いよいよアメリカ男子プロゴルフツアーも、最終戦のツアー選手権2019が近づいています。
ツアー選手権は年間王者が決定するビッグトーナメントですが、今年2019年からルール(規定)が大きく変更になります。
出場選手にとってもゴルフファンにとってもルール(規定)の変更は、年間王者を左右する大変大きなことです。
さらに賞金やフェデックスカップポイントなどは、どうなっているのでしょうか?
今回は、ゴルフツアー選手権2019のルールと出場選手、賞金、ポイントなどについて見ていきます。
ゴルフツアー選手権2019のルール
まず、昨シーズンまでまで4試合行われていたプレーオフシリーズは、「ザ・ノーザントラスト2019」「BMW選手権2019」、そして最終戦のゴルフツアー選手権2019の3試合と1試合減ることになりました。
そして最も大きなルール(規定)の変更が、ハンディキャップ制が導入されることです。
BMW選手権2019までのポイントランキングによって、ストローク差をつけてスタートするというルールです。
具体的には、ポイントランキングに応じて、
ポイントランキング1位:10アンダー
ポイントランキング2位:8アンダー
ポイントランキング3位:7アンダー
ポイントランキング4位:6アンダー
ポイントランキング5位:5アンダー
ポイントランキング6位~10位:4アンダー
ポイントランキング11位~15位:3アンダー
ポイントランキング16位~20位:2アンダー
ポイントランキング21位~25位:1アンダー
ポイントランキング26位以下:イーブンパー
からのスタートとなります。
このルール(規定)の変更がどうかは、実際に最終戦のゴルフツアー選手権2019を見てみないとわからないでしょう。
ゴルフツアー選手権2019の出場選手と出場資格・スタートスコア
ゴルフツアー選手権2019の出場資格は、プレーオフの結果、フェデックスカップポイント上位30名だけが獲得します。
出場資格のルールは従来通りになっています。
ゴルフツアー選手権2019の出場選手とスタートスコアは、以下の通りです。
-10スタート:J.トーマス
-8スタート:P.カントレー
-7スタート:B.ケプカ
-6スタート:P.リード
-5スタート:R.マキロイ
-4スタート:J.ラーム、M.クーチャー、X.シャウフェレ、W.シンプソン、A.アンセル
-3スタート:G.ウッドランド、T.フィナウ、A.スコット、D.ジョンソン、松山英樹
-2スタート:P.ケーシー、J.ローズ、B.スネデカー、R.ファウラー、K.キズナー
-1スタート:M.レイシュマン、T.フリートウッド、C.コナーズ、イム・ソンジェ、C.リービー
0スタート:B.デシャンボー、L.ウーストハイゼン、C.ハウエルIII、L.グローバー、J.コクラック
ゴルフツアー選手権2020の出場選手などは、こちらの記事をご参照下さい↓

ゴルフツアー選手権2019の賞金とポイント
ハンディキャップ制の導入で、プレーオフ第2戦まで「BMW選手権2019」まで積み上げたポイントはすべて消失し、最終戦のゴルフツアー選手権2019の優勝者がそのまま年間王者となるシステムになりました。
最終戦のゴルフツアー選手権2019までのフェデックスカップポイントは、すべてハンディキャップ制のためにあるといっても過言ではありません。
ゴルフツアー選手権2019には賞金の設定はありません。
しかし、賞金に代わって年間王者へのボーナスとして、1,500万ドル(約16億7,910万円)が出ますから、ボーナス=賞金と言い換えることもできるでしょう。
なお、年間王者へのボーナスは、これまでの1,000万ドル(約11億2,000万円)から500万ドル増額し、なんと1.5倍となっています。
また、他にツアー選手権優勝者は3年間のPGAツアーシード権も獲得できます。
これも大きいですね。
ゴルフツアー選手権2019の概要
開催日程
2019年8月22日(木)~8月25日(日)
開催コース
イーストレイクゴルフクラブ (アメリカ・ジョージア州)
賞金総額
なし
優勝賞金
なし
前年優勝者
タイガー・ウッズ(アメリカ)
ゴルフツアー選手権2019のルールと出場選手~まとめ
今回は、ゴルフツアー選手権2019のルールと出場選手、賞金、ポイントなどについて見てきました。
ゴルフツアー選手権2019は大きなルール(規定)変更があり、ハンディキャップ制が導入され、ゴルフツアー選手権2019までのフェデックスカップポイントは、すべてハンディキャップに反映されて消失します。
ゴルフツアー選手権2019の優勝者=年間王者となり、賞金の設定はなく代わってボーナスとして年間王者には1,500万ドル(約16億7,910万円)が出ます。
今回のルール(規定)変更でわかりやすくなったともいえますが、ゴルフツアー選手権1試合の比重が増したともいえます。
PGAとしても初めての試みだけに、どうなるのは見てのお楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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