NEC軽井沢72ゴルフトーナメント2022でツアー初優勝を飾り、翌週のCatレディース2022も制してルーキーイヤーにして史上3人目のツアー初優勝から2週連続優勝という快挙を達成したのが岩井千怜選手です。
安定感抜群のスイングを支えているのがジュニアの頃から長く使用しているヨネックスのクラブです。
パターとボール以外はすべてヨネックスということですが、クラブセッティング2024は近年の女子ゴルファーには見られない岩井千怜選手ならではの独特のものがありました。
今回は、パターとボール以外はヨネックスで統一された岩井千怜選手のクラブセッティング2024を見ていきます。
岩井千怜のクラブセッティング2024
岩井千怜選手のクラブセッティング2024は、パターとボール以外は契約先のヨネックスを中心としたものです。
ジュニア時代からヨネックスがサポートしてきたということで、プロ入りと同時に契約しています。
ドライバー以下、フェアウェイウッドは3W(スプーン)と5W(クリーク)の2本、アイアンは5番~PWと別モデルの6番の7本、ウエッジが3本にパターという14本という個性的なクラブセッティングになっています。
2024年はユーティリティを抜いてフェアウェイウッドが2本という近年の女子ゴルファーとしては非常に珍しいクラブセッティングで、その分、アイアンにひと工夫が加えられています。
では、岩井千怜選手のクラブセッティング2024をドライバーからパター・ボールまで詳しく見ていきましょう。
岩井千怜のドライバー2024
シャフト:ヨネックス「レクシスカイザL」(長さ45.25インチ・フレックス:5S)
岩井千怜選手が使用するドライバー2024は、ヨネックスの「EZONE GT タイプS」です。
ヨネックスの新しいモデルで、昨シーズンに使用していた425ccのやや小ぶりの「EZONE GT425」から460ccの「EZONE GT タイプS」へ変更しました。
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岩井千怜のフェアウェイウッド2024
ヨネックス:「EZONE GT」(15・18度)
シャフト:ヨネックス「レクシスカイザ2K」(フレックス:5S)
岩井千怜選手が使用するフェアウェイウッド2024はヨネックスの「EZONE GT」で、昨シーズンの3W(スプーン)1本体制から再び2本体制になりました。
2019年11月発売のモデルで、かなり長期間使っています。
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岩井千怜のアイアン2024
ヨネックス:「EZONE GT」(23度)
5番~PW
ヨネックス:「EZONE CB511フォージド」
シャフト:ヨネックス「レクシスカイザi」(フレックス:8S)
岩井千怜選手が使用するアイアン2024は、6番がヨネックスの「EZONE GT」、5番~PWは同じくヨネックスの「EZONE CB511フォージド」です。
「EZONE GT」はストロングロフトの飛び系アイアンで、岩井千怜選手は4番アイアンの代わりとして使用しています。
コースによって飛び系の5番(ロフト20度)と6番(ロフト23度)、そしてノーマルの5番アイアン(ロフト25度)の3本を使い分けており、目安としては190ヤード以上の距離なら飛び系の5番を入れているようです。
男子の金谷拓実選手と同じような発想といっていいでしょう。
初優勝したNEC軽井沢72ゴルフではこの中から飛び系の6番とノーマルの5番アイアンを選びました。
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岩井千怜のウエッジ2024
ヨネックス:「EZONE W501」
シャフト:日本シャフト「NSプロ 950GH」(フレックス:S)
岩井千怜選手が使用するウエッジ2024は、ヨネックスの「EZONE W501」です。
3本体制で、4度刻みで自然な流れになっています。
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岩井千怜のパター2024
岩井千怜選手が使用するパター2024は、オデッセイの「ホワイトホット BLACK #5 CS」です。
ヘッドはマレット型で、昨シーズンまでのアンサー型からの変更になります。
幅があるワイドな形状の「センターシャフト」のモデルなのは共通しています。
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岩井千怜の使用ボール2024
岩井千怜選手が使用するボール2024は、ダンロップのスリクソン「Z-STAR XV」です。
同じスリクソンの「Z-STAR」は3ピース構造のスピン系でソフトな打感、「Z-STAR XV」は4ピース構造のディスタンス系で「Z-STAR」に比べてスピン量が少なめのモデルです。
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その他、主なプロゴルファーのクラブセッティング一覧(男子・女子別)は、こちらからどうぞ↓
岩井千怜のクラブセッティング2024~まとめ
今回は、パターとボール以外はヨネックスで統一された岩井千怜選手のクラブセッティング2024を見てきました。
岩井千怜選手のクラブセッティング2024は、ドライバー以下、フェアウェイウッドは3W(スプーン)と5W(クリーク)の2本、アイアンは5番~PWと別モデルの6番の7本、ウエッジが3本にパターという14本で非常に個性的です。
フェアウェイウッドが2本で、ユーティリティを外して飛び系のアイアンをコースによって使い分けるという点で、近年の女子選手には珍しいクラブセッティングといえるでしょう。
岩井千怜のクラブセッティング2024(ダイキンオーキッドレディス2024)
ドライバー:ヨネックス「EZONE GT タイプS」(ロフト9度)
シャフト:ヨネックス「レクシスカイザL」(長さ45.25インチ・フレックス:5S)
フェアウェイウッド(3W・5W):ヨネックス「EZONE GT」(15・18度)
アイアン
6番:ヨネックス「EZONE GT」(23度)
5番~PW:ヨネックス「EZONE CB511フォージド」
ウェッジ(50・54・58度):ヨネックス「EZONE W501」
パター:オデッセイ「ホワイトホット BLACK #5 CS」
ボール:ダンロップ「スリクソンZ-STAR XV」
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※プロゴルファーは状況に応じて使用クラブを変えるため、実際使用するクラブセッティングは異なる場合があります。
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