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JLPGAツアー選手権リコーカップの出場資格は?優勝賞金と配分も

JLPGAツアー選手権リコーカップは、国内女子プロゴルフツアーのメジャー大会であると同時にツアー最終戦でもあります。

出場資格もその年のトップ選手に限られ優勝賞金も高く、賞金配分も他のトーナメントとも異なるために過去には劇的なドラマが生まれてきました。

JLPGAツアー選手権リコーカップの出場資格や賞金などのシステムは、どうなっているのでしょうか?

今回は、JLPGAツアー選手権リコーカップの出場資格と優勝賞金、賞金配分、歴代優勝者、開催コースなどについて見ていきます。

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JLPGAツアー選手権リコーカップの出場資格

JLPGAツアー選手権リコーカップの出場選手は、2019年までは30名ほどでまさに選ばれた選手だけが出場資格を得るという大変厳しいものでした。

しかし、2020~2021年にかけてコロナウイルスの影響もあって出場資格が変更され、賞金ランキングよりロレックスランキングを重要視した出場資格となりました。

JLPGAツアー選手権リコーカップの出場資格~2021年以降

2021年のJLPGAツアー選手権リコーカップの出場資格は、ロレックスランキング上位50位までの選手に拡大され、より直近の成績を反映させるため11月9日時点となりました。

さらに、大会開催前週までの賞金ランキング上位30位までの選手という出場資格が廃止になりました。

JLPGAツアー選手権リコーカップの2021年以降の主な出場資格は、以下の通りです。

JLPGAツアー選手権リコーカップの2021年以降の出場資格
・その年のJLPGAツアー優勝者
・その年のUSLPGAツアー優勝のJLPGAの会員
・当該年度11月○日時点のロレックスランキング上位50位までのJLPGAの会員
・上記で40名に満たない場合は大会開催前週までのメルセデス・ランキング上位選手(40名に達するまで)

JLPGAツアー選手権リコーカップの出場資格~2020年

2020年のJLPGAツアー選手権リコーカップの出場資格は大きく拡大し、下の赤字の部分が新たに加えられることになりました。

これによって、従来予定されていた30名ほどだった出場選手も大きく増える可能性が出てきました。

この出場資格は新型コロナウイルスの影響を考慮した2020年だけの特例だったといっていいでしょう。

JLPGAツアー選手権リコーカップの2020年の主な出場資格は、以下の通りです。

JLPGAツアー選手権リコーカップの2020年の出場資格
・その年のJLPGAツアー優勝者
・その年のUSLPGAツアー優勝のJLPGAの会員
・JLPGA賞金ランキング上位30位までの選手
・当該年度9月22日時点のロレックスランキング上位30位までのJLPGAの会員
当該年度10月27日時点のロレックスランキング上位90位までのJLPGAの会員
大会開催前週までのメルセデス・ランキング上位30位までの選手

JLPGAツアー選手権リコーカップの出場資格~2019年まで

JLPGAツアー選手権リコーカップの出場選手は2019年までは30名ほどという少なさで、選ばれた選手だけが出場できるメジャーらしい大会でした。

JLPGAツアー選手権リコーカップの主な出場資格は2019年までは、以下の通りでした。

JLPGAツアー選手権リコーカップの2019年の出場資格
・その年のJLPGAツアー優勝者
・その年のUSLPGAツアー優勝のTP登録選手
・JLPGA賞金ランキング上位30位までの選手
・ロレックスランキング上位30位までのTP登録選手

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JLPGAツアー選手権リコーカップの優勝賞金と賞金配分

次に、JLPGAツアー選手権リコーカップの賞金についてです。

まず、賞金は2023年時点で、賞金総額1億2,000万円、優勝賞金3,000万円となっています。

2006年までは賞金総額6,000万円、優勝賞金1,500万円で開催されていましたが、2007年に賞金総額1億円、優勝賞金2,500万円に急増し、2019年から現在の賞金額になっています。

JLPGAツアー選手権リコーカップの賞金総額と優勝賞金は、以下の通りです。

JLPGAツアー選手権リコーカップの賞金総額と優勝賞金
2019年~:賞金総額1億2,000万円・優勝賞金3,000万円
2007年~2018年:賞金総額1億円・優勝賞金2,500万円
2006年:賞金総額6,000万円・優勝賞金1,500万円

また、JLPGAツアー選手権リコーカップはツアー最終戦ということで賞金女王やメルセデスランキング・トップなどランキングが最終決定となる大会でもあります。

過去には大逆転での賞金女王決定など、ドラマティックな結果を生んできました。

それだけに順位による賞金配分も気になるところですが、JLPGAツアー選手権リコーカップの賞金配分率は上位フィニッシュの選手ほど通常の試合よりやや高めに設定されています。

そのために、このような逆転劇が起こりやすくなっているともいえます。

JLPGAツアー選手権リコーカップの上位の順位の賞金配分は、以下の通りです。

JLPGAツアー選手権リコーカップの賞金配分
優勝:25%(18%)
2位:14.5%(8.8%)
3位:10%(7%)
4位:8%(6%)
5位:6.85%(5%)
6位:5.88%(4%)
7位:4.88%(3.5%)
8位:3.8%(3%)
9位:2.91%(2.5%)
10位:1.91%(2%)

※カッコ内は通常のトーナメントの賞金配分率

JLPGAツアー選手権リコーカップの歴代優勝者と開催コース

続いて、JLPGAツアー選手権リコーカップの歴代優勝者と開催コースを見ていきます。

歴代優勝者は一時期は海外勢が圧倒し、中でも韓国勢の優勝と強さが際立っていた時期がありました。

特に申ジエ選手とテレサ・ルー選手の2勝が光ります。

しかし、2020年の第42回大会以来、日本人選手が巻き返しています。

開催コースは、1993年(第15回)大会以降は南国宮崎での開催となっていますが、2003年(第25回)大会以降、現在に至るまで宮崎CCに定着しての開催となっています。

LPGAツアー選手権リコーカップの歴代優勝者と開催コースは、以下の通りです。

LPGAツアー選手権リコーカップの歴代優勝者
2023年(第45回)山下美夢有(日本)
2022年(第44回)山下美夢有(日本)
※勝みなみとのプレーオフ
2021年(第43回)三ヶ島かな(日本)
2020年(第42回)原英莉花(日本)
2019年(第41回)ぺ・ソンウ(韓国)
2018年(第40回)申ジエ(韓国)
※ぺ・ヒギョン(韓国)とのプレーオフ
2017年(第39回)テレサ・ルー(台湾)
2016年(第38回)キム・ハヌル(韓国)
2015年(第37回)申ジエ(韓国)
2014年(第36回)テレサ・ルー(台湾)
※穴井詩とのプレーオフ
2013年(第35回)大山志保(日本)
2012年(第34回)イ・ボミ(韓国)
2011年(第33回)全美貞(韓国)
2010年(第32回)朴仁妃(韓国)
2009年(第31回)横峯さくら(日本)
2008年(第30回)古閑美保(日本)
2007年(第29回)古閑美保(日本)
2006年(第28回)横峯さくら(日本)
2005年(第27回)大山志保(日本)
2004年(第26回)不動裕理(日本)
2003年(第25回)不動裕理(日本)
2002年(第24回)高又順(韓国)
2001年(第23回)肥後かおり(日本)
2000年(第22回)中野晶(日本)
※中野晶、高又順(韓国)とのプレーオフ
1999年(第21回)肥後かおり(日本)
1998年(第20回)李英美(韓国)
1997年(第19回)福嶋晃子(日本)
1996年(第18回)井上陽子(日本)
1995年(第17回)塩谷育代(日本)
※平田充代とのプレーオフ
1994年(第16回)平瀬真由美(日本)
1993年(第15回)原田香里(日本)
1992年(第14回)中野晶(日本)
1991年(第13回)具玉姫(韓国)
1990年(第12回)高須愛子(日本)
1989年(第11回)平瀬真由美(日本)
※涂阿玉(台湾)、小林浩美とのプレーオフ
1988年(第10回)黄玥珡(台湾)
1987年(第9回)森口祐子(日本)
1986年(第8回)大迫たつ子(日本)
1985年(第7回)森口祐子(日本)
1984年(第6回)大迫たつ子(日本)
1983年(第5回)涂阿玉(台湾)
1982年(第4回)涂阿玉(台湾)
1981年(第3回)森口祐子(日本)
1980年(第2回)吉川なよ子(日本)
1979年(第1回)涂阿玉(台湾)

LPGAツアー選手権リコーカップの開催コース
2003年~ 宮崎CC(宮崎県)
1998~2002年 ハイビスカスGC(宮崎県)
1993~1997年 青島GC(宮崎県)
1983~1992年 オークヒルズCC(千葉県)
1979~1982年 河口湖CC(山梨県)

JLPGAツアー選手権リコーカップ~まとめ

今回は、JLPGAツアー選手権リコーカップの出場資格と優勝賞金、賞金配分、歴代優勝者、開催コースなどについて見てきました。

JLPGAツアー選手権リコーカップの出場資格は、その年のツアー優勝者や賞金ランキング上位30位までの選手などに限られていましたが、2020年にはやや出場資格が広がり、さらに2021年以降は賞金ランキングよりロレックスランキングを重要視したものに変わっています。

優勝賞金は3,000万円と高額で、賞金配分が通常のトーナメントより上位フィニッシュの選手に手厚いため、逆転劇が起きやすい設定になっています。

歴代優勝者は一時期は海外勢の強さが目立っていましたが、近年は日本人選手が巻き返しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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