新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれていたアメリカ女子プロゴルフツアーのメジャー第1戦、全英女子オープンゴルフ2020がスコットランドのロイヤルトゥルーンGCで8月20日~23日までの日程で開催されることになりました。
前年大会で42年ぶりに日本人選手として海外メジャー優勝を果たした渋野日向子選手は、堂々ディフェンディングチャンピオンとして出場します。
今回は、渋野日向子選手の順位とスコアなど全英女子オープン2020の結果速報、注目ポイントなどを見ていきたいと思います。
渋野日向子の全英女子オープン2020の結果速報
全英女子オープン2020も開催が決まり、ひと安心といったところですが渋野日向子選手にとってはどうしても実戦不足が気になります。
全英女子オープン2020までの出場試合は国内のアースモンダミン・カップ2020と出場を予定しているスコットランド女子オープンゴルフの2試合のみです。
アースモンダミン・カップ2020では予選落ちを喫しており、やはり不安を拭い去ることができないというのが本音ではないでしょうか。
しかし、他の出場選手も実戦が不足しているのは同様で、ある意味ではぶっつけ本番に近いような戦いになるともいえます。
しかも今年2020年は難しいリンクス・コースでの開催となることから、かなり波乱含みの大会になるように思います。
はたして、渋野日向子選手の全英女子オープン2020は、どんな結果になるのでしょうか?
渋野日向子選手の全英女子オープン2020の順位とスコアなど結果速報は、通算12オーバーの105位タイで予選落ちに終わりました。
渋野日向子の全英女子オープン2020の順位とスコア~2日目
渋野日向子選手の2日目の順位とスコアは、1バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの78でラウンドし、通算12オーバー・105位タイで予選落ちとなりました。
渋野日向子の順位とスコア:105位T +12(76・78)
Hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | OUT |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PAR | 4 | 4 | 4 | 5 | 3 | 5 | 4 | 3 | 4 | 36 |
Score | - | - | 〇 | - | △ | - | □ | △ | - | 39 |
Hole | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | IN | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PAR | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | 4 | 5 | 3 | 4 | 35 | 71 |
Score | △ | - | - | - | - | △ | - | △ | △ | 39 | 78 |
◎:イーグル、○:バーディー、-:パー、△:ボギー、□:ダブルボギー、■:トリプルボギー
渋野日向子の全英女子オープン2020の順位とスコア~1日目
渋野日向子選手の1日目の順位とスコアは、3バーディー、5ボギー、1トリプルボギーの76でラウンドし、トップと9打差の5オーバー・71位タイのスタートになりました。
渋野日向子の順位とスコア:71位T +5(76)
Hole | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | OUT |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PAR | 4 | 4 | 4 | 5 | 3 | 5 | 4 | 3 | 4 | 36 |
Score | △ | △ | - | ■ | △ | - | - | 〇 | - | 41 |
Hole | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | IN | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PAR | 4 | 4 | 4 | 4 | 3 | 4 | 5 | 3 | 4 | 35 | 71 |
Score | - | - | △ | - | - | 〇 | - | △ | 〇 | 35 | 76 |
◎:イーグル、○:バーディー、-:パー、△:ボギー、□:ダブルボギー、■:トリプルボギー
渋野日向子の全英女子オープン2020~組み合わせとスタート時間
渋野日向子選手の1日目の組み合わせとスタート時間は、ブルック・ヘンダーソン選手(カナダ)とアシュリー・ブハイ選手(南アフリカ)との組み合わせで、20日午後0時49分(日本時間午後8時49分)にアウトコースからスタートの予定です。
2日目の組み合わせとスタート時間は、1日目と同じ組み合わせで、21日午前8時9分(日本時間午後4時9分)にアウトコースからスタートの予定です。
🏆全英AIG女子オープン🏆
連覇に挑む渋野日向子選手のインタビューをお届けします😊
ディフェンディングチャンピオンとして臨むメジャーの空気感を心行くまで楽しんで欲しい🔥
渋野選手らしい思い切りのよいプレーに期待🏌️♀️日本時間⏰夜8時49分ティーオフ⛳️#WOWOW #渋野日向子 #LPGA #AIGWO pic.twitter.com/bwadT7cV2A
— WOWOWゴルフ (@wowowgolf) August 20, 2020
全英女子オープン2020の結果速報
全英女子オープンゴルフ2020の結果速報は、最終日を単独トップでスタートしたソフィア・ポポフ選手(ドイツ)が通算7アンダーで逃げ切ってツアー初優勝を飾りました。
女子ゴルフでドイツ人がメジャー大会を優勝したのは初めてとなります。
2打差の2位にはシダパ・スワナプーラ選手(タイ)、さらに2打差の3位にはミンジー・リー選手(オーストラリア)が入りました。
日本勢では最終日5オーバーの19位から出た上田桃子選手が4バーディー、ノーボギーの67でラウンドし、通算1オーバーでメジャー大会自己最高位の6位に入りました。
全英女子オープン2020の結果速報~最終日
優勝 -7 ソフィア・ポポフ
2位 -5 シダパ・スワナプーラ
3位 -3 ミンジー・リー
4位 -1 朴仁妃
5位 0 オースティン・アーンスト
6位 +1 上田桃子
7位T +2 キャロライン・マッソン、ジェニファー・ソング、アンドレア・リー、チョン・インジ
:
22位T +6 野村敏京、他
:
64位T +14 畑岡奈紗、他
全英女子オープン2020の結果速報~3日目
1位 -4 ソフィア・ポポフ
2位T -1 ミンジー・リー、シダパ・スワナプーラ
4位T +1 リンジー・ウィーバー、オースティン・アーンスト、キャロライン・マッソン
7位T +2 リディア・コ、エミリー・ペデルセン、クリスティン・ギルマン
10位T +3 シドニー・クラントン、ジェニファー・ソング、キャサリン・ハル=カーク
:
19位T +5 上田桃子、他
:
33位T +9 野村敏京、他
:
63位T +13 畑岡奈紗、他
全英女子オープン2020の結果速報~2日目
1位 -1 ダニエラ・ホルムクビスト
2位T 0 オースティン・アーンスト、ソフィア・ポポフ
4位T +1 ミンジー・リー、リディア・コ、エミリー・ペデルセン、リンジー・ウィーバー、シダパ・スワナプーラ
9位T +2 野村敏京、ネリー・コルダ
11位T +3 アンナ・ノードクイスト、ヌリア・イトゥリオス、リーアン・ペース、アレイナ・シャープ、イェリミ・ノ、メガン・カン
17位T +4 エリザベス・スゾコル、キャロライン・マッソン、キャロライン・イングリス、朴仁妃
:
52位T +8上田桃子、他
64位T +9 畑岡奈紗、他
以下、予選落ち
105位T +12 渋野日向子、他
116位T +13 河本結、勝みなみ、他
123位T +14 稲見萌寧、他
全英女子オープン2020の注目ポイント
続いて、渋野日向子選手の全英女子オープン2020の注目ポイントについて見ていきましょう。
注目ポイントは、2つあげられます。
まずひとつ目の注目ポイントが、2020年はディフェンディングチャンピオンとして出場するという立場の違いです。
前年は海外メジャー初出場で注目度がさほど高くない状態ということで無欲でのびのびとプレイすることができましたが、2020年はそうはいきません。
日本国内だけでなく全世界から注目されることになり、プレッシャーは相当なものになることが予想されます。
この状況に対して渋野日向子選手がどう対応するのかが見どころといえます。
そして、もうひとつの注目ポイントが、コースの違いです。
前年優勝した時の開催コースであるウォーバンGCは林間コースで、日本のコースに似た雰囲気があり日本人向きのコースといわれていました。
対して今年2020年の開催コースであるロイヤルトゥルーンGCは、趣がまったく異なるリンクス・コースで全英オープンゴルフらしいコースといえるでしょう。
コースとしての難易度も明らかに今年のほうが上なので、このリンクスで渋野日向子選手がどんなゴルフを見せてくれるのかも大きな見どころとなるでしょう。
渋野日向子選手もリンクスを想定して風対策の練習は行っているととのことですが、初めて体験するリンクスに慣れるまでは苦戦するのではないでしょうか。
メジャー連覇には乗り越えなければならない大きな壁が立ちふさがっており、前年より明らかに優勝のハードルが高いといえます。
渋野日向子選手には万全の準備をしてスコットランドに乗り込んで思もらえればと思います。
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全英女子オープン2020の開催コースについて~ロイヤルトゥルーンGC
ロイヤルトゥルーンGCでは、女子は初めての開催になりますが、男子の全英オープンはこれまでに9回開催されています。
ロイヤルトゥルーンGC開催の全英オープンゴルフでは日本ツアーで活躍していたトッド・ハミルトン選手(アメリカ)が、2004年に制しており、また最近の大会では2016年に優勝したヘンリク・ステンソン選手(スウェーデン)の最終日の猛チャージが記憶に残ります。
上述したように完全なリンクス・コースで、荒涼とした大地に風が吹けば難易度は一気に跳ね上がります。
名物ホールとしては、”ポステージ・スタンプ(郵便切手)”と呼ばれる全英オープンの開催コースで最も短い8番パー3とホール右側に鉄道の線路が走りOBになっている”レイルウェイ(鉄道)”と呼ばれる11番パー4があり、見た目にも楽しめるコースといえます。
リンクス・コースに関しては、こちらの記事をご参照下さい↓

渋野日向子の全英女子オープンゴルフ2020の結果速報~まとめ
今回は、渋野日向子選手の順位とスコアなど全英女子オープン2020の結果速報、注目ポイントなどを見てきました。
全英女子オープン2020は渋野日向子選手にとってはディフェンディングチャンピオンとして臨む大会で前年とは注目度が違います。
また、開催コースも前年の林間コースとは打って変わって全英オープンゴルフらしいリンクス・コースでの開催ということで難易度はさらに高まっています。
前年とはまるで違う大会の雰囲気もある全英女子オープンゴルフですが、渋野日向子選手がどんなゴルフをしてどんな結果になるのか注目が集まります。
渋野日向子選手の全英女子オープン2020の順位とスコアなど結果速報は、通算12オーバーの105位タイで予選落ちに終わりました。
優勝は通算7アンダーのソフィア・ポポフ選手(ドイツ)で、ツアー初優勝をメジャー大会で飾るとともに、ドイツ人女子初のメジャー優勝を達成しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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