日本では、ゴルフが金持ちの遊びというイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
バブル時代の恐ろしく高い会員権やプレーフィー、ゴルフ場の駐車場には高級外車というように以前はゴルフはこのイメージにピッタリでした。
しかし、今はどうでしょうか?
確かにクラブなどの道具は高いですが、プレーフィーは以前よりは安くなりました。
決してゴルフだけがお金のかかるスポーツではない時代のように思います。
それでもゴルフが金持ちの遊びといわれるのは、なぜなのでしょうか?
今回は、ゴルフが金持ちの遊びといわれるのはなぜなのか、その理由などを見ていきたいと思います。
ゴルフが金持ちの遊びといわれるのはなぜ?その理由は?
ゴルフは金持ちの遊びというイメージは、今でも残っています。
今では、ひと昔前とはゴルフを取り巻く状況は変わりましたが、やはりバブル時代の名残りというか、あのイメージが消えるのはなかなか難しいようですね。
では、ゴルフが金持ちの遊びといわれるのはなぜなのか、その理由をあげてみます。
ゴルフが金持ちの遊びといわれる理由1~年齢層の高さ
以前はゴルフ場に行くとプレーしている人たちは年齢層の高い、いかにもお金を持っていそうな人が多かったように思います。
やはり、ある程度の収入がないとゴルフに回すお金がないから、というのが主な理由でしょう。
また、会社の社長や経営者・重役クラスの人たちが商談を交えてラウンドすることもありました。
当然ながら、こういった人たちが多いと年齢層は高くなります。
ゴルフにおいては、年齢層が高い=金持ちの遊び、というイメージができあがったのではないかと思います。
ゴルフが金持ちの遊びといわれる理由2~高額な道具
クラブをはじめとした道具が高額なこともゴルフが金持ちの遊びといわれる理由に一役買っています。
安くなってきたとはいえ、ゴルフの道具はドライバー1本で何万円もするようなスポーツです。
ボールひとつでも他の球技のスポーツのボールひとつの値段よりは明らかに高額だと思います。
おまけにロストすれば、また買わなければなりません。
お金がないとできないスポーツと思われるのも仕方がありません。
ゴルフが金持ちの遊びといわれる理由3~プレーするハードルの高さ
そして、ゴルフはプレーするハードルの高さが他のスポーツより高いように思います。
以前のゴルフはプレーするために高額な会員権を購入したり、予約の時にメンバーの紹介あるいは同伴が必要だったりしました。
プレーするまで大変だったのです。
また、プレーフィーの高さに加えて昼食も明らかに割高感がありました。
これではやはり、ゴルフが金持ちの遊びというイメージが定着してしまうでしょう。
ゴルフはお金かかるスポーツ?
ゴルフが金持ちの遊びといわれる理由をあげてきましたが、バブルは崩壊し、時代は変わりました。
はたして今でもゴルフはお金かかるスポーツなのでしょうか?
接待ゴルフが減り、ゴルフ人口が減りゴルフ場が経営難になるとプレーフィーが安くなりました。
同時にメンバーの紹介あるいは同伴がなくてもプレー可能なコースが増えました。
このようにプレーするハードルも下がり、気軽にゴルフを楽しめる時代になってきたといえます。
クラブなど道具は相変わらず高額なものも多いですが、初心者向けの安価なセット商品も売られるようになりました。
ゴルフ場は以前のような年齢層の高い人たちだけでなく、若い世代が増えています。
その光景を見ていると、ゴルフが金持ちの遊びというイメージはすでに過去のものといっていいように思います。
ゴルフがお金かかるスポーツになった背景
このように日本のゴルフは経済的なものに影響されてきました。
ゴルフはスコットランドを発祥の地とし、その後、世界中に伝わりました。
しかし、「ゴルフはアメリカに渡って悪くなり、日本で最悪になった」という言葉があります。
私たち日本人にははなはだ不名誉なことではありますが、日本独特のゴルフ文化があるのも事実だと思います。
例えば、接待ゴルフやハーフで昼食休憩を取るなど日本だけのシステムもあり、何かとお金がかかるようになっています。
海外では18ホールをスループレーが基本ですから、時間も日本ほどかからず昼食をコースで摂らないことも可能です。
海外のゴルフ・スタイルのほうがプレーするハードルが低く、気軽にプレーできるといえます。
このような日本独特のゴルフ文化が、ゴルフがお金かかるスポーツになった背景にあるのは間違いないでしょう。
ゴルフが金持ちの遊びといわれるのはなぜ?~まとめ
今回は、ゴルフが金持ちの遊びといわれるのはなぜなのか、その理由など見てきました。
ゴルフが金持ちの遊びといわれるのはなぜか、その理由として、年齢層の高さ、高額な道具、プレーするハードルの高さがあげられると思います。
しかし、今では道具代やプレーフィーも下がって、気軽にゴルフを楽しめる時代になってきたといえます。
接待ゴルフやハーフで昼食休憩を取るなど日本独特のゴルフ文化が、ゴルフをお金のかかるスポーツにしてしまったように思います。
ゴルフ人口が減り、これに歯止めをかけるために大きなルール変更もありました。
ゴルフはこれからもどんどんカジュアルな方向に向かうのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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