グリップを短く持ったシャープなスイングが印象的で、2018・2019年と2年連続賞金王に耀いたのが今平周吾選手です。
歴代賞金王では最も小柄な身長165cmながら、小気味よくシャープなスイングでドライバーの飛距離は300ヤード近く飛ばします。
安定感抜群のショットを支えている今平周吾選手のクラブセッティング2024には、どんな特徴があるのでしょうか?
今回は、今平周吾選手のクラブセッティング2024をドライバーからパター・ボールまで見ていきます。
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今平周吾のクラブセッティング2024
今平周吾選手のクラブセッティング2024は、ヤマハを中心としながらもさまざまなメーカーが入り混じったものです。
ドライバー以下、フェアウェイウッドは3W(スプーン)と5W(クリーク)の2本、ユーティリティが1本、アイアンは4番~PWの7本、ウエッジが2本にパターという14本というオーソドックスなクラブセッティングです。
特徴としては、ドライバーからアイアンまで打感にはこだわりつつも、やさしく直進性の高いモデルを好んで使用している印象があります。
また、ドライバーからユーティリティまでシャフトはフレックスXを使用しているということで、かなりのハードヒッターであることもわかります。
では、今平周吾選手のクラブセッティング2024を詳しく見ていきましょう。
今平周吾のドライバー2024
ヤマハ:「RMX 116 Remix TUNING SYSTEM」(10.5度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD TP」(長さ44.5インチ・フレックス:X)
今平周吾選手の使用ドライバー2024は、ヤマハの「RMX 116 Remix TUNING SYSTEM」です。
前年は同じヤマハ「RMX VD」のプロトタイプも使用しましたが、長年使い続けていたヤマハの2016年のモデル「RMX 116」をベースにした独自のモデルに戻りました。
また、シャフトはフレックスXを使用しており、身長165cmと小柄ながらパンチがあることもわかります。
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今平周吾のフェアウェイウッド2024
3W(スプーン)
コブラ:「キング LTDx LS」(15度)
5W(クリーク)
テーラーメイド:「M5 フェアウェイウッド」(19度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD TP」(フレックス:X)
今平周吾選手のフェアウェイウッド2024は3W(スプーン)と5W(クリーク)の2本体制で、3Wがコブラの「キング LTDx LS」、5Wがテーラーメイドの「M5」となっています。
ドライバーと同様にヤマハの「RMX プロトタイプ」を試した時期もあったようですが、3Wは割と使用しているプロが少ないコブラのモデルを使用しています。フェアウェイウッドも試行錯誤を繰り返しているようです。
今平周吾のユーティリティ2024
UT3
タイトリスト:「910H」(21度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD DI」(フレックス:X)
今平周吾選手のユーティリティ2024はタイトリストの「910H」で、2011年という古いモデルです。
これだけ長い期間使い続けているのですから、相当気に入っているのは間違いないところですが、やはりドライバー~フェアウェイウッド同様に左右のバラつきが少なく振りやすいモデルです。
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今平周吾のアイアン2024
4・5番
ヤマハ:「RMX VD/M」
シャフト:日本シャフト「NSプロモーダス プロトタイプ」
6番~PW
ヤマハ:「RMX VD/R」
今平周吾選手の使用アイアン2024は、ヤマハの「RMX VD」です。
4・5番がディスタンス系の「RMX VD/M」、6番~PWは「焼きなまし製法」という製法で造られたソフトな打感で高精度な「RMX VD/R」と使い分けています。
今平周吾のウエッジ2024
52度・60度
タイトリスト:「ボーケイ SM10」(52度)
タイトリスト:「ボーケイ ウェッジワークス プロトタイプ」(60度)
シャフト:トゥルーテンパー「ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー」(フレックス:S200)
今平周吾選手の使用ウエッジ2024はタイトリストのボーケイ・シリーズで、52度と60度の2本体制です。
ウエッジは3本体制が多い男子プロの中にあって2本体制はどちらかというと少数派ですが、ロングショットをやさしく攻めたい意図が現れた結果ではないでしょうか。
今平周吾のパター2024
オデッセイ:「ストロークラボ ブラック TEN」
今平周吾選手の使用パター2024は、オデッセイ「ストロークラボ ブラック TEN」です。
長くオデッセイのパターを使用していますが、「ストロークラボ ブラックシリーズ テン」→「EXO セブン ミニ」→「2-BALL TEN パター」と毎年のように変更しています。
パターはよく替える選手と長く使い続けるタイプの選手に分かれますが、今平周吾選手はよくパターを替えるタイプのようです。
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今平周吾の使用ボール2024
タイトリスト:「プロ V1x ボール」
今平周吾選手の使用するボール2024は、タイトリストの人気モデル「プロV1x」です。
姉妹モデルともいえる「プロV1」と比較して高弾道で打感がやや硬め、スピン量が少ないとのことですが、その違いはわずかです。
タイトリストの「プロV1」と「プロV1x」の違いについては、こちらをご参照下さい↓
今平周吾のクラブセッティング2024~まとめ
今回は、今平周吾選手のクラブセッティング2024をドライバーからパター・ボールまで見てきました。
今平周吾選手のクラブセッティング2024は、ドライバー以下、フェアウェイウッドは3W(スプーン)と5W(クリーク)の2本、ユーティリティが1本、アイアンは4番~PWの7本、ウエッジが2本にパターという14本です。
ヤマハを中心としながらもさまざまなメーカーを入れたクラブセッティングで、やさしく直進性の高いモデルが多いという印象です。
シャフトはドライバーからユーティリティまでフレックスXを使用しており、小柄ながらかなりのハードヒッターです。
また、ユーティリティを10年以上も使い続けるなど、クラブはあまり頻繫に変えるタイプのゴルファーではなく納得できるクラブしか使わないともいえるでしょう。
ドライバー
ヤマハ「RMX 116 Remix TUNING SYSTEM」(10.5度)
シャフト:グラファイトデザイン「ツアーAD TP」(フレックス:X)
フェアウェイウッド(3W・5W)
3W(スプーン):コブラ「キング LTDx LS」(15度)
5W(クリーク):テーラーメイド「M5」(19度)
ユーティリティ
タイトリスト「910H」(21度)
アイアン(4番~PW)
ヤマハ「RMX VD/M」(4・5番)
ヤマハ「RMX VD/R」(6番~PW)
ウエッジ(52・60度)
タイトリスト「ボーケイ SM10」(52度)
タイトリスト「ボーケイ ウェッジワークス プロトタイプ」(60度)
パター:オデッセイ「ストロークラボ ブラック TEN」
ボール:タイトリスト「プロV1x ボール」
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※プロゴルファーは状況に応じて使用クラブを変えるため、実際使用するクラブセッティングは異なる場合があります。
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