ゴルフは18ホールものホール数をプレーする長丁場のスポーツです。
激しい運動には見えないため、あまり体力も使っていないような気もしますが、それでもラウンド後半には疲れを感じることはあります。
この疲れがスイングにまで影響するようになると大変です。
特にアイアンのシャンクがラウンド中に連発するようだと目も当てられません。
アイアンのシャンクが止まらない理由は疲れだけが原因ではないと思いますが、アイアンのシャンクはなぜ出て直し方のコツにはどんな対策があるのでしょうか?
今回は、疲れも原因のひとつであるアイアンのシャンクが止まらない理由と直し方のコツを見ていきます。
アイアンのシャンクは疲れが原因?
シャンクほどゴルフで怖いミスもそうそうないようにも思いますが、一度出ると取りつかれたかのように何度も連発することも多く、これではゴルフになりません。
疲れもアイアンのシャンクが出る原因のひとつです。
疲れてくると体の回転と腕の振りがバラバラになり、アイアンのシャンクが出やすくなります。
体は早く開き左の壁も崩れやすくなり、腕は疲れて触れなくなる、いわゆる振り遅れの状態になりやすくなります。
疲れてアドレスの前傾角度も保てなくなるのもアイアンのシャンクが出やすくなる原因のひとつです。
疲れがひどければ、体もクラブフェースも開きっぱなしというわけです。
アイアンのシャンクが止まらないのは疲れだけが理由ではない
しかし、アイアンのシャンクが止まらない理由は疲れだけが原因ではありません。
ゴルフのスイングは単にフェースが開くだけならスライスになるだけですが、このフェースが開いた状態でクラブのネック部分にボールが当たるとシャンクになります。
このネック部分にボールが当たる主な原因として、
・ボールに近く立ち過ぎ
・前傾が浅い(崩れる)
・右足体重
・極端なアウトサイドインの軌道
があげられます。
アイアンの場合はハンドファーストにアドレスしてショットしますが、これらが原因でハンドファーストが崩れてしまい、クラブのフェースが大きく開き、ネック部分からボールに当たってシャンクになってしまいます。
これらは疲れていなくても見られることですが、疲れが原因で発生しやすくなるのも事実です。
アイアンのシャンクの直し方のコツ~筆者の場合
では、ラウンド中、アイアンのシャンクが連発したらどうやって改善したらいいのでしょうか?
シャンクの直し方のコツがあれば、ぜひ知っておきたいところです。
アイアンのシャンクの直し方のコツは、上述したネック部分にボールが当たる主な原因の4点に注意することですが、ラウンド中は頭が真っ白になってしまい、ひとつづつ整理するのが難しいかと思います。
そんな時は、筆者の場合は思い切って手打ちにしてしまいます。
シンプルに腕だけ振ってショットすることを心掛け、体の正面でボールをとらえることを最優先します。
これで、とりあえず前には飛ぶようになります。
下手に体重移動やスイングのことを考えていると、どうしても体やフェースは開きやすいものです。
疲れていればなおさらです。
あれこれ考えずに右足かかとを地面につけたままの意識で、アドレスの位置に手を戻しましょう。
アイアンのシャンクは疲れが原因?~まとめ
今回は、疲れも原因のひとつであるアイアンのシャンクが止まらない理由と直し方のコツを見てきました。
まとめると、アイアンのシャンクが止まらない原因は、
・ボールに近く立ち過ぎ
・前傾が浅い(崩れる)
・右足体重
・極端なアウトサイドインの軌道
などがあげられ、疲れはこれらを引き起こす原因になります。
アイアンのシャンクの直し方のコツは、これらに注意することですが、ラウンド中は手打ちの意識でショットするのがおすすめです。
ラウンド中に一度シャンクが出ると、次もシャンクが出るのではないかと思い、クラブが振れなくなり負のスパイラルに陥ってしまうことも珍しくありません。
運悪くシャンクが出てしまった時には冷静に思い当たる事項を改善していきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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