日本国内もアメリカ・ツアーも韓国勢が席巻している女子ゴルフ界ですが、2018年の世界5大メジャー大会の結果は5か国の選手が優勝を飾るという実に国際色豊かな結果になりました。
メジャー初優勝者も出て、ノーマークの選手が優勝者となる大会も多かった2018年のメジャー大会となりました。
賞金は男子メジャー大会と比較すると引けを取りますが、試合内容は競った内容が多く非常に見ごたえのあるものだったと思います。
今回は、女子ゴルフの世界5大メジャー2018の賞金や優勝者などの結果についてまとめてみたいと思います。
女子ゴルフの5大メジャー2018賞金や優勝者などまとめ
女子ゴルフの5大メジャー2018の結果などをまとめると熱戦が多かったということと日本人選手の活躍ではないでしょうか。
メジャー5大会のうち3大会がプレーオフで、ANAインスピレーション2018にいたっては翌日に持ち越しとなる大熱戦でした。
他の2大会もプレーオフにこそならなかったものの最終日に僅差の逆転劇で決着という見ごたえのあるメジャー大会となりました。
また、全米女子プロゴルフ選手権2018では直前にアメリカ・ツアー初優勝を果たした畑岡奈紗選手がプレーオフに加わり、メジャー優勝にあと一歩まで迫るなど日本人選手の活躍が光りました。
全英女子オープン2018での比嘉真美子選手の活躍も忘れられません。
また、韓国勢が席巻している女子ゴルフ界ですが、優勝者は5か国の選手が優勝を飾り、韓国勢の優勝は全米女子プロゴルフ選手権2018のパク・スンヒョンのみという結果になりました。
ANAインスピレーション2018賞金や優勝者など結果
女子メジャーは、第1戦のANAインスピレーション2018からプレーオフにもつれ込みました。
プレーオフにはパニーラ・リンドベリ(スウェーデン)、朴仁妃(韓国)、ジェニファー・ソン(アメリカ)の3人が進出し、ジェニファー・ソンが3ホール目に脱落しました。
しかし、プレーオフは日没サスペンデッドにより翌日に持ち越しとなり、通算8ホール目でリンドベリが優勝を勝ち取りました。
開催期間 2018年3月29日~4月1日
開催コース ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)
賞金総額 280万ドル
優勝賞金 40万5,000ドル
優勝者 パニーラ・リンドベリ(スウェーデン)
全米女子オープン2018賞金や優勝者など結果
全米女子オープン2018もANAインスピレーション2018に続いてプレーオフにもつれ込みました。
最終日、2位に4打差をつけてスタートしたアリヤ・ジュタヌガーンでしたが、前半順調にスコアを伸ばすも後半でトリプル・ボギーを叩くなど乱れ、6打差でスタートしたキム・ヒョージュ(韓国)に並ばれてホールアウトしました。
プレーオフは2ホールのストロークプレーの後、サドンデス方式という形式で行われ、4ホール目でアリヤ・ジュタヌガーンが辛くも競り勝ち、メジャー2勝目を飾りました。
開催期間 2018年5月31日~6月3日
開催コース ショールクリークCC(アメリカ・アラバマ州)
賞金総額 500万ドル
優勝賞金 90万ドル
優勝者 アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)
全米女子プロゴルフ選手権2018賞金や優勝者など結果
なんと女子メジャー第3戦もプレーオフにもつれ込む展開となりました。
プレーオフに残ったのはユ・ソヨン(韓国)、パク・ソンヒョン(韓国)、そして日本の畑岡奈紗選手の3人で、畑岡選手は最終日、トップと9打差を追いついてのプレーオフでした。
樋口久子プロ以来、41年ぶりとなる日本人女子2人目のメジャー優勝の期待がかかりましたが、最初に脱落してしまいました。
結局、プレーオフ2ホール目もバーディーを決めたとしたパク・ソンヒョンが大会初優勝を飾りました。
しかし、畑岡選手のプレイは近い将来、メジャー優勝も可能であることを感じさせるものでした。
開催期間 2018年6月28日~7月1日
開催コース ケンパーレイクGC(アメリカ・イリノイ州)
賞金総額 365万ドル
優勝賞金 52万5,000ドル
優勝者 パク・ソンヒョン(韓国)
全英女子オープン2018賞金や優勝者など結果
女子メジャー第4戦にして初めてプレーオフなしの決着となりました。
1打差の2位でスタートした地元イングランドのジョージア・ホールが67で回り、2位に2打差をつけ、ツアー初優勝をメジャー優勝で飾りました。
日本勢では比嘉真美子選手が健闘し優勝争いに加わりましたが、通算9アンダーの4位タイに終わっています。
開催期間 2018年8月2日~8月5日
開催コース ロイヤルリザム&セントアンズGC(イングランド)
賞金総額 325万ドル
優勝賞金 50万4,821ドル
優勝者 ジョージア・ホール(イギリス)
エビアン選手権2018賞金や優勝者など結果
女子メジャー最終戦は、ノーマークだったアンジェラ・スタンフォードが68で回り、逆転優勝しました。
40歳のアンジェラ・スタンフォードは6年ぶりのツアー優勝を初のメジャー優勝で飾りました。
最終日、トップでスタートしたエイミー・オルソンは、最終18番ホールで痛恨のダブルボギーを叩き、1打差でツアー初勝利を逃しました。
メジャーのプレッシャーの重さを感じさせた大会でもありました。
開催期間 2018年9月13日~9月16日
開催コース エビアンリゾートGC(フランス)
賞金総額 385万ドル
優勝賞金 48万7,500ドル
優勝者 アンジェラ・スタンフォード(アメリカ)
まとめ
今回は、女子ゴルフの世界5大メジャー2018の賞金や優勝者などの結果についてまとめてみました。
女子ゴルフの世界5大メジャー2018は、メジャー5大会のうち3大会がプレーオフで熱戦が多かったということと畑岡奈紗選手など日本人選手の活躍が光りました。
また、優勝者は5か国の選手が優勝を飾り、韓国勢の優勝はパク・スンヒョンのみという結果に終わりました。
非常に多国籍化している昨今の女子ゴルフ界ですが、2018年のメジャー大会はそれを象徴するような形となったのではないでしょうか。
2019年も多国籍化の傾向が続くのか、韓国勢が巻き返してくるのか、それとも日本勢が悲願のメジャー優勝を果たすのか、目が離せない一年になりそうです。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てば、うれしいです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
こちらの記事も合わせてどうぞ!
☞ 男子ゴルフの世界4大メジャー2018結果まとめ!賞金や優勝者も
コメント