見ているとゴルフは、一組4人でラウンドすることが多いようです。
団体競技ならプレーする人数は決まっていないといけませんが、個人競技であるゴルフは一組何人でラウンドしてもいいような気もします。
しかし、ゴルフコースの設備なども4人一組を基本としています。
ゴルフコースのカートもキャディーバッグは4つ積めるようになっていますし、スコアカードも4人分記載できるようになっています。
ゴルフは、なぜ4人でラウンドするのでしょうか?
今回は、ゴルフはなぜ4人でラウンドするのか、組み合わせの人数が5人ではダメなのかを見ていきます。
ゴルフはなぜ4人でラウンドするのか?
ゴルフはなぜ4人でラウンドするのか?
素朴な疑問ですが、これはゴルフの歴史を辿るとわかりやすいかと思います。
ゴルフは創生期には1対1のマッチプレーとして始まり、これが発展してベストボールやワンボール方式などのペアマッチができあがります。
これらのペアマッチは2対2の合計4人でプレーすることになります。
ライダーカップやプレジデントカップ、そしてオリンピックなどの国別対抗戦などがいい例です。
現在主流のストロークプレーであれば、4人以外でも問題ないと思われますが、この4人一組のペアマッチの流れがゴルフのラウンドの基本になったのではないかといわれています。
そして、4人1組が進行もスムーズで、ゴルフコース側から見ても何かと効率がいいのでしょう。
ゴルフのラウンドで組み合わせの人数が5人はダメ?
一組5人以上でラウンドするのが危険、あるいは時間がかかるという問題で、多くのゴルフコースでは4人一組を基本としています。
しかし、ゴルフ規則には一組の人数制限はありません。
そして実際に5人一組でラウンドできるゴルフコースも登場しています。
ただし、プレー時間には配慮が必要で、プレーが遅くなり後続の組に迷惑をかけないことを条件としたり、後続の組との時間間隔を空けるなどしているようです。
中にはプレーをしない家族同伴でのプレーもOKというピクニック気分でラウンドできるコースもあります。
ゴルフコースも入場者減少を食い止めるために、さまざまな手段を講じているということなのでしょう。
というわけで、ゴルフのラウンドで組み合わせの人数が5人はダメというわけではなく、コースによりけりということになります。
その他のゴルフの組み合わせ~3人、2人、1人の場合
その他のゴルフの組み合わせとして、逆に4人一組より少ない人数の3人・2人・1人というのはどうでしょうか?
ゴルフのラウンドでは、いつもいつも一組の人数が4人になるとは限りません。
コンペともなればなおのこと、すべての組が4人一組とはなりにくいはずです。
4人一組以外の組み合わせで、3人、2人、1人の場合を見ていきましょう。
3人の場合
3人でラウンドすることをスリーサム、あるいはスリーバッグと呼んだりしますが、3人一組は普通にあるのではないでしょうか。
以前は当たり前のように追加料金が発生しましたが、今はどうでしょうか。
だいぶ少なくなっているように思います。
3人で予約を申し込んでいても必ずしも3人でのラウンドとなるとは限らず、ひとりでラウンドに来たメンバーさんが入ることも珍しくありません。
2人の場合
2人でラウンドすることをツーサム、あるいはツーバッグと呼んだりしますが、2人一組というラウンドもだいぶ増えてきました。
以前はスリーサム(スリーバッグ)以上の追加料金が発生しましたが、今はツーサム(ツーバッグ)OKのゴルフコースも増えました。
夫婦やカップルでリゾートコースを満喫したい時には最適です。
ただし、スリーサム同様、ゴルフコースによっては必ずしも2人でのラウンドとなるとは限らず、メンバーさんが入ることがあります。
1人の場合
早朝ゴルフや薄暮のラウンドで、1人でラウンドしているゴルファーを見かけることがありますが、基本的にはほとんどないといっていいでしょう。
1人の場合は多くがメンバーさんが、スリーサム(スリーバッグ)かツーサム(ツーバッグ)の組に入ることになります。
ゴルフはなぜ4人でラウンド~まとめ
今回は、ゴルフはなぜ4人でラウンドするのか、組み合わせの人数が5人ではダメなのかを見てきました。
ゴルフはなぜ4人でラウンドするのか、その理由は4人一組のペアマッチの流れがゴルフのラウンドの基本になったからだと思われます。
また、ゴルフのラウンドで組み合わせの人数は5人以上は、コースによりけりで5人一組でラウンドできるゴルフコースも登場しています。
ただし、プレー時間には配慮が必要なのは言うまでもありません。
個人的にはゴルフのラウンドで一組5人以上になると、ゴチャゴチャして落ち着かないような気もします。
しかし、家族同伴など新しいタイプのゴルフのラウンドが模索されているのも事実です。
今後もゴルフ離れ防止の意味も含めて、さまざまな工夫が見られることでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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