本ページはプロモーションが含まれています。
PR

女子ゴルフのロレックスランキングとは?計算方法と歴代1位の選手も

ゴルフのランキングには以前から賞金ランキングがありますが、近年では新しいポイント・システムによるランキング制度が導入されています。

女子ゴルフロレックスランキングもそのひとつですが、ロレックスランキングとはどんなもので計算方法はどうなっているのでしょうか?

また、ロレックスランキング歴代1位に輝いた選手も気になります。

今回は、女子ゴルフのロレックスランキングとはどんな意味なのか、その計算方法と歴代ランキング1位の選手などについて見ていきたいと思います。

スポンサーリンク

女子ゴルフのロレックスランキングとは?

ロレックスランキングとは女子ゴルフ初の世界ランキングのことで、2006年シーズンから導入されました。

世界ランキングだけに、ある特定のツアーだけでなく世界のあらゆる地域のツアーを対象としており、現在、以下の12のツアーを対象としています。

  • 中国女子プロゴルフ協会(CLPGA)
  • 台湾女子プロゴルフ協会(TLPGA)
  • 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)
  • 日本女子プロゴルフ協会 ステップ・アップ・ツアー(JSU)
  • 韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)
  • 韓国女子プロゴルフ協会ドリームツアー(KDT)
  • 欧州女子ゴルフツアー(LET)
  • 欧州女子下部ツアー・アクセスシリーズ(LETAS)
  • 全米女子プロゴルフ協会(LPGA)
  • エプソンツアー(EPSON)
  • タイ女子プロゴルフ協会(THAILPGA)
  • オーストララシア女子プロゴルフ協会ツアー(WPGAA)

また、ロレックスランキングは、ゴルフの総本山であるR&Aと全米ゴルフ協会(USGA)の公認も受けています。

参加資格はプロアマ問わず、対象となる大会に出場したすべての女子ゴルファーがランキングに参加できます。

ロレックスランキングが導入されるまでは、各地域のツアーにおける賞金ランキングが選手の実力のバロメーターにはなっていましたが単純にその実力は比較できないものでした。

そこで、統一した世界女子ゴルフランキングを作ろうというコンセプトのもとに、2004年5月の世界女子ゴルフ会議で発足が決定しました。

ロレックスランキングは、毎週月曜日に更新されます。

ロレックスランキングの誕生によって、女子ゴルフで世界一の実力者はだれなのかがわかりやくなったといえます。

スポンサーリンク

女子ゴルフのロレックスランキングの計算方法

続いて、女子ゴルフのロレックスランキングの計算方法ですが、これがかなり複雑です。

ロレックスランキングの計算方法はポイント制で、ランキングは過去2年間のロレックスランキング期間のポイントで決まります。

重要視されるのが直近の13週間の成績で、直近の13週間を除く91週間については毎週一定の割合でポイントが減っていくシステムになっています。

これによって、より新しいその時に最も信頼性の高い世界ランキングが算出されるというわけです。

ロレックスランキングの計算方法は、総獲得ポイントを104週間の間に出場した対象試合数で割った数字がトーナメントごとの平均ポイントとなり、これによってランキングポイントが決まります。

計算式で表すと、以下のようになります。

平均ポイント=総獲得ポイント÷出場した試合数

各試合ごとのポイントは5大メジャーのみ固定で、その他の試合についてはStrength of the field(SOF)によってその試合ごとに異なります。

また、出場試合数が少なく35試合に満たない場合は、35で割って平均ポイントを算出されます。

女子ゴルフのロレックスランキング歴代1位の選手

では最後に、これまでに女子ゴルフのロレックスランキングで歴代1位に輝いた選手を見ていきましょう。

最長記録はコ・ジンヨン(韓国)が記録した163週です。(2023年8月15日時点)

続いて2位はロレーナ・オチョア(メキシコ)が記録した158週で、100週以上ロレックスランキングでトップに立ったのはヤ二・ツェン(台湾)の109週、パク・インビ(韓国)の106週、リディア・コ(ニュージーランド)の104週の4人です。

日本人選手では宮里藍プロが2010年に、日本人選手としては唯一の1位に輝いています。

女子ゴルフのロレックスランキング歴代1位の選手は、以下の通りです。

女子ゴルフのロレックスランキング歴代1位の選手

  1. アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)2006年2月21日
  2. ロレーナ・オチョア(メキシコ)2007年4月23日
  3. 申ジエ(韓国)2010年5月3日
  4. 宮里藍(日本)2010年6月21日
  5. クリスティ・カー(アメリカ)2010年6月28日
  6. ヤ二・ツェン(台湾)2011年2月14日
  7. ステイシー・ルイス(アメリカ)2013年3月18日
  8. パク・インビ(韓国)2013年4月15日
  9. リディア・コ(ニュージーランド)2015年2月2日
  10. アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)2017年6月12日
  11. ユ・ソヨン(韓国)2017年6月26日
  12. パク・ソンヒョン(韓国)2017年11月6日
  13. フォン・シャンシャン(中国)2017年11月13日
  14. コ・ジンヨン(韓国)2019年4月8日
  15. ネリー・コルダ(アメリカ)2021年6月28日
  16. アッタヤ・ティティクル(タイ)2022年10月31日
  17. リリア・ヴ(アメリカ)2023年8月15日
  18. イン・ルオニン(中国)2023年9月11日

※日付は1位到達日です。

こちらの記事も合わせてどうぞ↓

国内女子ゴルフのメルセデスランキングとは?副賞と歴代1位の選手も
こちらでは、国内女子ゴルフのメルセデスランキングとはどんな意味なのか、副賞と歴代ランキング1位の選手についてまとめました。国内女子ゴルフのランキングには賞金ランキングの他にメルセデスランキングがあります。副賞も豪華ですが翌年度のシード権にも関係します。

女子ゴルフのロレックスランキングとは?~まとめ

今回は、女子ゴルフのロレックスランキングとはどんな意味なのか、その計算方法と歴代ランキング1位の選手などについて見てきました。

女子ゴルフのロレックスランキングとは2006年シーズンから導入された女子ゴルフ初の世界ランキングで、世界のあらゆる地域のツアーを対象としています。

計算方法は総獲得ポイントを104週間の間に出場した対象試合数で割った平均ポイントがランキングポイントとなり、これでランキングが決まるというシステムです。

歴代ランキング1位は163週(2023年8月15日時点)の最長記録を持つコ・ジンヨン(韓国)で、2010年には宮里藍プロが日本人選手としては唯一の1位に輝いています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント