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ブルックス・ケプカのクラブセッティング2023!アイアンにも工夫が!

メジャー大会となると無類の強さを発揮するのがブルックス・ケプカ選手ですが、見るからに超人的なパワーがありそうです。

世界ランクもトップに立つなど、もはや押しも押されぬ超一流プロに成長しています。

使用クラブも重くて難しそうなクラブを、いとも簡単に振り回しているのではないかというイメージがありますが、アイアンをはじめクラブセッティングには細やかな配慮が見られます。

そんなブルックス・ケプカ選手のクラブセッティングは、どうなっているのでしょうか?

今回は、ブルックス・ケプカ選手のクラブセッティング2023について見ていきたいと思います。

ブルックス・ケプカのクラブセッティング2023

ブルックス・ケプカ選手のクラブセッティングを見てみると、パワーヒッターらしくウッドはドライバーとスプーンの2本のみとなっています。

恵まれた身体能力を存分に生かしているといえます。

そんなクラブセッティングの中で特徴的なのがアイアンで、3番アイアンのみ別モデルを使用しており、シャフトもカーボンを採用しています。

さすがのブルックス・ケプカ選手も3番アイアンだけは、やさしさと安定性を求めて工夫していることがわかります。

その他にもロフト角の設定など、細やかなこだわりが見られています。

しかし、全体的にはユーティリティを入れることなくクラシックでオーソドックスなクラブセッティングといえるでしょう。

最新のクラブセッティングは、ドライバーとスプーンが各1本、アイアンが39番アイアン7本、ウエッジが4本とパター1本の計14です。

以前はナイキと契約していましたが、2016年にナイキがクラブ・ボールの製作から事業撤退して以降は契約フリーとなって契約に縛られずに自由にクラブを選んでいました。

その後、2022年からはダンロップ・クリーブランドゴルフと契約しています。

ブルックス・ケプカのクラブセッティング2023(全米オープン2023
ドライバー
ダンロップ:スリクソン 「ZX5 Mk II LS ドライバー」(10.5度)
シャフト:三菱ケミカル「ディアマナD-LIMITED」(フレックス:TX)

フェアウェイウッド(3W)
テーラーメイド:「M2 ツアー」(16.5度)

アイアン(3番~PW)
ナイキ:「ヴェイパー フライ プロ アイアン」(3番)
ダンロップ:スリクソン「ZX7 Mk II アイアン」(4~9番)

ウエッジ(46・52・56・60度)
クリーブランド:「RTX ZIPCORE」(46度)
クリーブランド:「RTX ZIPCORE6」(52度・56度・60度)

パター:タイトリスト スコッティ・キャメロン「プロトタイプ」

ボール:ダンロップ スリクソン「Z-スター ダイヤモンド」

では、ブルックス・ケプカ選手のクラブセッティング2023を詳しく見ていきましょう。

ブルックス・ケプカのドライバー2023

ダンロップ:「スリクソン ZX5 Mk II LS ドライバー」(10.5)
シャフト:三菱ケミカル「ディアマナD-LIMITED」(長さ44.5インチ・フレックス:TX

ブルックス・ケプカ選手の使用ドライバー2023は、ダンロップ・スリクソンの「ZX5 Mk II LS ドライバー」です。

スピン量を抑えたロースピン(LS)タイプのモデルで飛ばします。

シャフトはハードですが、ケプカ選手ほどのいパワーヒッターがロフト角が10.5度というのが少々意外な気もします。

ブルックス・ケプカのフェアウェイウッド2023

3W(スプーン)
テーラーメイド:「M2 ツアー」(16.5度)
シャフト:三菱ケミカル「ディアマナD+80」(フレックス:TX

ブルックス・ケプカ選手のフェアウェイウッド2023は、前年から変わらずテーラーメイドの「M2 ツアー」です。

ドライバー同様にスプーンでロフト角が16.5度というのは驚きです。

推測ですが、フェアウェイウッドを1本しか入れていないため、アイアンとの飛距離の差を考慮してのことではないでしょうか。

スプーンのロフトが通常通りだとアイアンとの間にかなりの飛距離の穴ができてしまいます。

ドライバーは毎年のように変えていますが、この3W(スプーン)は長い間、変化がないことからケプカにとっては満足の1本なのでしょう。

ブルックス・ケプカのアイアン2023

3番アイアン
ナイキ:「ヴェイパー フライ プロ アイアン」
シャフト:フジクラ「プロ95 ツアースペック」(フレックス:X

49番アイアン
ダンロップ:スリクソン「ZX7 Mk II アイアン」
シャフト:トゥルーテンパー「ダイナミックゴールド ツアーイシュー」(フレックス:X100

ブルックス・ケプカ選手のアイアン2023は3~9番の7本体制で、3番アイアンを以前に使用していたナイキ「ヴェイパーフライプロ」、4~9番はダンロップ・スリクソン「ZX7 Mk II」です。

クラブセッティングで特徴的なのがアイアンで、3番アイアンのみ別メーカーのナイキを使用しシャフトも異なります。

中空キャビティ構造&低重心化で、よりミスショットの許容範囲を広めたモデルです。

よほど慣れ親しんでいるか、あるいはやさしさを求めてのことなのでしょう。

4番アイアン以降はスリクソン&ダイナミックゴールド・ツアーイシューの組み合わせで統一しています。

ブルックス・ケプカのウエッジ2023

48度・52度・56度・60
クリーブランド:「RTX ZIPCORE」(46度)
クリーブランド:「RTX6 ZIPCORE」(52度・56度・60度)
シャフト:トゥルーテンパー「ダイナミックゴールド ツアーイシュー」(フレックス:S400

ブルックス・ケプカ選手のウエッジ2023は、クリーブランド「RTX ZIPCORE」シリーズです。

PWを外しているため4本体制ですが、48度からきれいに4度刻みでオーソドックスなセッティングといえるでしょう。

毎年のようにマイナーチェンジを繰り返しているものの基本的には同じ方向性です。

ブルックス・ケプカのパター2023

タイトリスト:スコッティ・キャメロン「ニューポート2 プロトタイプ」

ブルックス・ケプカ選手のパターといえば、スコッティ・キャメロンの「ニューポート」ですが、2023年はプロトタイプを使用しています。

不動のエースパターです。


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ブルックス・ケプカのボール2023

ダンロップ:スリクソン「Z-スター ダイヤモンド」

ブルックス・ケプカ選手の使用ボール2023は、ダンロップのスリクソン「Z-スター ダイヤモンド」に変更されています。

ダンロップ・スリクソンのボールには他に「Z-スター」と「Z-スター XV」がありますが、「Z-スター ダイヤモンド」は中間的な位置付けで「Z-スター」と「Z-スター XV」のいいとこ取りしたようなボールです。

2021年までは、タイトリストの「ProV1x」を使用していました。


ダンロップのボール「スリクソンZスター」シリーズの違いは、こちらをご参照下さい↓

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ブルックス・ケプカのクラブセッティング2023~まとめ

今回は、ブルックス・ケプカ選手のクラブセッティング2023について見てきました。

ブルックス・ケプカ選手の最新のクラブセッティングは、ドライバーとスプーンが各1本、アイアンが3番アイアン9番の7本、ウエッジが4本とパター1本の計14です。

ブルックス・ケプカ選手のクラブセッティングでは、次の2つの特徴が見られます。

3番アイアンのみ別メーカーのモデル&シャフトを使用していること

・スプーンのロフト角が16.5度とかなり多めであること

ウエッジを4本入れていることから、ショートゲームも充実させたいことがわかります。

驚異的な身体能力を生かした、いかにもハードヒッターというクラブセッティングといえるでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※プロゴルファーは状況に応じて使用クラブを変えるため、実際使用するクラブセッティングは異なる場合があります。

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