アメリカ女子プロゴルフツアーのHSBC女子世界チャンピオンズ2022が、シンガポールのセントーサGCで開催されます。
新型コロナウイルスの影響により2020年大会は中止に追い込まれ、前年2021年は通常とは異なる4月から5月にかけて開催されましたが、今年2022年の日程やテレビ放送の予定はどうなっているでしょうか?
また、HSBC女子世界チャンピオンズは2008年から始まった大会ですが、過去の優勝者には日本の宮里藍プロの名前も刻まれています。
日本からも優勝を目指して多数の選手が出場することが予想されますが、HSBC女子世界チャンピオンズ2022の注目選手と見どころはどんなところでしょうか?
今回は、HSBC女子世界チャンピオンズ2022の日程とテレビ放送、注目選手、見どころなどについて見ていきたいと思います。
HSBC女子世界チャンピオンズ2022の日程
HSBC女子世界チャンピオンズ2022は3月3日(木)~6日(日)の4日間の日程で、シンガポールのセントーサGCを開催コースとして行われます。
HSBC女子世界チャンピオンズは2008年からシンガポールで開催されていますが、2020年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、今年2022年が14回目の開催となります。
開催コースは当初はタナメラCCでしたが、2013年からセントーサGCに移って現在に至ります。
出場選手は世界ランキング上位20名や昨シーズンの優勝者、主催者推薦など66名に限られ、競技は4日間72ホールのストロークプレーで予選カットはありません。
ビッグスコアの出るコースでもあり、過去にも劇的な優勝が何度も見られた大会です。
はたして今年2022年は、どんな結果となるでしょうか?
HSBC女子世界チャンピオンズ2022の日程と開催コースなど概要は、以下の通りです。
HSBC女子世界チャンピオンズ2022の日程・開催コースなど概要
開催日程
2022年3月3日(木)~3月6日(日)
開催コース
セントーサ・ゴルフクラブ セラポンコース(シンガポール)
賞金総額
170万ドル
前年優勝者
キム・ヒョージュ(韓国)
日本人出場選手
畑岡奈紗、笹生優花、古江彩佳、渋野日向子、上田桃子
スポンサーリンク
HSBC女子世界チャンピオンズ2022のテレビ放送
HSBC女子世界チャンピオンズ2022のテレビ放送は、WOWOWで4日間全ラウンド、生中継が予定されています。
詳しい放送スケジュールは、以下の通りです。
HSBC女子世界チャンピオンズ2022のテレビ放送:WOWOWライブ
1日目 2022年3月3日(木) 午後0:30~午後5:45(生中継)
2日目 2022年3月4日(金) 午後0:30~午後5:45(生中継)
3日目 2022年3月5日(土) 午後0:30~午後4:30(生中継)
最終日 2022年3月6日(日) 午後0:30~午後4:30(生中継)
※放送時間は変更になる場合があります。
HSBC女子世界チャンピオンズ2022のライブ配信
HSBC女子世界チャンピオンズ2022はテレビ放送の他、インターネットによるライブ配信も予定されています。
ライブ配信するのは、WOWOWの動画配信サービス「WOWOWオンデマンド」とPGAツアーのライブ配信も行っている「GOLFTV」です。
「WOWOWオンデマンド」は、加入者なら追加料金なしでテレビ放送と同じ時間帯で視聴することができます。
利用方法は、まず「WEBアカウント登録」をしてWEBアカウントを取得したのち、ログインして視聴します。
WOWOWオンデマンド利用方法
①「WEBアカウント登録」
メールアドレス、加入者番号またはB-CASカード番号/ACAS番号
WEBアカウント新規登録ページ → WEBアカウント新規登録ページ
②ログイン
ログインできないときは → WOWOWお客様サポートページ
また、「GOLFTV」の視聴には有料(月額1,000円~税込み)の契約が必要となりますが、多くのツアーを長時間楽しむことができます。
「GOLFTV」の詳しい配信スケジュールは、以下の通りです。
GOLF TV
1日目 2022年3月3日(木) 午前11:30〜午後4:30(生中継)
2日目 2022年3月4日(金) 午前11:30〜午後4:30(生中継)
3日目 2022年3月5日(日) 午前11:30〜午後4:30(生中継)
最終日 2022年3月6日(月) 午前11:30〜午後4:30(生中継)
「GOLF TV」の視聴や料金など詳細は、こちらからどうぞ↓
「GOLF TV」
※配信時間は変更になる場合があります。
HSBC女子世界チャンピオンズ2022の注目選手と見どころ
HSBC女子世界チャンピオンズ2022の出場選手の中でも注目選手としてあげたいのが渋野日向子選手です。
昨シーズンは国内ツアーで久々の優勝もありましたが、海外志向の高いモチベーションがあり、2022年シーズンはいよいよアメリカツアーに本格参戦します。
近年はアプローチのバリエーションとともにスイングの改造に重点的に取り組んできました。
トップの位置で右手が右肩より上にいかない石川遼選手のようなフラットなスイングへの変更ですが、左へ行くボールが時折見受けられることからどこまで仕上がっているのかが気になるところです。
はたして、新しいスイングがどこまで完成されているのかを第1の見どころとしてあげたいと思います。
もうひとつの見どころがパッティングです。
いつも強気にオーバー目に打つのが印象的な渋野日向子選手のパッティングですが、これが今シーズンもできているのかも注目ポイントといっていいでしょう。
世界のトップ選手でもパッティングがジャストタッチになってから入らなくなったケースも少なくありません。
パッティングで妙に距離を合わせることなく強めに打てているかどうかを第2の見どころとしてあげたいと思います。
もともと渋野日向子選手は距離を合わせて入れるタイプではないだけに、ここはかなり重要ポイントとして注目したいところです。
その他の日本人選手としては、畑岡奈紗選手、笹生優花選手、古江彩佳選手のアメリカツアー組に加えて、上田桃子選手も出場を予定しています。
スポンサーリンク
HSBC女子世界チャンピオンズの歴代優勝者と開催コース
続いて、HSBC女子世界チャンピオンズの歴代優勝者と開催コースを見ていきましょう。
歴代優勝者の顔触れを見ると、以前は国際色豊かで日本ツアーからの優勝者も生まれ、2010年には日本の宮里藍プロが優勝を飾っていますが、その後はアメリカ勢、そして近年は韓国勢の強さが目立っています。
最多優勝回数はインビー・パーク選手(韓国)の2回で連覇記録はまだありません。
開催コースは、2008~2012年まではタナメラCC、2013年以降は現在のセントーサGCに定着しています。
いずれもシンガポールのコースです。
HSBC女子世界チャンピオンズの歴代優勝者と開催コースは、以下の通りです。
HSBC女子世界チャンピオンズの歴代優勝者
2022年 ?
2021年 キム・ヒョージュ(韓国)
2020年 新型コロナウイルスの影響により中止
2019年 パク・ソンヒョン(韓国)
2018年 ミシェル・ウィー(アメリカ)
2017年 インビー・パーク(韓国)
2016年 ジャン・ハナ(韓国)
2015年 インビー・パーク(韓国)
2014年 ポーラ・クリーマー(アメリカ)
2013年 ステイシー・ルイス(アメリカ)
2012年 アンジェラ・スタンフォード(アメリカ)
2011年 カリー・ウェブ(オーストラリア)
2010年 宮里藍(日本)
2009年 申ジエ(韓国)
2008年 ロレーナ・オチョア(メキシコ)
HSBC女子世界チャンピオンズの歴代優勝者と開催コース
2013年~ セントーサ・ゴルフクラブ
2008~2012年 タナメラ・カントリークラブ
スポンサーリンク
HSBC女子世界チャンピオンズ2022の日程とテレビ放送~まとめ
今回は、HSBC女子世界チャンピオンズ2022の日程とテレビ放送、注目選手、見どころなどについて見てきました。
HSBC女子世界チャンピオンズ2022は3月3日(木)~6日(日)の4日間の日程で、テレビ放送は全ラウンド、WOWOWで生中継が、ライブ配信は「WOWOWオンデマンド」と「GOLFTV」で予定されています。
HSBC女子世界チャンピオンズ2022の注目選手は渋野日向子選手で、フラットに変えたスイングとパッティングを見どころとしてあげたいと思います。
歴代優勝者はここ数年は韓国人とアメリカ人の優勝が目立ちますが、2010年の宮里藍プロ以来の日本人選手の優勝を期待したいところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント