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日本プロゴルフ選手権の出場資格と優勝賞金は?歴代優勝者と開催コースも

日本プロゴルフ選手権大会は、国内男子ツアーのメジャー大会のひとつで、プロゴルファー日本一を決める大会として毎年7月に開催されています。(2022年は8月)

第1回目の大会が1926年の開催で日本で最も古いゴルフトーナメントでもあり、すでに100年近くの長い歴史と伝統を誇ります。通常のトーナメントより厳しい出場資格ではありますが、高額の優勝賞金とプロゴルファー日本一の名誉をかけて出場選手たちがしのぎを削ります。

今回は、日本プロゴルフ選手権の出場資格と優勝賞金、歴代優勝者と開催コースなどについて見ていきます。

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日本プロゴルフ選手権の出場資格

日本プロゴルフ選手権の出場資格はプロゴルファーに限られ、144名の選手が出場します。出場資格はプロゴルファーであるのはもちろんですが、プロゴルファーの中でも本当の上位選手しか出場できない印象を受けます。出場資格を見ても、まさにプロゴルファー日本一を決める大会にふさわしいといえるでしょう。

日本プロゴルフ選手権の出場資格(2024年)は、以下の通りです。

日本プロゴルフ選手権の出場資格(2024年)

  • 過去10年の日本プロゴルフ選手権の優勝者
  • 過去5年の日本オープンゴルフ・ゴルフ日本シリーズ・日本ゴルフツアー選手権の優勝者
    (※2013・2014年の日本オープン優勝の既得権者は10年間)
  • 前年の日本プロゴルフシニア選手権の優勝者
  • 前年度PGAシニアツアー賞金王
  • 前年の日本プロゴルフ選手権の上位5位
  • 前年のJGT賞金ランキング30位まで
  • JGT賞金ランキング上位30位(2024年6月10日時点)
  • 前年の日本プロ選手権から2024年日本プロ選手権前週までの優勝者(JGTツアー)
  • 2022年日本プロゴルフ新人選手権優勝者
  • 過去1年間のPGA後援競技優勝者(岐阜オープン2024・野萩基金カップ2024)
  • 前年度PGAティーチングプロ選手権優勝者
  • PGA特別承認者(※PGA資格認定プロテスト第1位)
  • 2024年PGA各地区上位者

※欠場者が出た場合は繰り上げ

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日本プロゴルフ選手権の優勝賞金と賞金配分

続いて、日本プロゴルフ選手権の優勝賞金や賞金配分など賞金についてです。

日本プロゴルフ選手権の賞金は徐々に増額され、2011年以降2019年までは増減もなく賞金総額1億5,000万円、優勝賞金3,000万円で固定となっていましたが、2021年は賞金総額1億円、優勝賞金2,000万円に減額となっています。

現在は賞金総額1億5,000万円、優勝賞金3,000万円に戻っています。(2024年時点)また、優勝者にはPGA優勝杯と文部科学大臣杯が贈られる他、5年間の国内ツアーのシード権が与えられます。

日本プロゴルフ選手権の2000年以降の賞金総額と優勝賞金、賞金配分は、以下の通りです。

日本プロゴルフ選手権の賞金総額と優勝賞金(2000年以降)
2022年~ 賞金総額1億5,000万円・優勝賞金3,000万円
2021年 賞金総額1億円・優勝賞金2,000万円
2011~2019年 賞金総額1億5,000万円・優勝賞金3,000万円
2010年 賞金総額1億4,000万円・優勝賞金2,800万円
2007~2009年 賞金総額1億3,000万円・優勝賞金2,600万円
2000~2006年 賞金総額1億1,000万円・優勝賞金2,200万円

日本プロゴルフ選手権の賞金配分(2024年)

  • 優勝 30,000,000万円
  • 2位 15,000,000万円
  • 3位 10,200,000万円
  • 4位 7,200,000万円
  • 5位 6,000,000万円
  • 6位 5,400,000万円
  • 7位 4,950,000万円
  • 8位 4,575,000万円
  • 9位 4,230,000万円
  • 10位 3,930,000万円
  • 15位 2,580,000万円
  • 20位 1,890,000万円
  • 30位 1,050,000万円
  • 40位 690,000万円
  • 50位 414,000万円
  • 60位 343,500万円

日本プロゴルフ選手権の歴代優勝者と開催コース

日本プロゴルフ選手権は現在ではストロークプレーですが、1931年の第6回大会から1960年の第28回まではマッチプレーで行われていました。(ただし、1926年の第1回大会から1930年の第5回までと1949年の第17回大会はストロークプレー)

歴代優勝者は、AONをはじめとして片山晋呉選手や谷口徹選手、石川遼選手など、その時代のトッププロの名が並びます。また、開催コースは毎年変わるサーキット制で、全国各地の名門コースを回ります。

日本プロゴルフ選手権の歴代優勝者と開催コースは、以下の通りです。

日本プロゴルフ選手権の歴代優勝者と開催コース
2024年(第91回)杉浦悠太 富士カントリー可児クラブ志野コース(岐阜県)
2023年(第90回)平田憲聖 恵庭CC(北海道)
2022年(第89回)堀川未来夢 グランフィールズCC(静岡県)
2021年(第88回)キム・ソンヒョン(韓国) 日光CC(栃木県)
2020年 新型コロナウイルスの影響で中止
2019年(第87回)石川遼 いぶすきGC開聞コース(鹿児島県)
2018年(第86回)谷口徹 房総CC房総ゴルフ場(千葉県)
2017年(第85回)宮里優作 かねひで喜瀬CC(沖縄県)
2016年(第84回)谷原秀人 北海道クラシックGC(北海道)
2015年(第83回)アダム・ブランド(オーストラリア)太平洋クラブ江南コース(埼玉県)
2014年(第82回)手嶋多一 ゴールデンバレーGC(兵庫県)
2013年(第81回)金亨成(韓国)総武CC総武コース
2012年(第80回)谷口徹 烏山城CC(栃木県)
2011年(第79回)河井博 大小野東洋GC(兵庫県)
2010年(第78回)谷口徹 パサージュ琴海アイランドGC(長崎県)
2009年(第77回)池田勇太 恵庭CC(北海道)
2008年(第76回)片山晋呉 レーサムゴルフ&スパリゾート(群馬県)
2007年(第75回)伊澤利光 喜瀬CC(沖縄県)
2006年(第74回)近藤智弘 谷汲CC(岐阜県)
2005年(第73回)S・K・ホ(韓国)玉名CC(熊本県)
2004年(第72回)S・K・ホ(韓国)Kochi黒潮CC(高知県)
2003年(第71回)片山晋呉 美浦GC(茨城県)
2002年(第70回)久保谷健一 KOMACC(奈良県)
2001年(第69回)ディーン・ウィルソン(アメリカ)ザ・クイーンズヒルGC(福岡県)
2000年(第68回)佐藤信人 カレドニアンGC(千葉県)
1999年(第67回)尾崎直道 GCツインフィールズ・ダイヤモンドコース(石川県)
1998年(第66回)ブラント・ジョーブ(アメリカ)グランデージGC(奈良県)
1997年(第65回)丸山茂樹 セントラルGC西コース(茨城県)
1996年(第64回)尾崎将司 山陽GC(岡山県)
1995年(第63回)佐々木久行 夏泊GL(青森県)
1994年(第62回)合田洋 レイクグリーンGCレイクコース(岐阜県)
1993年(第61回)尾崎将司 スポーツ振興CC(兵庫県)
1992年(第60回)倉本昌弘 下秋間CC(群馬県)
1991年(第59回)尾崎将司 プレステージCC(栃木県)
1990年(第58回)加瀬秀樹 天野山CC(大阪府)
1989年(第57回)尾崎将司 鳥山城CC本丸・三の丸コース(栃木県)
1988年(第56回)尾崎健夫 愛媛GC(愛媛県)
1987年(第55回)デビッド・イシイ(アメリカ)浜野GC(千葉県)
1986年(第54回)青木功 日本ラインGC西コース(岐阜県)
1985年(第53回)尾崎健夫 セントラルGC東コース(茨城県)
1984年(第52回)中嶋常幸 ミナミ菊川CC(静岡県)
1983年(第51回)中嶋常幸 紫雲GC(新潟県)
1982年(第50回)倉本昌弘 名神八日市CC(滋賀県)
1981年(第49回)青木功 札幌後楽園CC(北海道)
1980年(第48回)山本善隆 ノーザンCC赤城(群馬県)
1979年(第47回)謝敏男(台湾)浅見GC(茨城県)
1978年(第46回)小林富士夫 小樽CC(北海道)
1977年(第45回)中嶋常幸 日本ラインGC西コース(岐阜県)
1976年(第44回)金井清一 球磨CC(熊本県)
1975年(第43回)村上隆 倉敷CC(岡山県)
1974年(第42回)尾崎将司 表蔵王国際GC(宮城県)
1973年(第41回)青木功 岐阜関CC(岐阜県)
1972年(第40回)金井清一 紫CCすみれ(千葉県)
1971年(第39回)尾崎将司 フェニックスCC(宮崎県)
1970年(第38回)佐藤精一 水海道GC(茨城県)
1969年(第37回)石井裕士 春日井CC(愛知県)
1968年(第36回)島田幸作 習志野CC(千葉県)
1967年(第35回)宮本省三 三好CC(愛知県)
1966年(第34回)河野光隆 総武CC(千葉県)
1965年(第33回)河野光隆 川越CC(埼玉県)
1964年(第32回)橘田規 枚方CC(大阪府)
1963年(第31回)橘田規 龍ヶ崎CC(茨城県)
1962年(第30回)中村寅吉 四日市CC(三重県)
1961年(第29回)林由郎 古賀GC(福岡県)
1960年(第28回)棚網良平 大洗GC(茨城県)
1959年(第27回)中村寅吉 茨木CC(大阪府)
1958年(第26回)中村寅吉 鳴尾GC猪名川コース(兵庫県)
1957年(第25回)中村寅吉 程ヶ谷CC(神奈川県)
1956年(第24回)林由郎 名古屋CC和合コース(愛知県)
1955年(第23回)小野光一 相模CC(神奈川県)
1954年(第22回)石井茂 廣野GC(兵庫県)
1953年(第21回)陳清水(台湾)我孫子GC(千葉県)
1952年(第20回)井上清次 相模CC(神奈川県)
1951年(第19回)石井哲雄 廣野GC(兵庫県)
1950年(第18回)林由郎 我孫子GC(千葉県)
1949年(第17回)林由郎 我孫子GC(千葉県)
1943~1948年 第二次世界大戦のため中止
1942年(第16回)陳清水(台湾)小金井CC(東京都)
1941年 第二次世界大戦のため中止
1940年(第15回)戸田藤一郎 福岡GC(福岡県)※現在の古賀GC
1939年(第14回)戸田藤一郎 川奈ホテルGC富士コース(静岡県)
1938年(第13回)戸田藤一郎 宝塚GC(兵庫県)
1937年(第12回)上堅岩一 鷹之台CC(千葉県)
1936年(第11回)宮本留吉 名古屋CC和合コース(愛知県)
1935年(第10回)戸田藤一郎 相模CC(神奈川県)
1934年(第9回)宮本留吉 廣野GC(兵庫県)
1933年(第8回)ラリー・モンテス(フィリピン)藤沢GC(神奈川県)
1932年(第7回)ラリー・モンテス(フィリピン)鳴尾GC猪名川コース(兵庫県)
1931年(第6回)浅見緑蔵 藤ヶ谷(千葉県)
1930年(第5回)村木章 宝塚GC(兵庫県)
1929年(第4回)宮本留吉 武蔵野CC六実コース(千葉県)
1928年(第3回)浅見緑蔵 鳴尾GC(兵庫県)
1927年(第2回)中上数一 茨木CC(大阪府)
1926年(第1回)宮本留吉 茨木CC(大阪府)

日本プロゴルフ選手権の出場資格と優勝賞金~まとめ

今回は、日本プロゴルフ選手権の出場資格と優勝賞金、歴代優勝者と開催コースなどについて見てきました。日本プロゴルフ選手権は、プロゴルファー日本一を決める大会であるとともに日本で最も古いゴルフトーナメントで、すでに100年近くの長い歴史と伝統を誇ります。

日本プロゴルフ選手権の出場資格はプロゴルファー限定で144名、賞金は2024年時点で賞金総額1億5,000円、優勝賞金3,000万円です。歴代優勝者は、その時代のトッププロばかりで、開催コースは各都道府県の名門コースを回り毎年変わります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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