アメリカ女子プロゴルフツアーの2022年メジャー最終戦となる全英女子オープンゴルフ2022が、イギリス・スコットランドのミュアフィールドで開催されます。
2019年には渋野日向子選手が優勝した大会ということで私たち日本人にとっては”夢よ再び”と期待は高まりますが、今年2022年も多くの日本人選手が出場します。
開催コースのミュアフィールドはリンクスと呼ばれる独特の難コースですが、優勝予想はどうでしょうか?
今回は、全英女子オープンゴルフ2022の優勝予想と日本人出場選手などについて見ていきます。
全英女子オープンゴルフ2022の優勝予想
海外女子ツアーのメジャー大会は4大会を終了し、残すメジャー大会はこの全英女子オープンを残すのみとなりました。
優勝予想するにあたっては他の4つのメジャー大会は直近の調子は大きな要素ですが、この全英女子オープンは思わぬ伏兵が現れることが少なくありません。
過去10年の優勝者を見ても2019年の渋野日向子選手や2020年のソフィア・ポポフ(ドイツ)などは優勝候補にはまったくあがっていませんでした。
やはりリンクスで開催されることが多く風の影響を強く受ける全英女子オープンは、他の4つのメジャー大会とは性格が異なるのが主な原因でしょう。
5つのメジャー大会の中で優勝予想が最も難しい大会といっていいでしょう。
経験値がものをいうことも多く、風が吹けばヨーロッパの実力者が上位にくる可能性も高いのではないでしょうか。
全英女子オープンゴルフの歴代優勝者と開催コース(過去10年)
2021年 アンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)カーヌスティGL
2020年 ソフィア・ポポフ(ドイツ)ロイヤルトルーンGCオールドC
2019年 渋野日向子(日本)ウォーバンG&CC
2018年 ジョージア・ホール(イングランド)ロイヤルリザム&セントアンズGC
2017年 キム・インキョン(韓国)キングスバーンズGL
2016年 アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)ウォーバンG&CC
2015年 朴仁妃(韓国)ターンベリー
2014年 モー・マーティン(アメリカ)ロイヤルバークデールGC
2013年 ステイシー・ルイス(アメリカ)セント・アンドルーズLオールドC
2012年 申ジエ(韓国)ロイヤルリバプールGC
これらのことから優勝候補本命としては、風がそれほど強くなければ好調のブルック・ヘンダーソン選手(カナダ)とミンジー・リー選手(オーストラリア)、風が吹くなど悪天候ならアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)などヨーロッパの実力者やリディア・コ選手(ニュージーランド)やチョン・インジ選手(韓国)などのメジャー・チャンピオンが有力とみます。
また、伏兵が現れた場合は過去のデータからもだれが出てくるかは想像がつきません。
さらに天候次第という面もありますが、日本人選手ではメジャーに最も近いと思われる畑岡奈紗選手、日本での好調を維持して勢いのある西郷真央選手と西村優菜選手もダークホースとして期待されます。
全英女子オープン2022の優勝候補
本命:ブルック・ヘンダーソン(カナダ)、ミンジー・リー(オーストラリア)
対抗A:リディア・コ(ニュージーランド)、チョン・インジ(韓国)、アンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)
対抗B:畑岡奈紗(日本)、西郷真央(日本)、西村優菜(日本)
2022年メジャー大会優勝者
シェブロン選手権:ジェニファー・カプチョ(アメリカ)
全米女子オープン:ミンジー・リー(オーストラリア)
全米女子プロゴルフ選手権:チョン・インジ(韓国)
エビアン選手権:ブルック・ヘンダーソン(カナダ)
全英女子オープン:?
全英女子オープン2022までのLPGAツアー2022年シーズン優勝者
スコットランド女子オープン(7/28〜31):?
アムンディ・エビアン選手権(7/21〜24):ブルック・ヘンダーソン(カナダ)
ダウグレートレークスベイ招待(7/13〜16):ジェニファー・カプチョ(アメリカ)&リゼット・サラス(アメリカ)
全米女子プロゴルフ選手権(6/23〜26):チョン・インジ(韓国)
マイヤーLPGAクラシック(6/16〜19):ジェニファー・カプチョ(アメリカ)
ショップライトLPGAクラシック(6/10〜12):ブルック・ヘンダーソン(カナダ)
全米女子オープンゴルフ(6/2〜5):ミンジー・リー(オーストラリア)
バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー(5/25〜29日):チ・ウンヒ(韓国)
コグニザント・ファウンダーズカップ(5/12〜15):ミンジー・リー(オーストラリア)
パロス・ベルデス選手権(4/28〜5/1):マリナ・アレックス(アメリカ)
DIOインプラントLAオープン(4/21〜24):畑岡奈紗(日本)
ロッテ選手権(4/13〜16):キム・ヒョージュ(韓国)
シェブロン選手権(3/31~4/3):ジェニファー・カプチョ(アメリカ)
JTBCクラシック(3/24~27):アタヤ・ティティクル(タイ)
ホンダLPGAタイランド(3/10~13):ナンナ・コルツ・マドセン(デンマーク)
HSBC女子世界選手権(3/3~6):コ・ジンヨン(韓国)
LPGAドライブオン選手権(2/3~5):レオナ・マグワイア(アイルランド)
ゲインブリッジLPGA(1/27~30):リディア・コ(ニュージーランド)
ダイヤモンドリゾートトーナメントオブチャンピオンズ(1/20~23):ダニエル・カン(アメリカ)
全英女子オープンゴルフ2022の日本人出場選手
続いて、全英女子オープンゴルフ2022の日本人出場選手を見ていきましょう。
全英女子オープンゴルフ2022の出場資格を有している日本人選手は12名です。
まず歴代優勝者の資格で渋野日向子選手、過去5年の全米女子オープンゴルフ優勝者の資格で笹生優花選手、前年のアメリカ女子ツアー賞金ランク25位以内の資格で畑岡奈紗選手、前年の国内賞金女王資格で稲見萌寧選手、その他にも宮里藍サントリーレディースオープンの上位2名の資格で山下美夢有選手と藤田さいき選手、宮里藍サントリーレディースオープン終了時点の国内賞金ランク上位3名(有資格者を除く)の資格で西郷真央選手、高橋彩華選手、堀琴音選手の5名、世界ランキング上位の資格で古江彩佳選手、西村優菜選手、勝みなみ選手の3名の合わせて12名、加えてアマチュアで出場資格を得た橋本美月選手の13名です。
このうち稲見萌寧選手が欠場となり、12名の日本人選手が全英女子オープン2022に出場します。
全英女子オープンゴルフ2022の日本人出場選手は、以下の12名の選手たちです。
全英女子オープンゴルフ2022の日本人出場選手
全英女子オープンゴルフ歴代優勝者
渋野日向子
過去5年の全米女子オープンゴルフ優勝者
笹生優花
前年のアメリカ女子ツアー賞金ランク25位以内
畑岡奈紗
前年の国内賞金女王
稲見萌寧 ⇒ 欠場
宮里藍サントリーレディースオープン上位2名
山下美夢有(大会優勝・初出場)
藤田さいき(2位)
宮里藍サントリーレディースオープン終了時点の賞金ランク上位3名
西郷真央(賞金ランク1位・初出場)
高橋彩華(賞金ランク3位・初出場)
堀琴音(賞金ランク5位・初出場)
世界ランク上位
古江彩佳、西村優菜、勝みなみ
アジア・パシフィックアマチュア選手権優勝
橋本美月(アマチュア)
※出場者は変更になる場合があります。
全英女子オープンゴルフ2022の日本人出場選手は確定次第、更新していく予定です。
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全英女子オープンゴルフ2022の優勝予想と日本人出場選手~まとめ
今回は、全英女子オープンゴルフ2022の優勝予想と日本人出場選手などについて見てきました。
全英女子オープンゴルフ2022の優勝候補本命としては、風が強くなければブルック・ヘンダーソン選手(カナダ)とミンジー・リー選手(オーストラリア)、風が吹くなど悪天候ならアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)などヨーロッパの実力者やリディア・コ選手(ニュージーランド)やチョン・インジ選手(韓国)などのメジャー・チャンピオンが有力、また、伏兵が現れた場合はだれが出てくるかは想像がつきません。
日本人選手ではメジャーに最も近い畑岡奈紗選手、好調を維持して勢いのある西郷真央選手と西村優菜選手も天候次第ではダークホースとして期待されます。
全英女子オープンゴルフ2022の日本人出場選手は、渋野日向子選手、笹生優花選手、畑岡奈紗選手、山下美夢有選手、藤田さいき選手、西郷真央選手、高橋彩華選手、堀琴音選手、古江彩佳選手、西村優菜選手、勝みなみ選手、橋本美月選手(アマチュア)の12名です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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