海外はどうかわかりませんが、日本では会社の社長など役職が上に行くにつれてゴルフを嗜む割合が高いように思います。
日本の会社社会では昔から出世のことを考えて、休日上司からゴルフに誘われて断るに断り切れないサラリーマンの話を耳にします。
中にはゴルフが嫌いなのに上司や同僚との付き合いのためにイヤイヤ休日をつぶす方もいらっしゃるようです。
はたして、ゴルフ嫌いは出世できないのでしょうか?
今回は、ゴルフ嫌いは出世できないのか?サラリーマンにゴルフは必要なのか?見ていきたいと思います。
ゴルフ嫌いは出世できない?
ゴルフはスポーツであるとともに、最高のコミュニケーション・ツールでもあります。
1日その人とゴルフをすれば人格がわかる、とさえいわれています。
ある意味、ゴルフとお酒の付き合いというのは似ているともいえます。
どちらも勤務時間を離れてのことですし、ゴルフとなると休日ほぼ1日をつぶすことにもなります。
また、どちらもお付き合いすることで上司の印象をアップさせようとするものでした。
一見、仕事のできるできないとは関係ないように見えるゴルフと酒席がサラリーマンの出世に影響するというのも考えてみれば変な話ではあります。
では、ゴルフ嫌いは出世できないのかというとそれはないと思います。
特に近年ではその傾向は高くなっているのではないでしょうか。
個人的には出世している人には確かにゴルフ好きは多い印象はありますが、それも昔の話のような気もしますし、ゴルフが嫌いでしなくても出世している人も普通にいます。
むしろゴルフに熱を上げ過ぎて業績がさっぱりふるわないとゴルフばかりやっているからだと思われるケースさえあります。
普通の会社ならゴルフが嫌いでも出世には関係ない時代になったといっていいでしょう。
サラリーマンにゴルフは必要?
以前はサラリーマンの出世にゴルフは必要というのは事実でした。
あからさまにゴルフ場で上司に「ナイスショット!」などとゴマすりをして、褒められた上司もまんざらでもない顔をしていたり…。
こういう光景はよく目にしました。
しかし、人事評価も変わり私情の入り込みづらい成果主義になってきた影響もあって、サラリーマンにゴルフは必ずしも必要ではなくなってきたように思います。
当たり前のことですが、ゴルフは上手いけれど仕事がイマイチな人とゴルフが嫌いでも仕事ができる人では後者のほうが会社によって有用なのは間違いありません。
今の時代、上司とのゴルフの付き合いで出世することができる人は、そういないのではないでしょうか。
もちろん上司部下ともにゴルフ好きで馬が合えば、多少なりとも出世にプラスに作用することはあるとは思いますが…。
こんなサラリーマンにはゴルフは必要
しかし、そうはいってもゴルフが必要なサラリーマンもいます。
営業職のサラリーマンです。
得意先がゴルフ好きな場合、ゴルフは取引を円滑に進めるための大きな武器となります。
ゴルフ嫌いでは務まらないとまではいかなくても、ゴルフをやったほうが有利なことは多いでしょう。
だいぶ減ってきたとはいえ、会社単位でゴルフ・コンペを開き、そこに出入りしている営業マンが参加するケースはまだまだたくさんあります。
そこでゴルフによって名前が売れるということもあります。
また、アメリカのトランプ大統領と安倍総理大臣を見てもゴルフ好き同士が仕事をする場合は、ゴルフが円滑油となることは多々あります。
好き嫌いではなく、サラリーマン社会でもゴルフが必要になることは今後もしばらくは消えないでしょう。
まとめ
今回は、ゴルフ嫌いは出世できないのか?サラリーマンにゴルフは必要なのか?見てきました。
時代も変わり、ゴルフ嫌いでも出世には影響しなくなってきており、サラリーマンにはゴルフはかならずしも必要ではないといえます。
ただ、営業職のサラリーマンはやはりゴルフをやったほうが有利なことは多く、ゴルフ嫌いでは多少なりとも不利だといえるでしょう。
ゴルフが嫌いなら無理にやらなくても済む時代になってきたといえます。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てば、うれしいです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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