ゴルフボールを鳥がくわえるとルール上どうなる?当たることもある!

ゴルフは自然とともにあるスポーツです。

ゴルフコースには木や芝生があり、クリークが流れていたりもします。

なのでゴルフをプレーしていて野生動物の姿を見かけるのは普通のことではあるのですが、時にはこの動物たちが思わぬ邪魔をすることがあります。

それは主に鳥に多いのですが、ボールをくわえるとか、中には稀ではありますがショットが当たることもあります。

このように鳥がゴルフボールをくわえるとか、当たるとかした場合はルール上はどうなるのでしょうか?

今回は、ゴルフボールを鳥がくわえたり当たった場合、ルール上どうなるのかを見ていきます。

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ゴルフボールを鳥がくわえるとルール上どうなる?

ゴルフボールを鳥がくわえることはそう多くはありませんが、確かにあります。

筆者も一度だけ、カラスがフェアウエー真ん中にあるボールをくわえて持ち去られたことがあります。

このようにゴルフボールを鳥がくわえるとルール上どうなるのでしょうか?

カラスなど鳥や動物は、ゴルフのルール上は「局外者」としての扱いとなります。

「局外者」(Outside Agency)とは、プレーヤーとそのキャディー、プレー中のボールなどの携帯品以外のものすべてです。

そして、鳥がボールをくわえるのは、ボールが止まっている場合と動いて(飛んで)いる場合の2つのケースが考えられます。

順番に見ていきましょう。

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止まっているボールを鳥がくわえるとルール上どうなる?

ゴルフのルールでは、鳥などの動物(局外者)がくわえるなどして止まっているボールを動かした場合は、ペナルティなしでリプレースしてその場から打ち直すことができます。

止まっていたボールの場所がはっきり特定できない場合は、ボールがあったと思われるできるだけ近い場所にドロップすることになります。

また、ショットの後にボールが見つからず、鳥がくわえて行ったのだろうという判断では適用できません。

この場合は、ロストボール扱いとなります。

鳥がくわえる場面を目撃、またはボールが止まっていた場所の周辺に鳥がいた、など明らかに鳥の仕業と認められなければ適用とはなりません。

動いて(飛んで)いるボールを鳥が空中でくわえるとルール上どうなる?

さらに珍しいケースになりますが、動いて(飛んで)いるボールを鳥が空中でくわえるといったケースはルール上どうなるのでしょうか?

この場合は、グリーンの外とグリーン上で処置が異なります。

グリーンの外の場合

まず、鳥が飛んでいるボールをくわえて持って行ってしまった場合は、上空の真下の地点、または真下と思われる地点にリプレースすることになります。

ボールをすぐに回収できない場合は他のボールに取り替えることもできます。

また、動いている(転がっている)ボールを鳥などの動物が動かした場合は、ボールが止まったところからあるがままの状態でプレーします。

そして、これらのケースはすべて無罰です。

鳥などの局外者によって動いているボールの方向を変えられたり、止められたりすることをラブ・オブ・ザ・グリーン(Rub of the Green)といいますが、この場合はあるがままの状態でプレーということになります。

グリーン上の場合

グリーン上の場合は、あるがままの状態でプレーとはいきません。

たとえぼーるが動いていようが止まっていようが、元あった場所にリプレースしなければなりません。

例えば、鳥などの動物がボールをくわえるなどして動かしてカップインしてくれたとしても残念ながら元あった場所にリプレースということになります。

なお、この場合も無罰となります。

飛んでいる鳥にボールが当たるとルール上どうなる?

では次に、鳥がボールをくわえるのではなく、飛んでいる鳥にボールが当たった場合はルール上どうなるのでしょうか?

この場合は、ゴルフのルールでは「動いている球が局外者により偶然に方向を変えられた場合」に該当し、ラブオブザグリーンに当てはまり、誰にも罰はなく、そのボールはあるがままの状態でプレーすることになります。

もちろん無罰です。

結局は、鳥にボールが当たる場合と鳥が空中でくわえる場合は、同じ処置ということになります。

カラスなどの鳥が飛んでいるボールをホールインワンしたら?

最後は、さらに信じられない、ありえないようなケースです。

ショートホールでティーショットして、カラスなどの鳥が飛んでいるボールをくわえてホールインワンしたらどうなるのでしょうか?

はたして、ホールインワンと認められるのでしょうか?

残念ながらホールインワンとしては認められません。

処置としてはボールが動いていた場合は、カラスなど鳥がくわえた時にボールがあった地点、なおかつホールに近づかない地点にボールを無罰で、その場所がグリーン上であればリプレース、グリーンの外であればドロップすることになります。

ホールインワンとして認められるのなら、打った本人も大喜びでみんな盛り上げると思いますが、この処置だと逆に損をする可能性のほうが高そうですね。

まとめ

今回は、ゴルフボールを鳥がくわえたり当たった場合、ルール上どうなるのかを見てきました。

ゴルフボールを鳥がくわえたり当たった場合は、そのボールが止まっているか動いているか、グリーンの外かグリーン上かでルール上、処置が異なります。

カラスなど鳥や動物は、ゴルフのルール上は「局外者」としての扱いで、いずれも無罰ですが、少しややこしいので整理が必要かと思います。

いずれの場合もゴルファーに得になることは、ないようです。

この記事が少しでもみなさんのお役に立てば、うれしいです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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