アメリカ男子プロゴルフツアーのメジャー第3戦となる全米オープンゴルフ2024が、6月13日(木)からアメリカ・ノースカロライナ州のパインハーストリゾート＆カントリークラブで開催されます。
今年もまたツアー最高額の賞金と実力世界一の栄誉を目指して世界のトッププレイヤーたちが4日間72ホール、熱い戦いを繰り広げます。
強豪ぞろいのPGAツアーだけに優勝予想は毎年難しいですが、松山英樹選手をはじめとする日本人出場選手は優勝争いに加わることができるのか期待と注目が集まります。
今回は、全米オープンゴルフ2024の優勝予想と日本人出場選手、松山英樹選手の過去の成績などについて見ていきます。
全米オープンゴルフ2024の優勝予想
では、最近のPGAツアーの優勝者や世界ランキングなどから全米オープンゴルフ2024の優勝予想をしていきたいと思います。
2024年シーズンのここまでの優勝者を見ると、複数回優勝は5勝のスコッティ・シェフラー（アメリカ）と3勝（アメリカ2勝・ヨーロッパ1勝）のローリー・マキロイ（北アイルランド）となっています。
マスターズも制し世界ランキングも1位でしかも独走状態ということで、自動的に優勝候補の大本命はスコッティ・シェフラーとなります。
そして対抗馬はローリー・マキロイ（北アイルランド）とザンダー・シャウフェレ（アメリカ）、コリン・モリカワ（アメリカ）が有力です。
ローリー・マキロイは上述のように今シーズン3勝をあげており対抗最右翼、ザンダー・シャウフェレは5月の全米プロゴルフ選手権で初メジャーを獲得し波に乗っています。
コリン・モリカワは優勝こそないものの上位安定でいつ勝ってもおかしくない状態にあります。
そして、さらなる対抗馬としてはブルックス・ケプカ（アメリカ）、ビクトル・ホブラン（ノルウェー）、松山英樹選手（日本）があげられます。
ブルックス・ケプカはメジャー大会に強く過去の優勝者でもあり調子も悪くなく、ビクトル・ホブランも好調を維持して初メジャー獲を虎視眈々と狙います。
ケガに苦しんできた松山英樹選手ですが、2024年シーズンは2月の「ジェネシス招待」で復活優勝するなど、以前のように上位で活躍しマスターズに続くメジャー2勝目を狙います。
注目のタイガー・ウッズ（アメリカ）ですが、事故後の成績や出場試合の少なさから優勝争いは厳しいと言わざるを得ません。
全米オープンゴルフ2024優勝予想は今シーズン4勝で絶好調のスコッティ・シェフラー（アメリカ）が大本命、対抗にローリー・マキロイ（北アイルランド）とザンダー・シャウフェレ（アメリカ）、コリン・モリカワ（アメリカ）、その他に好調なブルックス・ケプカ（アメリカ）、ビクトル・ホブラン（ノルウェー）、松山英樹選手（日本）がどう絡んでくるかと予想します。
※ランキングや成績などは2024年6月10日時点です。
本命
スコッティ・シェフラー（アメリカ）
対抗A
ローリー・マキロイ（北アイルランド）、ザンダー・シャウフェレ（アメリカ）、コリン・モリカワ（アメリカ）
対抗B
ブルックス・ケプカ（アメリカ）、ビクトル・ホブラン（ノルウェー）、松山英樹（日本）
PGAツアー2024年の優勝者
PGAツアー2024年の優勝者
- ザ・メモリアルトーナメント（6/6～9）：スコッティ・シェフラー（アメリカ）
- RBCカナディアンオープン（5/23～26）：デービス・ライリー（アメリカ）
- 全米プロゴルフ選手権（5/16～19）：ザンダー・シャウフェレ（アメリカ）
- ウェルズファーゴ選手権（5/9～12）：ローリー・マキロイ（北アイルランド）
- ザ・CJカップ・バイロン・ネルソン（5/2～5）：テイラー・ペンドリス（カナダ）
- チューリッヒクラシック（4/25～28）：ローリー・マキロイ（北アイルランド）＆シェーン・ローリー（アイルランド）※ダブルス戦
- RBCヘリテージ（4/18～21）：スコッティ・シェフラー（アメリカ）
- マスターズ（4/11～14）：スコッティ・シェフラー（アメリカ）
- バレロテキサスオープン（4/4～7）：アクシェイ・バティア（アメリカ）
- テキサスチルドレンズ・ヒューストンオープン（3/28～31）：シュテファン・イエーガー（ドイツ）
- バルスパー選手権（3/21～24）：ピーター・マルナチ（アメリカ）
- ザ・プレーヤーズ選手権（3/14～17）：スコッティ・シェフラー（アメリカ）
- アーノルド・パーマー招待（3/7～10）：スコッティ・シェフラー（アメリカ）
- コグニザントクラシック（2/29～3/3）：オースティン・エックロート（アメリカ）
- メキシコオープンatヴィダンタ（2/22～25）：ジェイク・ナップ（アメリカ）
- ジェネシス招待（2/15～18）：松山英樹（日本）
- WMフェニックスオープン（2/8～11）：ニック・テイラー（カナダ）
- AT＆Tペブルビーチプロアマ（2/1～4）：ウィンダム・クラーク（アメリカ）
- ファーマーズインシュランスオープン（1/24～27）：マチュー・パボン（フランス）
- ザ・アメリカンエキスプレス（1/18～21）：ニック・ダンラップ（アメリカ）
- ソニー・オープン・イン・ハワイ（1/11～14）：グレイソン・マレー（アメリカ）
- ザ・セントリー（1/4～7）：クリス・カーク（スペイン）
全米オープンゴルフ2024開催直前の世界ランキング
全米オープン開催直前の最新の世界ランキング（6月10日時点）
1位：スコッティ・シェフラー（アメリカ）
2位：ザンダー・シャウフェレ（アメリカ）
3位：ローリー・マキロイ（北アイルランド）
4位：ウィンダム・クラーク（アメリカ）
5位：ビクトル・ホブラン（ノルウェー）
6位：ルドビグ・オーベリ（スウェーデン）
7位：コリン・モリカワ（アメリカ）
8位：ジョン・ラーム（スペイン）
9位：パトリック・カントレー（アメリカ）
10位：マックス・ホーマ（アメリカ）
全米オープンゴルフ2024の日本人出場選手
全米オープンゴルフ2024に出場を予定している日本人選手は、松山英樹選手と石川遼選手、河本力選手、清水大成選手、星野陸也選手、金谷拓実選手の6名です。
松山英樹選手はアメリカツアーでの出場資格など、石川遼選手と河本力選手、清水大成選手は日本での予選会を突破、星野陸也選手は欧州ツアー年間ポイントレース1位、金谷拓実人選手はアメリカでの予選会を突破しての出場資格獲得です。
全米オープンゴルフ2024の日本人出場選手は、以下の通りです。
全米オープンゴルフ2024の日本人出場選手
松山英樹（2021年マスターズ優勝等の資格）
石川遼（日本地区予選）
河本力（日本地区予選）
清水大成（日本地区予選）
星野陸也（欧州ツアー年間ポイントレース1位）
金谷拓実（テキサス最終予選会通過）
※出場選手は変更になる場合があります。
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松山英樹の全米オープンゴルフの過去の成績
松山英樹選手はこれまで全米オープンゴルフに11年連続で11回出場し、最高成績は2017年の2位タイです。（2024年大会開始前）
予選落ちが1度あるものの度々優勝争いに食い込み、成績は安定しているといえます。
経験を重ねてきた松山英樹選手にとってはメジャー大会の中では相性はまずまずの大会で、コンディション次第では十分に優勝のチャンスがあるといっていいでしょう。
松山英樹選手の全米オープンゴルフの過去の成績は、以下の通りです。
松山英樹の全米オープンゴルフの過去の成績
2024年：6位（パインハーストリゾートコースNo.2）
2023年：32位タイ（ロサンゼルスCC）
2022年：4位（ザ・カントリークラブ）
2021年：26位タイ（トーリーパインズCCサウスC）
2020年：17位タイ（ウイングドフットGCウエストC）
2019年：21位タイ（ペブルビーチGL）
2018年：16位タイ（シネコックヒルズGC）
2017年：2位タイ（エリンヒルズ）
2016年：予選落ち（オークモントGC）
2015年：18位タイ（チェンバーズベイ）
2014年：35位タイ（パインハーストリゾートコースNo.2）
2013年：10位タイ（メリオンGCイーストC）
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全米オープンゴルフ2024の優勝予想と日本人出場選手～まとめ
今回は、全米オープンゴルフ2024の優勝予想と日本人出場選手、松山英樹選手の過去の成績などについて見てきました。
全米オープンゴルフ2024の優勝予想としては、今シーズン4勝で絶好調のスコッティ・シェフラー（アメリカ）が大本命、対抗に今シーズン3勝のローリー・マキロイ（北アイルランド）と5月に初メジャーを獲得したザンダー・シャウフェレ（アメリカ）、いつ勝ってもおかしくない状態のコリン・モリカワ（アメリカ）、その他に好調なブルックス・ケプカ（アメリカ）、ビクトル・ホブラン（ノルウェー）、松山英樹選手（日本）をあげたいと思います。
全米オープンゴルフ2024の日本人出場選手としては、松山英樹選手と石川遼選手、河本力選手、清水大成選手、星野陸也選手、金谷拓実選手の6名が出場を予定しています。
本命と伏兵が入り混じって混戦になりそうな今年2024年の全米オープンゴルフ、実力世界一の座を目指して熾烈な戦いが繰り広げられることでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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