本ページはプロモーションが含まれています。
PR

ライダーカップの由来とは?これまでの成績とメンバーの選出方法!

ゴルフの大きな試合といえば、全米オープンやマスターズなどメジャー大会が真っ先に頭に浮かんできますが、ライダーカップを忘れてはいけません。

世界ランキングや賞金ランキングに関係ないにもかかわらず、盛り上がり方は尋常ではありません。

このライダーカップとはどんな大会で、由来メンバーの選出方法、賞金・ルールなどはどうなっているのでしょうか?

今回は、ライダーカップの由来とは何か、これまでの成績やメンバーの選出方法、さらに賞金とルールなどを見ていきます。

スポンサーリンク

ライダーカップの由来とは?

ライダーカップとは、2年に1度開催されているアメリカ対ヨーロッパのゴルフの対抗戦で、1927年にイギリスの大富豪サムエル・ライダーの提唱によって始まったのが由来です。

当初はアメリカ対イギリスの対抗戦でしたが、アメリカに勝利が続いたため、1979年以降、現在のアメリカ対ヨーロッパの対抗戦になりました。

現在、ライダーカップは偶数年の2年に1度、アメリカとヨーロッパのコースを交互に使って開催されており、開催期間は3日間、さまざまな形式のマッチプレーを行い総合得点で勝敗を競います。

ストロークプレー全盛の時代にあって、すべてマッチプレー形式というのも特徴といえるでしょう。

スポンサーリンク

ライダーカップのこれまでの成績

ライダーカップはこれまで43回開催され、成績はアメリカチームの27勝、イギリス・ヨーロッパチームの15勝(2引き分け)となっています。(2023年大会終了時点)

このライダーカップの成績の中にはイギリス単独チームの時代も含まれています。

直近10回の結果を見るとアメリカチーム2勝、ヨーロッパチーム8勝とヨーロッパチームの奮闘が目立つようになってきています。

参考:「Ryder Cup History 1927–present」(ライダーカップ公式サイト)
⇒ https://www.rydercup.com/

ライダーカップのメンバーの選出方法

ライダーカップのアメリカとヨーロッパの各チームは、12人のメンバーとキャプテン、副キャプテンなどからなります。

ライダーカップのチームのメンバーの選出方法は、アメリカとヨーロッパで少し条件が異なります。

ライダーカップ・アメリカチームのメンバーになるには?

アメリカチームのメンバーの選出方法は、自力では基本的には世界ランク上位10人に入るのが条件です。

他力となりますが、残り2人はキャプテン推薦された選手がメンバーとなります。

追記
2021年はライダーカップポイントランキング上位6名とキャプテン推薦6名の合わせて12名です。

ライダーカップ・ヨーロッパチームのメンバーになるには?

ヨーロッパチームの選出方法は、自力では世界ランク上位5位とヨーロッパチームのポイントシステム上位5人に入るのが条件です。

これで10人ですが、アメリカと同様に他力で残り2人はキャプテン推薦された選手がメンバーとなります。

追記
2021年はヨーロピアンポイントランキング上位4名、ワールドランキング上位5名とキャプテン推薦3名の合わせて12名です。

ライダーカップの賞金

ライダーカップでは、アメリカとヨーロッパからトッププロが選び抜かれて3日間、普段のトーナメント以上に熱い戦いが繰り広げられますが、驚いたことに賞金はありません

メンバーとして出場することだけでも大変な名誉とされ、選出された選手たちは全力を尽くして国や地域のためにプレーします。

ライダーカップのメンバーに選出されれば、いくつかのメジャー大会の出場権を得られるなどのメリットはありますが、このメリットのためにプレーする選手はおそらくいないでしょう。

ライダーカップのルール

ライダーカップのルールは、3種類のマッチプレーを3日間プレーして最も多くのポイントを獲得したチームが勝利というのが基本になります。

それぞれのマッチプレーに勝つと1ポイント、引き分けで0.5ポイントが与えられ、合計28ポイントを巡って競い合います。

負けは0ポイントです。

なお、同点(14対14)の場合は、前回大会優勝チームの勝利となります。

3つのマッチプレーの形式は、以下の通りです。

ライダーカップのルール①~フォーサム

1日目と2日目に4試合行われる1チーム2名のダブルスのチーム戦です。

4人全員がティーショットを打ち、第2打からはベストボールを選択して交互にプレーするマッチプレーで、オルタネート・ショット・フォーマットとも呼ばれます。

ライダーカップのルール②~フォーボール

こちらも1日目と2日目に4試合行われる1チーム2名のダブルスのチーム戦です。

1チーム各2名でプレーし、ベストスコアで競うマッチプレーで、それぞれのチームのいいスコアを採用します。

ライダーカップのルール③~シングルス

3日目(最終日)に12試合行われる文字通り1対1の個人戦によるマッチプレーです。

各チームの12人のメンバー全員が激突します。

ライダーカップの由来とは?~まとめ

今回は、ライダーカップの由来とは何か、これまでの成績やメンバーの選出方法、さらに賞金とルールなどを見てきました。

ライダーカップとは2年に1度開催されているアメリカ対ヨーロッパのゴルフの対抗戦で、1927年にイギリスの大富豪サムエル・ライダーの提唱によって始まったのが由来です。

これまでの成績はアメリカチームの27勝、イギリス・ヨーロッパチームの15勝(2引き分け)となっています。(2023年大会終了時点)

ライダーカップのメンバーは各12人で、メンバーの選出方法は自力でそれぞれの選考基準の上位に入るか、キャプテン推薦されるかです。

賞金はなく、ルールは、フォーサム・フォーボール・シングルスの3つの形式のマッチプレーで、勝ち1ポイント、引き分け0.5ポイント、負け0ポイント、合計28ポイントで勝敗を競います。

国と地域の名誉をかけて競い合うライダーカップには通常のストロークプレーにはないおもしろさがあります。

賞金がないにもかかわらず毎回大変な盛り上がりを見せるのは、ライダーカップならではのものといえるでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント