ローズ・チャン選手は「全米女子アマ」や「オーガスタナショナル女子アマチュア」で優勝し、長きにわたってアマチュア世界ランキング1位の座を守り、さらに「みずほアメリカオープン2023」で72年ぶりとなるプロデビュー戦での優勝を果たしました。
大型ルーキーの鮮烈なデビューにさらなる期待が高まりますが、ローズ・チャン選手のクラブセッティングと使用ボールが気になるところです。
ローズ・チャン選手のクラブセッティングにはどんな特徴があるのでしょうか?
今回は、キャロウェイで統一されたローズ・チャン選手のクラブセッティングと使用ボールを見ていきます。
ローズ・チャンのクラブセッティング~キャロウェイで統一
ローズ・チャン選手のクラブセッティングは、契約先のキャロウェイで統一されたものです。
ドライバー以下、フェアウェイウッドは3W(スプーン)と5W(クリーク)の2本、ユーティリティは1本、アイアンは5番~AWの7本、ウエッジが2本にパターという14本というクラブセッティングです。
ロフト角が立った3W(スプーン)を使用していることとプロゴルファーでは珍しくAWまでセットで使用しているのが特徴といえるでしょう。
加えてウッド系は低スピン・強弾道で飛ばし、アイアン~ウエッジはスピン性能の高いモデルを選んでいる傾向も見えます。
では、ローズ・チャン選手のクラブセッティングをドライバーからパター・ボールまで詳しく見ていきましょう。
ローズ・チャンのドライバー2023
キャロウェイ:「パラダイム トリプルダイヤモンド」(9度)
シャフト:フジクラ「VENTUS RED」(長さ45.5インチ・フレックス:S)
ローズ・チャン選手が使用するドライバーは、キャロウェイの「パラダイム トリプルダイヤモンド」です。
やや小ぶりできれいなヘッド形状のモデルで、低浅重心から強弾道を生み出します。
ローズ・チャンのフェアウェイウッド2023
3W(スプーン)・5W(クリーク)
キャロウェイ:「ローグST LS」(13.5度・18度)
シャフト:フジクラ「VENTUS RED」(フレックス:R)
ローズ・チャン選手が使用するフェアウェイウッドは、キャロウェイの「ローグST LS」で2本体制です。
ドライバー同様、小ぶりなヘッドサイズで、低スピン・強弾道を目指したモデルです。
3W(スプーン)のロフト角が13.5度と女子プロの中では際立っていますが、3W(スプーン)にも飛距離を求めているのでしょうか。
ローズ・チャンのユーティリティ2023
UT4
キャロウェイ:「パラダイム」(21度)
シャフト:KBS「ツアーハイブリッド・プロトタイプ」
ローズ・チャン選手が使用するユーティリティは、キャロウェイの「パラダイム」で1本体制です。
ウッド型ユーティリティで、アジャスタブルホーゼルを搭載したモデルで、シャフトはKBSのユーティリティ専用のカーボンシャフトです。
ローズ・チャンのアイアン2023
5番~AW
キャロウェイ:「APEX アイアン」(2021年モデル)
シャフト:日本シャフト「N.S.PRO 850GH」(フレックス:R)
ローズ・チャン選手が使用するアイアンは、キャロウェイの「APEX アイアン」で、5番~AWまでの7本体制です。
アイアンはやさしさを兼ね備えた軟鉄鍛造モデルですが、多くのプロゴルファーがPWまでのセッティングが多い中、ローズ・チャン選手はAWまでセットで加えています。
AWのロフト角は49度とウエッジへも自然な流れになっています。
ローズ・チャンのウエッジ2023
54度・58度
キャロウェイ:「JAWS RAW」
シャフト:トゥルーテンパー「XP95」(フレックス:R300)
ローズ・チャン選手が使用するウエッジは、キャロウェイの「JAWS RAW」で2本体制です。
その名の通り、ジョーズ(鮫)のようにボールに溝で噛みつき、高いスピン性能を発揮するモデルです。
ローズ・チャンのパター2023
オデッセイ:「TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE」
ローズ・チャン選手が使用するパターは、オデッセイの「TRI-HOT 5K DOUBLE WIDE」です。
ブレードタイプでありながら高い慣性モーメントが特徴のモデルです。
5Kは慣性モーメントが5000であることを意味しています。
ローズ・チャンのボール
キャロウェイ:「クロムソフト X ボール」
ローズ・チャン選手が使用するボールは、キャロウェイの「クロムソフト X 」です。
4ピースのボールで、スピン性能のコントロールがに優れた操作性が特徴です。
その他、主なプロゴルファーのクラブセッティング一覧(男子・女子別)は、こちらからどうぞ↓
ローズ・チャンのクラブセッティング~まとめ
今回は、キャロウェイで統一ローズ・チャン選手のクラブセッティングと使用ボール、国籍などプロフィールを見てきました。
ローズ・チャン選手のクラブセッティングは、ドライバー以下、フェアウェイウッドは3W(スプーン)と5W(クリーク)の2本、ユーティリティは1本、アイアンは5番~AWの7本、ウエッジが2本にパターという14本で、契約先のキャロウェイで統一されています。
ロフト角が立った3W(スプーン)を使用していることと珍しくAWまでセットで使用しているのが特徴です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※プロゴルファーは状況に応じて使用クラブを変えるため、実際使用するクラブセッティングは異なる場合があります。
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