン」
シャフト:トゥルーテンパー「ダイナミックゴールド ツアーイシュー」(フレックス:S-400)

松山英樹選手の使用アイアン2023は、2020年は4番アイアンのみキャビティタイプだったのが、すべてマッスルバックのモデルに統一されています。

モデルは変わらず、同じスリクソンの「Z-フォージド」です。

2022年はPWの代わりにクリーブランドのウエッジを入れた時期もありましたが、またもとのPWに戻しています。

松山英樹のアイアン2020

4番
ダンロップ:スリクソン「ZX7 アイアン」
シャフト:トゥルーテンパー「ダイナミックゴールド ツアーイシュー」(S-400)

5番~PW
ダンロップ:スリクソン「Z-フォージド アイアン」
シャフト:トゥルーテンパー「ダイナミックゴールド ツアーイシュー」(S-400)

松山英樹選手の使用アイアン2020は、4番アイアンのみキャビティタイプにし、5番からは従来通りマッスルバックのモデルを使用しています。

松山英樹のアイアン2019

4番~PW
ダンロップ「スリクソン Z965アイアン」
シャフト:トゥルーテンパー「ダイナミックゴールド ツアーイシュー」(S-400)

アイアンからは完全にコントロール性を重視してマッスルバックのモデルを使用しています。

マッスルバックとしては、やや大きめのフェースで、S20Cという柔らかい素材を採用し柔らかい打感を実現しています。

松山英樹のウエッジ2023・2022・2021・2020

52度・56度・60度
クリーブランド:「RTX4 フォージド」
シャフト:トゥルーテンパー「ダイナミックゴールド ツアーイシュー」(S-400)

松山英樹選手の使用ウエッジ2023は、モデルは変わらず「RTX4 フォージド」のままです。

ソール幅が広く、さらにスピン性能を高めたモデルです。

2022年には、上述したようにPWを抜きクリーブランドのPWに相当するウエッジ(48度)を入れていた時期もありました。

松山英樹のウエッジ2019

52度・56度・60度
クリーブランド:「RTX2.0 フォージド」
シャフト:トゥルーテンパー「ダイナミックゴールド ツアーイシュー」(S-400)

ウェッジは、松山英樹選手監修のモデルでロフト角は4度刻み、松山選手のこだわりが隅々まで行き届いたクラブです。

ここまでくれば松山英樹モデルといってもいいでしょう。

以前はキャロウェイのウェッジを使用していた時期もありましたが、今後はこのモデルを継続して使用していくことになりそうです。

松山英樹のパター2023・2022・2021・2020・2019

スコッティ・キャメロン:「GSSニューポート2」

松山英樹選手といえばこの「GSSニューポート2」のイメージが定着しています。

時々、他のタイプを試したりすることもありますが、結局はここに帰ってきます。

もはや不動のエースパターといっていいでしょう。

その他、主なプロゴルファーのクラブセッティング一覧(男子・女子別)は、こちらからどうぞ↓

プロゴルファーのクラブセッティング一覧を男子・女子別で!
こちらでは、主なプロゴルファーのクラブセッティング一覧を男子・女子別でまとめました。プロゴルファーのクラブセッティングを参考にしつつアマチュア・ゴルファーも体力やヘッドスピードなどを考慮して自分に合ったクラブを選んでいきたいところです。

松山英樹の使用ボール最新版

ダンロップ:スリクソン 「Zスター XV ボール」

ドライバーでの余分なスピン量を抑え、高い打ち出し角を実現したボールです。

打感の柔らかさも申し分なくスピン性能にも優れ、多くのツアー・プロが使用しています。

松山選手も満足していることでしょう。

松山英樹のクラブセッティング最新版~まとめ

今回は、松山英樹のクラブセッティング最新版をシャフトとともに紹介してきました。

松山英樹の最新のクラブセッティング2022は、ドライバー1本にフェアウェイウッドが3W(スプーン)1本、ユーティリティ1本、アイアンが4番~PWの7本、ウエッジが3本とパター1本の計14本です。

詳しく見ていくと、松山英樹のクラブセッティング最新版はメーカーやモデルに縛られずに自分に合うクラブを納得するまでこだわり抜いて選んでいることがわかります。

今回のクラブセッティングが最新版ではありますが、今後も自分に合うクラブが見つかれば、クラブセッティングもどんどん変わっていくことでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※プロゴルファーは状況に応じて使用クラブを変えるため、実際使用するクラブセッティングは異なる場合があります。

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