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エビアン選手権の賞金と歴代優勝者は?女子ゴルフ第5のメジャー!

エビアン選手権は5つある女子ゴルフのメジャー大会のひとつで、毎年7月にフランスで開催されています。

2013年からメジャー大会に昇格した最も新しいメジャー大会であるため、”第5のメジャー大会”と呼ばれています。

エビアン選手権といえば、私たち日本人には宮里藍プロがアメリカツアーで初優勝を飾った大会として印象的ですが、歴代優勝者賞金などはどうなっているでしょうか?

今回は、女子ゴルフ第5のメジャーといわれるエビアン選手権の賞金と歴代優勝者、開催コースなどについて見ていきます。

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エビアン選手権の賞金

エビアン選手権は1994年に「エビアン・マスターズ」として第1回大会が行われ、当初は欧州女子ゴルフツアー(LET)の中の1試合でした。

その後、2000年にアメリカ女子プロゴルフツアー(LPGA)に加わってLPGAとLETの共催となり、2013年にはメジャー大会に昇格しています。

LPGAとLETの共催となったため、賞金額が全英女子オープンを上回るという時期もありました。

さらに2021年からはヨーロッパでは最大級の資産運用会社といわれる「アムンディ」がスポンサーとして名乗りを上げ、賞金はさらに増額となり、2022年現在で賞金総額650万ドル、優勝賞金100ドルとなっています。

メジャー大会昇格後のエビアン選手権の優勝賞金と賞金総額の推移は、以下の通りです。

エビアン選手権の優勝賞金と賞金総額(メジャー大会昇格後)
2022年~ $1,000,000($6,500,000)
2021年 $675,000($4,500,000)
2020年 新型コロナウイルスの影響により中止
2019年 $615,000($4,100,000)
2018年 $577,500($3,850,000)
2017年 $547,500($3,650,000)
2016年 $487,500($3,250,000)
2015年 $487,500($3,250,000)
2014年 $487,500($3,250,000)
2013年 $487,500($3,250,000)

※カッコ内は賞金総額

エビアン選手権の歴代優勝者

続いて、エビアン選手権の歴代優勝者を見ていきましょう。

冒頭にも書きましたが、エビアン選手権といえば宮里藍プロで、2009年にはアメリカツアー初優勝の舞台となり、さらに2011年に再び優勝優勝を飾っています。

2017年の現役最後の大会として選んだのもこのエビアン選手権でした。

エビアン選手権は日本人選手との相性がよく、歴代優勝者の中には宮里藍プロの他にも1997年には小林浩美プロの名もあります。

両プロともに惜しむらくはメジャー大会昇格前の優勝だったのが、非常に残念ではあります。

さらに2019年には安田祐香アマ(当時)がアマチュアとして初出場して、37位に入ってローアマを獲得しています。

メジャー大会に昇格してからはヨーロッパで行われているメジャー大会のためか、アメリカ人選手の優勝が少なく韓国やヨーロッパなどさまざまな国の選手が歴代優勝者に名を連ねています。

エビアン選手権の歴代優勝者は、以下の通りです。

エビアン選手権の歴代優勝者
2023年 セリーヌ・ブティエ(フランス)
2022年 ブルック・ヘンダーソン(カナダ)
2021年 ミンジー・リー(オーストラリア)
※イ・ジョンウン6(韓国)とのプレーオフ
2020年 新型コロナウイルスの影響により中止
2019年 コ・ジンヨン(韓国)
2018年 アンジェラ・スタンフォード(アメリカ)
2017年 アンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)
※ブリタニー・アルトマーレ(アメリカ)とのプレーオフ
2016年 チョン・インジ(韓国)
2015年 リディア・コ(ニュージーランド)
2014年 キム・ヒョジュ(韓国)
2013年 スーザン・ペターセン(ノルウェー)

以下、メジャー大会昇格前の歴代優勝者
2012年 パク・インビ(韓国)
2011年 宮里藍(日本)
2010年 申ジエ(韓国)
2009年 宮里藍(日本)※プレーオフ
2008年 ヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)※プレーオフ
2007年 ナタリー・ガルビス(アメリカ)※プレーオフ
2006年 カリー・ウェブ(オーストラリア)
2005年 ポーラ・クリーマー(アメリカ)
2004年 ウェンディ・ドーラン(オーストラリア)
2003年 ジュリ・インクスター(アメリカ)
2002年 アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)
2001年 レイチェル・テスキ(オーストラリア)
2000年 アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)※プレーオフ
1999年 カトリン・ニルスマーク(スウェーデン)
1998年 ヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)
1997年 小林浩美(日本)※プレーオフ
1996年 ローラ・デービース(イングランド)
1995年 ローラ・デービース(イングランド)
1994年 ヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)

エビアン選手権の開催コース

エビアン選手権の開催コースは、「エビアン・マスターズ」として第1回大会が行われた1994年から変わらず、エビアンリゾート・ゴルフクラブとなっています。

エビアンリゾートGCは別名ドメーヌ・デュ・ロイヤルクラブエビアンとも呼ばれ、スイスとの国境に近いフランスに位置しています。

エビアンリゾートGCの平均標高は海抜約480メートルで、フランスで最も美しいゴルフコースの1つといわれており、近くにはレマン湖を見渡すことができるリゾート地です。

この光景はテレビ中継で度々目にした方もいらっしゃるかと思います。

エビアンリゾートGCはそれほど難易度の高いコースではなく、さらに2019年からは雨が多い時期を避け暖かくて安定した気候の7月に開催されるようになったためメジャー大会らしからぬハイスコアでの優勝争いになる傾向があります。

ちなみに最少優勝スコアは、2016年にチョン・インジ選手(韓国)が記録した21アンダーです。

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エビアン選手権の賞金と歴代優勝者~まとめ

今回は、女子ゴルフ第5のメジャーといわれるエビアン選手権の賞金と歴代優勝者、開催コースなどについて見てきました。

エビアン選手権の賞金は賞金総額650万ドル、優勝賞金100ドルとなっています。(2023年時点)

エビアン選手権は日本人選手と相性のいい大会で、歴代優勝者にはメジャー大会昇格前ではありますが宮里藍プロ(20092011年)、小林浩美プロ(1997年)の名が見られ、メジャー昇格後はさまざまな国の選手が歴代優勝者に名を連ねています。

開催コースはスイスとの国境に近いフランスのリゾート地に位置するエビアンリゾート・ゴルフクラブで、それほど難易度の高いコースではないためメジャー大会らしからぬハイスコアでの優勝争いになる傾向があります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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