タイトリストの2大看板ボールともいえるボールが、プロV1とプロV1xの2種類のボールです。
どちらのボールも飛距離とスピン性能に非常に優れており、長い間、ツアープロからも絶大な信頼を得ています。
当然、私たちアマチュア・ゴルファーも使ってみたい人気ボールといえますが、プロV1とプロV1xの違いがよくわからず、どちらが自分に向いているのかわからないという方もいらっしゃると思います。
比較表で吟味していくことで、おすすめのボールがどっちなのかがわかりやすいのではないでしょうか?
今回は、タイトリストの人気ボールであるプロV1とプロV1xの違いと比較表などから、おすすめのボールはどっちなのかを見ていきます。
タイトリストのプロV1とプロV1xの違い
タイトリストの人気ボールである「プロV1」と「プロV1x」の主な違いは、以下の3点です。
2.「プロV1」は、「プロV1x」と比較して打感がよりソフト
3.「プロV1」はロングゲームでのスピン量がやや多く中弾道、「プロV1x」は高打ち出しで中高弾道
タイトリストのプロV1もプロV1xもどちらも非常に秀れたボールで共通点も多いのですが、違いとしては3ピースか4ピースかという構造の違いとディンプル数の違いがあげられます。
この違いが「プロV1」と「プロV1x」の打感や弾道、スピン量、飛距離の違いにつながっています。
「プロV1」は風に強い中弾道でランもあり、「プロV1x」はスピン量の少ない高打ち出しで飛距離性能に優れます。
「プロV1」のほうが打感がよりソフトとはいえ、どちらも硬いという感覚はなく、ショートゲームでのスピン量も秀逸です。
タイトリストのプロV1ボールの製品情報
タイトリストのプロV1ボール
・構造:3ピース(マルチコンポーネント3層)
・コア:ポリブタジエンコア
・ケース層:アイオノメリック・ケース層
・スピン量:ドライバー(やや少ない)、アイアン(やや多い)、ショートゲーム(多い)
・フィーリング:非常にソフト
・弾道:中弾道
・適応ヘッドスピード:全領域
・カバー素材:ウレタン・エラストマー・カバー
・ディンプル:352個
・ボールナンバー:ローナンバー(1~4)、ハイナンバー(5~8)、ダブルナンバー(11・33・55・77)
・価格:オープン
・製造国:タイ
タイトリストのプロV1ボールを使用するプロゴルファー
ウェブ・シンプソン、ビクトル・ホブラン、ルイ・ウーストヘイゼン、ポール・ケーシー、ジェイソン・コクラック、ユ・ソヨン、ジェシカ・コルダ、申ジエ、他
タイトリストのプロV1xボールの製品情報
タイトリストのプロV1xボール
・構造:4ピース(マルチコンポーネント4層)
・コア:ポリブタジエンコア
・ケース層:アイオノメリック・ケース層
・スピン量:ドライバー(少ない)、アイアン(多い)、ショートゲーム(多い)
・フィーリング:ソフト
・弾道:中高弾道
・適応ヘッドスピード:全領域
・カバー素材:ウレタン・エラストマー・カバー
・ディンプル:328個
・ボールナンバー:ローナンバー(1~4)、ハイナンバー(5~8)、ダブルナンバー(11・33・55・77)
・価格:オープン
・製造国:タイ
タイトリストのプロV1xボールを使用するプロゴルファー
ジャスティン・トーマス、パトリック・カントレー、ティレル・ハットン、マシュー・フィッツパトリック、イム・ソンジェ、アダム・スコット、アリヤ・ジュタヌガーン、ダニエル・カン、渋野日向子、他
タイトリストのプロV1とプロV1xの比較表
タイトリストの人気ボールであるプロV1とプロV1xの違いをわかりやすく比較表にまとめました。
ともにスピン性能に優れたボールで共通項も多くどちらを選ぶか迷いますが、違いを見極めていきたいところです。
タイトリストのプロV1とプロV1xの比較表
プロV1 | 比較項目 | プロV1x |
3ピース |
構造
|
4ピース |
多い |
スピン量
|
やや多い |
中弾道 |
弾道
|
中高弾道 |
非常にソフト |
打感
|
ソフト |
ウレタン・エラストマー |
カバー素材
|
ウレタン・エラストマー |
352個 |
ディンプル数
|
328個 |
全領域 |
推奨ヘッドスピード
|
全領域 |
ホワイト、イエロー |
カラー
|
ホワイト、イエロー |
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タイトリストのプロV1とプロV1x~おすすめのボールはどっち?
続いて、タイトリストの「プロV1」と「プロV1x」で、おすすめのボールはどっちなのかを見ていきましょう。
どちらのボールも飛距離とスピン性能に優れており、特にショートゲームにおいては甲乙つけがたいように思います。
打感もどちらもソフトで申し分ありません。
そこで選択基準は違いがあるロングゲーム(アイアン含めて)ということになります。
違いを比較しながら、自分に合うのがどっちのボールなのかを見極めていくのがおすすめです。
タイトリストのプロV1ボールがおすすめのゴルファーは?
「プロV1」は「プロV1x」と比較してドライバーの打ち出し角が低く、風に強い中弾道でランも出ます。
したがって、風に負けないボールが打ちたいゴルファー、あるいは曲がりの少ないボールを求めているゴルファーにおすすめなのが「プロV1」です。
また、上述したように打感はどちらのボールもソフトですが、より柔らかい打感を求めているゴルファーには「プロV1」がおすすめです。
タイトリストのプロV1xボールがおすすめのゴルファーは?
一方の「プロV1x」はスピン量の少ない打ち出し角が高く、中高弾道で飛距離性能に優れます。
したがって、より大きな弾道で飛距離を求めるタイプのゴルファーには「プロV1x」がおすすめです。
スピン量が多いタイプのゴルファーやアイアンでも高い弾道を求めているゴルファーにもおすすめです。
このように、タイトリストの「プロV1」と「プロV1x」でどちらが優れているということはありませんが、ゴルファーの求めているプレースタイルに合わせて選択するのが理想的といえるでしょう。
それでもどちらがいいのか迷ったなら実際のラウンドで違いを比較してみるのが一番です。
比較表やデータだけでなく、例えば前半9ホールと後半9ホールで使い分けてみるとどちらのボールが自分と相性がいいのか、よりはっきりとわかるのではないでしょうか。
タイトリストのプロV1とプロV1xの違いと比較表~まとめ
今回は、タイトリストの人気ボールであるプロV1とプロV1xの違いと比較表などから、おすすめのボールはどっちなのかを見てきました。
タイトリストの人気ボールであるプロV1とプロV1xの主な違いは、以下の3点です。
2.「プロV1」は、「プロV1x」と比較して打感がよりソフト
3.「プロV1」はロングゲームでのスピン量がやや多く中弾道、「プロV1x」は高打ち出しで中高弾道
おすすめのボールはどっちなのかは、風に負けないボール、曲がりの少ないボールを求めているゴルファーには「プロV1」、より大きな弾道で飛距離を求めるタイプのゴルファーには「プロV1x」がおすすめです。
それでも迷ったなら実際のラウンドで違いを比較してみるのが一番です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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