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CMEグループ・ツアー選手権の出場資格と賞金は?歴代優勝者も!

アメリカ女子プロゴルフツアー最終戦となるのが、CMEグループ・ツアー選手権です。

CMEグループ・ツアー選手権は1996年から始まった比較的新しいトーナメントですが、年間タイトルを決めるビッグ・トーナメントでもあります。

年間タイトルを決めるにふさわしい高額賞金の大会で、歴代優勝者もトップ選手ばかりです。

出場資格も通常のトーナメントと異なり、かなり絞られている印象を受けます。

今回は、CMEグループ・ツアー選手権の出場資格と賞金、歴代優勝者、開催コースなどについて見ていきます。

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CMEグループ・ツアー選手権の出場資格

CMEグループ・ツアー選手権の出場資格は、2019年以降は以下の2つのいずれかを満たした選手のみとなっています。

①直前の大会終了時点でCMEポイントランキング60位タイ以上(2020年は70位タイ以上)

②そのシーズンのLPGAツアー優勝者

また、出場資格を得るために獲得した前週までのポイントはリセットされ、すべての出場選手にポイント年間タイトルとボーナスを獲得するチャンスがあります。

出場資格や出場選手数はその時代によって大きく異なり、2006年から2008年までは出場選手は32名のみ、2010年までの出場資格はLPGA賞金ランキング上位120名、2011年からそのシーズンの各トーナメントの上位3名のみとなったこともありました。

大会名称もスポンサーの変更によって何度も変更となり、1996年に「ITT LPGAツアー選手権」としてスタートした後は、2002年からは「ADT選手権」、2009年からは「LPGAツアー選手権」、2011年からは「CMEグループ・タイトルホルダーズ」、2014年から現在の「CMEグループ・ツアー選手権」となっています。

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CMEグループ・ツアー選手権の賞金

続いて、CMEグループ・ツアー選手権の賞金ですが、一時期は女子ツアー最高賞金額を誇っていた時期もあります。

スポンサーの変更などによって優勝賞金は増減を繰り返してきましたが、2019年に大きく増額され、賞金総額は前年の2倍の500万ドル、優勝賞金は3倍の150万ドルに跳ね上がりました。(2020年は賞金総額300万ドル・優勝賞金110万ドルに減額)

そしてさらに、2022年には賞金総額700万ドル、優勝賞金200万ドルまで上昇しています。

年間タイトルを決める最終戦にふさわしい賞金額といえるでしょう。

CMEグループ・ツアー選手権の賞金総額と優勝賞金の変遷は、以下の通りです。

CMEグループ・ツアー選手権の賞金総額と優勝賞金
2022・2023年:賞金総額700万ドル・優勝賞金200万ドル
2021年:賞金総額500万ドル・優勝賞金150万ドル
2020年:賞金総額300万ドル・優勝賞金110万ドル
2019年:賞金総額500万ドル・優勝賞金150万ドル
2017・2018年:賞金総額250万ドル・優勝賞金50万ドル
2014~2016年:賞金総額200万ドル・優勝賞金50万ドル
2013年:賞金総額200万ドル・優勝賞金70万ドル
2011・2012年:賞金総額150万ドル・優勝賞金50万ドル
2009・2010年:賞金総額150万ドル・優勝賞金22万5,000ドル
2006~2008年:賞金総額155万ドル・優勝賞金100万ドル
1998~2005年:賞金総額100万ドル・優勝賞金21万5,000ドル
1997年:賞金総額75万ドル・優勝賞金16万ドル
1996年:賞金総額70万ドル・優勝賞金15万ドル

CMEグループ・ツアー選手権の歴代優勝者と開催コース

CMEグループ・ツアー選手権の歴代優勝者は、その時代のトップ選手ばかりです。

歴代優勝者はアメリカ、韓国、スウェーデンなど非常に国際色豊かですが、日本人選手の優勝はまだありません。

CMEグループ・ツアー選手権の開催コースは毎年のように変わる時期もありましたが、2013年以降はフロリダ州のティブロンGCに定着しています。

CMEグループ・ツアー選手権の歴代優勝者と開催コースは、以下の通りです。

CMEグループ・ツアー選手権の歴代優勝者と開催コース
2023年 エイミー・ヤン(韓国)ティブロンGC
2022年 リディア・コ(ニュージーランド)ティブロンGC
2021年 コ・ジンヨン(韓国)ティブロンGC
2020年 コ・ジンヨン(韓国)ティブロンGC
2019年 キム・セヨン(韓国)ティブロンGC
2018年 レクシー・トンプソン(アメリカ)ティブロンGC
2017年 アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)ティブロンGC
2016年 チャーリー・ハル(イングランド)ティブロンGC
2015年 クリスティ・カー(アメリカ)ティブロンGC
2014年 リディア・コ(ニュージーランド)ティブロンGC
2013年 フォン・シャンシャン(中国)ティブロンGC
2012年 チェ・ナヨン(韓国)ザ・ツインイーグルスGC
2011年 パク・ヒヨン(韓国)グランド・サイプレスGC
2010年 マリア・ヨース(スウェーデン)グランド・サイプレスGC
2009年 アンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)ザ・ヒューストリアンGC
2008年 申ジエ(韓国)トランプ・インターナショナルGC
2007年 ロレーナ・オチョア(メキシコ)トランプ・インターナショナルGC
2006年 フリエタ・グラナダ(パラグアイ)トランプ・インターナショナルGC
2005年 アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)トランプ・インターナショナルGC
2004年 アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)トランプ・インターナショナルGC
2003年 メグ・マローン(アメリカ)トランプ・インターナショナルGC
2002年 アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)トランプ・インターナショナルGC
2001年 カリー・ウェブ(オーストラリア)トランプ・インターナショナルGC
2000年 ドッティ・ペッパー(アメリカ)LPGAインターナショナル・レジェンド・コース
1999年 朴セリ(韓国)デザートインGC
1998年 ローラ・デービース(イングランド)デザートインGC
1997年 アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)デザートインGC
1996年 カリー・ウェブ(オーストラリア)デザートインGC

CMEグループ・ツアー選手権の出場資格と賞金~まとめ

今回は、CMEグループ・ツアー選手権の出場資格と賞金、歴代優勝者、開催コースなどについて見てきました。

CMEグループ・ツアー選手権の出場資格は、CMEポイントランキング60位タイ以上、またはツアー優勝者のみに限られます。

賞金は2019年に大きく増額され、2022年には賞金総額700万ドル、優勝賞金200万ドルまで上昇し、年間タイトルを決める最終戦にふさわしい賞金額となっています。

歴代優勝者は、その時代のトップ選手ばかりですが、日本人選手の優勝はまだありません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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