ゴルフコンペでは、優勝以外にもベスグロ賞やブービー賞などさまざまな賞があり表彰式では大いに盛り上がります。
そんな数多いの賞の中でもニアピン賞とドラコン賞は、ゴルフコンペ必須の賞であり、参加者はみんなどうにかして獲得しようと虎視眈々と狙っています。
一方ではゴルフコンペの幹事は、どのホールがニアピン賞とドラコン賞にふさわしいのか頭を悩ませていたりもします。
今回は、そんなゴルフコンペにおけるニアピンとドラコンの意味について見ていきたいと思います。
ニアピンとドラコンの意味
ゴルフコンペにおいては、ニアピン賞とドラコン賞をどのホールに設定したらいいのか幹事の方は悩むところですが、その前にニアピンとドラコンの意味を確認しておきましょう。
ニアピンの意味
ニアピン賞が設定されるのは通常の場合、ショートホールで、他にミドルホールやロングホールに設定されることも稀ですがあるにはあります。
その場合、ミドルホールの場合はセカンドニアピン、ロングホールの場合はサードニアピンといって、それぞれ2打目、3打目でニアピンを競います。
ニアピンの意味は読んで字のごとくで、ピンに一番近い(ニア)場所にボールを打ったゴルファーが獲得します。
もちろんホールインワンもOKで、ホールインワンならば最強のニアピンともいえるでしょう。
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ドラコンの意味
続いて、ドラコンの意味ですが、ドラコンとは「ドライビングディスタンスコンテスト」の略で、ゴルフコンペに参加したゴルファーがドライバーでどれだけ飛距離を出したかを競うという意味です。
簡単に言えば、どれだけ飛んだかを競う賞ですが、ただ飛ばせばいいというわけではありません。
フェアウェイを外したショットは対象外となり、ドラコンの資格はフェアウェイをキープしたゴルファーに限られます。
女性は男性より飛距離は出ないものですが、前のティーグランドから打てるため、チャンス十分で逆にドラコン候補になったりもします。
飛距離はゴルファー全員のあこがれであることからドラコン賞を獲得することにこだわるゴルファーは少なくありません。
ニアピンとドラコンのホール数やふさわしいホール
続いて、ニアピンとドラコンのホール数やふさわしいホールを見ていきます。
ゴルフコンペによって多少の違いやそのゴルフコンペならではの選び方がありますが、基本的には以下のようになります。
ニアピンのホール数
ゴルフコースは18ホールですが、ショートホールは通常はアウトコースとインコースに2ホールづつあります。
この中から2ホールを選んでニアピン賞の対象にする場合が多いようですが、ゴルフコンペによってはショートホール4ホールすべてをニアピン賞の対象にすることもあります。
最終的には幹事が決めることですが、ニアピン賞のホール数は予算に左右される部分も大きいといえるでしょう。
ドラコンのホール数やふさわしいホール
ドラコンの場合は、アウトコースとインコースから1ホールづつを選んで、計2ホールをドラコン賞の対象にする場合が多いようです。
ドラコン賞にふさわしいホールとしては、ティーグランドからフェアウェイが大きく広々と見渡せるホールです。
ドッグレッグしていたり、狭いトリッキーなホールはあまりドラコン・ホールには適していないといえるでしょう。
ニアピン賞とドラコン賞の旗の置き忘れに注意!
最後にニアピン賞とドラコン賞の旗の置き忘れの注意です。
ここで、スタートしてからのニアピン賞とドラコン賞の旗の行方を確認しておきます。
ニアピン賞もドラコン賞も第1組が持ってスタートし、資格を得たゴルファーが名前を記入してグリーン上、またはフェアウェイに挿しておきます。
そして、最終組が旗を回収してくるというのが手順ですが、この最後の旗の回収忘れが結構多いです。
特に、最終組に有資格者が出なかった場合は旗の回収忘れが多くなりがちなので要注意です。
ニアピン賞とドラコン賞の旗の置き忘れを防止するには?
ニアピン賞とドラコン賞の旗を置き忘れてしまうと、最悪の場合、賞が該当者なしとなってしまいます。
これではゴルフコンペもしらけてしまいますから、置き忘れを防止するには、以下の2点に留意するといいでしょう。
・ゴルフコンペ開始前の説明で幹事が確認
・最終組はニアピン賞とドラコン賞の対象ホールでは全員で声掛けしながら確認を!
特に最終組の声掛けは大切なので、お互いに意識しましょう。
また、旗の置き忘れとは逆にまれではありますが、第1組が有資格者が出なかったということで、旗を挿し忘れてそのまま持って行ってしまうことがあります。
そんな時には、スコアカードを紙飛行機にような形に折って鉛筆のクリップ部分で固定して旗替わりにします。
応急措置ですが、一応はこれでしのげるでしょう。
ニアピンとドラコンの意味~まとめ
今回は、ゴルフコンペにおけるニアピンとドラコンの意味について見てきました。
まとめると、ゴルフコンペにおけるニアピンとドラコンの意味は、ピンに一番近い場所にボールを打ったゴルファーが獲得するのがニアピン、ドライバーでどれだけ飛距離を出したかを競うのがドラコン(ただしドラコンの資格はフェアウェイをキープしたゴルファーのみ)で、「ドライビングディスタンスコンテスト」の略です。
ニアピン賞もドラコン賞も2ホールづつ選ばれることが多いですが、ゴルフコンペや予算によっては4ホールなどになることもあります。
ニアピン賞もドラコン賞もゴルフコンペの醍醐味のひとつですから、対象のホールは多いほうが参加しているゴルファーにとっては張り合いがあっていいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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